せっかくだからホラー制作についてまた考えてみる

 今回は久々の駄弁りのはずでした。

 一応書いておきますと、わたくしの場合、一度駄弁り路線に入りますと復帰がとても難しく、この駄弁りモードに初めて入った時にも

『またやっちまった!>< もうテーマを決めて書けないかも』

と軽く絶望したものですが、ところがどっこいしょ(『〇きなり!はっぴぃベル』から椎〇さん)、その後にもきちんとテーマを決めた回にはそれについてしつこく話しています。

 人間って、変われるのね。


 さておき、まずはホラーを書きたいと言いつつもなかなか書き出せない事でも話しましょうか。前回思い付いた結論から先に進む様な建設的な締めにしたい所です。

 ホラーを腰を据えて書くにあたって、まずはどういう路線の怖さを描くのかを決めなければ書き出せませんので、それを決めます。

 個人的に裏社会系の所謂実話〇〇と付くジャンルはこれまでの肉体労働系の職場でしばしばそういうのがいて、自慢話を聞かされるだけでもかなりうんざりだったので、書きたくありません(何故かホモホモしい嫌がらせも多かった)。つまる所、そういうのは反省する見込みのない歩く害意とでも言うべきいじめっ子と被害者の話です。私は後者でしたが、ある時反撃した所、喧嘩両成敗扱いで、先生や警察にこっぴどく注意された経験がありまして、

『何が正義だ道徳だ警察だ、加害者だけが得する社会じゃねえかふざけんな馬鹿野郎』

と思う様になりまして、警察に注意された例では、その対応の理不尽さに、遂にうつ病を発症してしまいました。好きな人も、骨を埋めたいと思った仕事も、親友も全て奪われて丸裸さ! げはははは!! 奴ら絶対に許さ……はっ!Σ(; ・`д・´) 気付けば恨み言を書いている!! そんなつもりではなかったのに、この科学の発展した現代に一体何故、どうして!? お、恐ろしい……!><

 やめやめ。生きた人間の怖さは多数の人が流麗な筆致で書き記しているのでそういうのはお任せしたいのです。なので、某所で

『ネトラセグルメ』

という、そういうのも時折現れる話(それだけでは気が滅入る一方なのでそれ以外の要素を沢山入れてます。劇中の最強の権力は警察です)を書いていますが、それ以外では考えたくないなと。


 個人的に描きたいホラーというのは、やはり超常現象でしょうか。

 土地がいわく付きだとか(出来れば廃墟が望ましいです)。

 解くべきではない封印を解いてしまったらえらい事になってしまったとか。

 P.O.V.形式(カメラ視点オンリーで、カメラの向こうで起きている事はこちらからは登場人物の説明やリアクション以外では分からない、という手法)で、ある場所に踏み込んでみたら全滅したけれど、映像がかろうじて見つかっただけで、遺体も見つかってないとか。

 そういう、今となっては結構出がらしになっているネタが好きです。少し前に、タイトルは忘れたのですが、そのP.O.V.形式で面白いサスペンス作品がありまして、

『この方式もまだまだいけるなあ』

と思ったものです。ただ、

『気付いたら友人(もしくは他人)と一緒にどこかに閉じ込められていて、そこからデスゲーム』

というのは星の数ほど書かれているので、出がらしですが、チャレンジはしたくないです。ゲーム形式で盛り上げられる様な脳味噌もないので(; ・`д・´)(必要なら調べますが)


 はてさて、以前このテーマについて考えた時に

『ミステリー形式でストーリー展開を考えればいい』

という事が判明したので、それで何かないかなと思い返した所、こちらにもアップしている『憎悪憤怒血涙散る空』がそれでした。

 何だ、もうやっているじゃん!Σ(; ・`д・´) しかも、反応があまりないので、成功なのかどうかは判断が難しい所です。なので、それはひとまず置いておいて、次の話を考えましょう。物事への挑戦は前向きに行いたい私です。

 どうしたものかなあ……事件形式で語るのは決定として、思わせぶりな台詞を吐く謎の人物の投入も楽しいので是非やりたい。

 いっその事、

『色々な作品のオマージュも取り入れる』

というスタンスで作った方が楽かもしれませんね、話を作る上で。

……ん? ひとつ気を付けないといけない例を思い出しました。みんな大好き『〇にも奇妙な〇語』の特別編(確か劇場版)で、

『複数のある場所限定の怪談を混ぜたせいで、完全にそれらの話を一つも知らない人しか楽しめないものになっちまった』

という恐ろしい例があるのです。

『これでOK出した奴はさあ……もう、何だろうな、ははは、まあ、クビでいいんじゃないっすか? 視聴者舐め過ぎwww』

というくらい酷い代物が出来たんですよ。ああはなりたくないです。しかもそれらをその番組で何回もそれぞれの話として放映しているというね。そちらを見た方が怖いという。

『誰か気付く奴いなかったんかい! 制作側、というかOK出した奴らは怪談素人揃いか!!』

っていう。

 他にもかつて買って読んだホラー小説の本(出だしに引き込まれてしまいました)で、

『この話で取り上げられているパターンは古典にも程があるんだが、新人賞を取れてしまう訳なのかい』

というケースがありました。フォークロア(都市伝説も含みますが、そういう寓話の事)でよくある、

『突如、私の日常を脅かす何者か。しかし、調べて行く内に意外な事実が!』

というパターンと言えば、分かる人はもう分かると思います。あのパターンにはいくつかの結末がある訳ですが、ちょっとお話を読む人なら知ってる様な結末がほとんどです。その一つが、何と新人賞として本になってたんですね。何のひねりもないオチのままの奴が! 新書サイズで!!(特に新書サイズに憧れとかはないが)

『それで賞を取らせた連中は紛れもなくホラーについて語る資格はない』

と思いましたし、その本も地べたに叩き付けたくなりました。

 うーむ、するとこれが気を付けるべき目安になりますね。

 他に何か、私が怖いと思うものを挙げてみるとしましょう。うーん。

・高層建築物(夜の団地とか)

・誰も歩いていない、土地が余ってる場所

・初めて訪れる会社(というか、職場ですかね。出来ればデスクワーク寄り。賑やかでない方が望ましいです)

 この三つの場所を絡めて舞台を作る方が、作者の妄想が膨らみそうでいいですね。となると、賑やかな駅前から離れた場所、もしくは郊外が舞台か。


 今回はここまでとして、次回考える時に、また進めたいと思います。

 ではまた(`・ω・´)ゞ

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