第3話ルトハブ町へ・・・(前編)

「うぅ、暑い・・・。」

もう猛暑だ・・・。歩いてるだけですぐ汗がでる。

でも、俺は勇者になるって決めたんだから暑さに負けてたまるか!

って言っても喉が渇いてて歩けそうにない、さっきしっかりと水分補給したのに。

でもまだ耐えれる。

もうそんなこと考えるのはよそう、もっと喉が渇きそうだ。

「あれ、何だろう?」

何か見える、俺は走って向かった、・・・それは通り道だった。

木で出来ている看板もたててあった、その看板にはペルウム東草原と書いてある。

「なるほど、ここを通れば東草原にいけるんだな?」

そして俺は東草原へいける道へ通った。

暫く歩いてるとようやく道を抜けた、どうやらペルウム東草原に入ったようだ。

「やっと着いたか・・・・、・・・ん?」

奥に何か見える、気になるから行ってみるか、もうひと頑張りだ、俺は気合を入れ、また歩き始めたがでもすぐ着いてしまった。

それは、テントがいくつもはっていた、もちろん人もいた、どうやら商売をするためにテントをはっているんだ。でもどんな商売をしているんだろう?

あたりを見回すと、ドリンクや薬の販売、飲食屋などのサービスを実施しているようだ。薬を買ったり食べ物を頼んでいる旅人も3,4人ほどいた。

ドリンクの販売?待てよ?ひょっとしたら・・・

「ここで飯にしよう、飲料水も沢山買っておかなきゃな。」

助かった、助かったぁ・・・

俺は500mlの飲料水を3つ買った。一つ50G 50×3=150

その後ペルウムステーキという美味しい肉を頼んだ。

650G

ペルウムステーキは何回も食べたことがある、俺はペルウム村で生まれたから食べれたんだ。特徴はこんな感じ、食べやすい!綺麗に焼けてる!ソースもかかってる!とても人気があるらしい。きっとルトハブ町にもあるだろう。

ようやく俺が頼んだペルウムステーキができた、さーてお味は??

「柔らかくて食べやすい、うめぇ!旨すぎて感動するぜ!!」

もぐもぐもぐ、まだおかわりしたい、でもそういうわけにはいかない、食べ終わったらすぐルトハブ町に向かわなきゃいけない、夕方までには着くようにはしないと。

・・・美味しすぎてゆっくりと食べてしまった・・・うっかり気を取られてた、急がないと

「ごちそうさま!!」

俺はトレーと食器を返却口に出して、急いでルトハブ町に向かった・・・。

3話終わり

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