少年期
きみという事象は
僕の中で輝くひとつの結晶
美しく輝いて
眩んだ目には遠い存在と化す
硬質の純粋さを閉じ込めて
少年期特有の刹那を反射する
細波のごとき動揺を隠し
微笑む瞳の奥に宿る真実を
七色のプリズムに変える
涙の魔法に白い頬は幽かに青褪め
儚い現実を紡ぎ出す
きみの吐息
ああ、その横顔の憂いさえ
気高く穢れなき魂を輝かし
罪深い僕の胸を貫く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます