第62話 超時空要塞マクロス その4 ダイダロス・アタック編

 ということでマクロス語りも4回目。ところが、まだデストロイドも語っていないという(笑)。間違いなくゴッドマーズを超えてガンダム以来の回数になりますね(笑)。ということで、今回はマクロスの続きとデストロイドを語ろうかと思うので、サブタイはその両者と関係した必殺技がそのまま使われている第6話サブタイからいただきました。


 さて、私がバルキリーを差し置いて買ってしまったマクロスの玩具ですが、これがまた非常にできが良かったんです!


 かなりビッグサイズの玩具でした。確か四千円前後だったバルキリーに比べると五千円以上したという記憶があります。そして、全身プラ製なのに結構頑丈でした。変形機構に関係する部分などの肝心の部分はダイキャストを使用していて、大きさと相まって重量はかなりありましたね。


 そのためか、遊び倒した割には損傷が少なかったですね。もう、ある程度大きくなっていたというのもあるかと思いますが、いかにも折れやすそうな肩のレールキャノンも最後まで健在でした。ブリッジ(頭部)のアンテナなどはゴム製で壊れにくかったですし。


 プレイバリューもかなりありました。アニメの設定に忠実な完全変形を実現していました。また、カラーリングもほぼアニメに忠実。そして、プロポーションも当時としては非常に良かった。艦体表面の凹凸やモールドなどもかなり綿密に作られていました。


 唯一、脚部を伸ばしたときに胴体側面にダイキャストが露出するのですが、難点はそこくらいでしょう。たぶん、今日レベルで見てもかなり良いできだと思います。


 その一方で、玩具的なプレイバリューも追求してたんですね。要塞艦状態のときに、艦体下面から車輪を引っ張り出して、転がして遊ぶことができます。ただ、この車輪は通常は格納されていて、むき出しにはならない。表面に溝はできますが、全体のフォルムを損なう形になってないんですね。


 あと、バルキリーや無人艦載機とかのミニチュアも付属していて、プロメテウスやダイダロスのカタパルトから射出できます。っても、あんまり上手く飛んでくれないんですが(笑)。さすがにミニチュアの方は彩色されてないです。


 あと、艦首のバスターキャノンの先端からミサイル発射可能なんてアニメ本編にはない玩具ギミックも付いてました。ただ、これもフォルムを損なうほどではなかったので気になりませんでした。


 また、ダイダロスとプロメテウスは切り離すことができて、単体の軍艦としても遊べました。こいつらも艦体下部に車輪が埋め込み式で付いていて転がして遊べたなあ。要塞艦に接続した状態だと、艦体下部が接地しないので、完全に単体で遊ぶ用の車輪でしたね。


 惜しいのは、ダイダロスやプロメテウスを切り離すと、本体に接続部が残ってしまうこと。一応折りたためたのですが収納まではできなかったので、ダイダロスやプロメテウスを接続前のマクロスは完全再現できてなかったという。


 このように、玩具としてのできが非常に良かったので、バルキリーではなくマクロスを買って後悔はしませんでしたね。何より、バルキリー持ってる友人は何人かいましたけど、マクロス持ってるのは私だけでしたから(笑)。


 さて、そのマクロスにはバルキリー以外にデストロイドという陸専用ロボも搭載されているという話は前に書きました。ほかにも無人戦闘機「ゴースト」とかも積んでるようですが、ぶっちゃけ作中での印象はほとんど無く、二次資料で画像見ただけです。


 このデストロイドがまたカッコ良かったんですねえ。何種類かバリエーションがありましたが、私は「トマホーク」と「モンスター」が好きでした。


 この「トマホーク」というのは、両腕がデカいビーム砲になっているデストロイドで、ぶっちゃけ戦車のイメージです。ほかに胸にミサイルを内蔵してたり、腹部に複数の小型砲が装備されてたり、頭部に機銃が装備されてたりします。その上、肩にもミサイルを積んでるなど、非常に武装が多いという印象がありました。


 そして「モンスター」というのは、名前のとおり化け物みたいな大きさをしていて、背中に四門の大砲を背負い、両腕は三連装ミサイルランチャーになってるという火力の塊のようなヤツでした。用途としてはつまりガンタンクなんですが(笑)、「デカい」「砲撃力が凄い」という部分でガンタンクとは大違い(笑)。ちょっとWiki調べてみたら、こいつの背中の大砲は四十センチ砲だそうで、つまり口径だけで言うなら日本帝国海軍の長門ながと級戦艦やアメリカのアイオワ級戦艦と一緒!(爆)


 ……何か、火力オバケが好きだったり、戦闘機じゃなくて戦艦のロボを買っちゃうあたり、当時の自分の大艦巨砲主義が見え隠れしてるようですが(笑)、このあと海軍派になってウォーターラインシリーズの戦艦プラモとか買い出すようになる下地はこの頃からあったんでしょうね(笑)。


 ということで、今回はここまで。ああ、まだデストロイド二種類しか語ってないよ。次回はデストロイドの残りと敵ロボについて語れればと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る