bad end
僕たちは別々の人間だから
喧嘩も出来る
仲直りも出来る
互いの悪い所も解る
互いに良い所を讃え合える
僕たちが同じ人間だったら
語り合うことも
分かり合うことも
励まし合うことも出来ず
ただ孤独だっただろう
僕たちは
寂しさを抱え
何かを探しあぐねて
答えを求めるように
互いを見つけた
出逢いが偶然を装う必然だとしたら
この結末は当然だったのだろうか
きみという輪郭を辿り
ひとつになりたいと願った僕の
狂気が終わりを告げる
僕たちは別々の人間だから
僕はきみになりたかった
きみの痛みを苦悩をすべてを
消し去ることを願ったんだ
心から…
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