勇者KILER.1
KILER.
第1話昔の始まり
※第1話は幼い頃です。
「KILER.!起きなさいよ!」
メニは寝ているKILER.の布団を持ち上げた。
「うわあ、寒い寒い寒い!寝させてよ。」
「ダーメKILER.は寝すぎよ、毎日夜遅くまで起きてるから朝は遅めに目が覚めるのよ」
彼女の名前はメニ僕と一緒に住んでる友達だ、メニは僕と同じペルウム村に住んでるんだ、今は二人で生活している。そして僕の名前はKILER.(キラー)昔から勇者になりたいと願っていてほぼ毎日一人で練習している、練習はダンボールで剣を作って振り回し10回や攻撃などやっている、今はだいぶ上手になってるんだ。さて、自己紹介はここまでにして・・・。
僕はこれ以上メニに言われたくないからベッドから起き上がり洗面所へ向かった。洗面所に着きまずは髪を整形する。
「あ・・・髪が・・・」
僕の髪はもしゃもしゃだった、手を水で濡らして髪に触れる、それが終わったらクシで整える。
「よし、後は洗顔だな。」
顔洗いを済ませ、その後着替え朝ごはん歯磨きも済ませて僕は外に出て練習をする。
「はアァァァァ!!」
「まだ力が足りないな、なら力をためて決めてやる!」
うおぉぉぉぉぉ!!
「てりゃあああああああああああああ!!!」
果たして決まったのか?決まらなかったのか!?
果たして?・・果たして・・・・!
「・・・・・・・・、今の前より上手くなった・・・。」
「やったー!!!!」
とても嬉しい、嬉しい。その時!
「きゃああああああああ!」
突然後ろから誰かの悲鳴が聞こえた。僕は練習をやめ何があったのか村を走り回った。
広場にいってみたら、誰か倒れている。
まさか、メニか?!!!
「メニ!メニ!」
しかし返事がない、どうしたんだ?大声を出しても起きない。
「メニ・・・メニィィィィィィィ!!!!」
メニは何者かに命を奪われたんだ、僕は泣き出した。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!嘘だ、こんなの嘘だ!うぅ・・・」
あの悲鳴が聞こえたときそのときメニを誰かが襲ったんだ!
泣き続けた僕は周りを見ると他の人が7,8人ぐらいいた。
「KILER.泣くのはやめて!一旦集会所に行きましょ。」
他の人が僕に声をかけてくれた。
「嫌だ!メニのそばにいたい、そばに・・・!。」
「な、何をする?・・・離せ!離せ!!」
他の人達が僕の手を強く掴み、無理やり集会所に連れていくようだ。
僕は文句を言った。
「離せよ!離せ!俺はメニのそばにいたいんだよ!どうしようと俺の勝手だろ!」
だが返事をしてくれない、どうやら無視をしているようだ。その後僕は抵抗をしたがそれでも集会所に連れていかれた。
集会所に入りもう抵抗をしたり文句を言う気分ではなかった。いったい何をするんだろう・・・
「KILER.君まずは落ち着きなさい!君の気持は分かる。いったい何があったか教えてくれ。」
「メニが悲鳴を上げて僕はいった。でもメニは生きていなかった。」
「・・・なるほど。・・・・・KILER.君私と一緒に暮らさないか?君一人で生活なんて無理だろ?」
それもそうだ、でもどうしよう、そうなってしまったら僕の家で暮らせない。
「そうしたいけど、でも僕の家をほったらかしにするわけにはいかない。」
「そういうわけにはいかないんだよ。君はまだ10歳にもすらなってないだろ、だからメニと暮らしてるんじゃないか!メニは18歳だからな、・・・でもメニがいなくなったら君一人で生活していけるのかね??」
「・・・・・・・・・・・・。」
「できないだろ?君の家のことに関しては私が考えておく、だから私と一緒に暮らそう。」
もうそうするしかない。
「分かったよ・・・。」
こうして僕は村長と暮らすことになった。
そして4年後
「俺は旅にでる、メニの仇を討ちたい絶対に!!」
俺はペルウム村に出ていき旅が始まっていった・・・。
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