孵化
親友という立場で保険をかける
きみの打算には気付いていた
いつか必ず破綻するということも
僕には見えていたんだ
浅はかな企みなんて
最初からしなければ良かったんだよ
僕は最初から掛け値無しで
きみを信じることも出来たんだ
計算では割り切れない感情がある
予測出来ない
きみは解らなかったんだね
僕の心にある闇を
見せてあげよう
知らしめてあげよう
きみが招いた愚かな事態を
贖う罪の大きさを
僕が跳んだ空の色は
きっときみが見る血海の
それすら打算の結果だと笑わず
せめて後悔くらいはしてね
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます