相反する感情の行方

嘘じゃない

僕はきみが大好きで

同じくらい大嫌いなだけ


独占欲でイライラするくらい

きみが大好きで

きみを誰にも渡したくない


滅茶苦茶に壊したいくらい

きみが大嫌いで

狂暴な気持ちが止まらない


矛盾だらけの僕の気持ちは

理解できないだろう?

きみには


僕にも、わからないんだ


きみの才能も性格も何もかもが

僕には眩しくて

奇跡のような出逢いに感謝したのに


その、すべてが

僕には無いきみのすべてが

目の前から消えてくれたらと


苦しくて苦しくて苦しくて

僕は僕がわからなくなる

わからないんだ


大好きなきみ

大嫌いな、きみ

守りたいのに壊したいきみを


ねぇ、どうしたらいい?


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