第5話ルトハブ町(ルトハブ第1章)

俺は転んだ場所からルトハブ町へ向かう、離れて見ると、とても広くて大きい町に見える。

「行くか。」

俺は走って町へ向かった。・・・後10分ほどで着くと思ったけど、あっという間に着いた、俺は町に入る前に呟いた。

「歩いて行ってもすぐ着くのね。」

何だか不思議だ、あれだけ離れてたのに・・・、時間がたつって早いんだね。

「まずは中に入ろうか、入ったらまずは町の周りを歩いてみるか。」

これだけ広ければ、お店なんて何でもあるだろう、もちろん武器、防具なども。

でもいくらかかるんだろ?村長からもらったお金で足りるのだろうか?多分足りないと思う、だって武器防具言っても売ってるものは全部高いだろう、一番安くても2000Gはかかる、防具は武器より高い多分2000Gどころか5000Gくらい・・・。でも諦めるわけにはいかない、勇者になるんだから。

「そんなことより早く入ろう、今は武器や防具の事は悩まず、体をしっかり休めないとな。」

俺は町へ入る。人がたくさんいた、話していたり、小さい子供が遊んでる、それから俺みたいに違うところからきた旅人もいた。

「この町が好きなんだな、違うところ来た奴らもめっちゃおるし、俺は初めて来たんだから、分からないぜ・・・。」

すぐそこには、大きい噴水があった、ライトもついていて綺麗だ、教会もあった、中に入ると神父とかもいるんだろうな。とりあえず今は教会に用事がない、まずは宿を探さないと。・・・歩き回ってみたが見つからない、人がたくさんいて通りにくい。

「ちくしょう!目印になるもんくらい作ってたてておけよ!!」

俺は怒鳴った、怒っていても何の意味もない、どこかにある、絶対に、旅人も来てるんだから宿がないなんて考えられない、なんとしても見つけねば・・・。

いや、待てよ?人に聞けば宿があるかどうか分かる、もしかしたら案内もしてくれるかもしれない。俺は近くの人に訪ねた。

「すみません、ここに宿ってありますか?自分旅人の者でありまして・・・。」

「ありますよ、ここからだとすぐ着きますよ、よければ案内しましょうか?」

よっしゃああああああああああ!うおおおおおおおおおおおおおおお!

「すみません、ありがとうございます。」

周り中人だらけだがすぐ着いた。

「ここです。」

「ありがとうございます。」

「いえいえ、それでは失礼しますね。」

「はいー。」

俺はすっきりした気分になった、そして宿に入る。

中はとっても涼しい、どうやら冷房をかけているようだ今は暑い季節だからな。

目の前に受付カウンターがある、あそにいけばいいのだろうか?

「いらっしゃいませ、こちらへどうぞ。」

スタッフが俺に声をかける、俺は受付カウンターへいく。

「1泊100Gですが泊っていきますか?」

俺は少し考えた。

「・・・では、まずは1泊お願いします。」

村長からお金をもらったんだ、いったいいくらもらったんだっけもらったとき計算しておけばよかった、バックから財布を出す、一応1泊分のお金は足りていた。俺はお金を出した。

「それでは、鍵をお渡しします、219号室です。」

「はい。」

俺は鍵を受け取りエレベーターで219号室へ向かう、部屋に入ったら2時間ぐらい寝よう、夜も外に出るんだから。エレベーターの上行きボタンを押す、扉はすぐ開いた、どうやら今使ってる人はいないということだろう。エレベーターの中に入る。

中には部屋の案内も壁に貼ってある。1Fフロント、2F100~130号室、3F131~161号室、4F162~192号室、5F193~223号室、6F224~254号室、7F255~267号室。

「ずいぶんと部屋がたくさんあるんだな、そりゃそうだろ、結構人いるんだからよ、えーと5Fだな。」

俺は5Fボタンを押す、扉が閉まり、エレベーターが上に上がる。

2・・・3・・・4・・・5!

「着いた。」

扉は静かに開き俺は出る。

193~213号室は右に。214~223号室は左に。

俺は左にいき部屋の番号を見ながら歩く。

「217、218、219あった。」

俺は鍵を使って扉を開けた、するとガチャという音がしてドアノブを回して開ける。

もう疲れてるからベッドで横になりたい。コートを脱ぎ荷物を荷物かけに。

中はベッドが一つ置いてあった。俺はベッドに向かって飛び込む。

もうぐっすりと寝てしまったのだ、2時間経っても寝ていた、どうやらかなり疲れが溜まっていたんだ・・・むにゃむにゃ・・・。

・・・・。・・・・。俺は目を覚ました、壁に時計があったことに気づき現在の時間を確認する。

「えっ!?今朝の8時!?しまった!2時間寝てそのあと夜にでるという予定だったのに、寝すぎてしまった!」

昨日は夕方の18時に寝たのだ、どうやらかなり寝ていたようだ。

俺は急いでバッグを持って部屋から出る。鍵をかけ1Fに行く。

「おはようございます。」

「鍵を預かってくれませんか?」

「かしこまりました、いってらっしゃいませ。」

俺は宿に出た。そしてここに剣士の試験を受けるところがある、俺はそこへいく、今度は迷わずすぐ着いたのだ。

「よっしゃ!いくぜ!」

俺は中に入る。

第5話終わり

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