せっかくだから世界観設定について考える
異世界ものがまだまだ取り上げられるテーマとして全盛の様子です。私としては読んで面白ければOKなので、読む時に避けていたりとかはしないのですが、
『あっ、やべー、具体的なタイトルも作者名も忘れちまった! 主人公及び周辺人物の名前すら浮かばねえぜ!!
何だっけ、異世界でアレをこうする話なんだが……どうやって検索したものか……』
となるのがちょっと怖いかなと。今の所はそれが発生していないのでありがたいのですが、
『この前検索したアレ、何だっけか……』
という流れからそうなる可能性は低くないので気を付けたい所。
思えば、ファンタジー=異世界、という流れになって久しいのかもしれません。私も昔は『ドラゴ○マガジン』とかを毎月楽しみにしていました。20年前になるのか。その頃は、『魔法戦士リウ○』や『スクラップド・プリンセ○』とか『フルメタル・パニッ○!』とかを楽しく読んでいました。ワクワクして読んでましたよ。特筆すべき点として『フルメタル・○ニック!』の短編集からお笑いを学んだと言っても過言ではありません。
さておき、当時は『現代学園+ファンタジー』という組み合わせが来ていたみたいで、異世界ものは少なかったですね。あるとしても、今回タイトルで挙げた世界観設定ががっちり決められているものがほとんどを占めていた記憶が。
前述の『現代学園+ファンタジー』が多かった事についての考察みたいなのがありまして、それによれば
『現代学園とする事で、およその世界観を考えなくていいからでは』
という意見が挙げられており、えらく納得した覚えがあります。
『異世界から現れた異性と、こちらの世界での異性の攻防の間に挟まれる俺が主人公だ』
という設定の作品(ハーレムになるかは作品次第)もちらほらあった気がしますが、世界観設定というものの大変さだけに注目すれば、
『とにかく今すぐ書きたいんだうわああん!』
という激情に身を任せている感じの人にとっては喉から手が出るほど欲しい舞台かも分からんね、と思います。
『YOUの経緯はどうなんだ?』(『ト○ック』の上○次郎風に)
という疑問がある方もおられるかもなので、箇条書きで経緯を載せておきますね。
・趣味と表現方法として漫画を描いていた。『AKIR○』に多大な影響を受け、定規でやたらと背景を描いたりしていた。その頃、小説では星新○先生のショートショートを読み耽っていた。
・他には『赤○のアン』のアニメが早朝から放映されていたので、そちらも見つつ、原作の小説を読んでいた。『ア○の青春』まで読んだが、彼女が成長するにつれて、少女期の頃の友人達から離れていく流れが非常に辛くて、そこから読めていない。
・その後に
『『バジ○スク~甲賀忍法帖~』でお馴染みの』
と言えば分かる人も多いかもしれないと思われる山○風太郎忍法帖シリーズに出会い、ドハマりする。忍者物を書くにあたっての理想に出会えた感じがした。
・漫画から小説に、作品を描く上での媒体をシフトする。理由は絵を描くより文章を打ち込む方が早く、イメージが消えずに済むから。PCで打ち込むという方法がなかったら行き詰まっていたと思う。
・テレ○ーダイの時代になる。個人サイトを作るのが流行り、そこに自作小説を仕上げて置いておく様になる。
・『ひ○らしのなく頃に』が登場。ドハマりし、二次創作を書きまくる。
・『ひぐらし』熱と作品の波が作品完結に伴い、落ち着く。『シュタインズ・○-ト』が登場し、ドハマりする。
・それも落ち着いて、『小説家になろう』などが出て来て、今に至る。
そんな感じです。今、こちらのサイトにアップしているのは、かつて書いたものがほとんどで、順序としては
忍法帖シリーズ
↓
三人娘シリーズ
↓
ショートショート
↓
脳髄裂く花々シリーズ
という順番で書いて来ています。
こうして振り返りますと、私もあまり異世界ものは書いてません。特にネタばれでもないので明かしますが、『脳髄裂く花々』も、現代が元々の舞台です。
中世風ファンタジーを書かなかった理由もいくつか挙げられます。
・剣と鎧のファンタジーは、完成度の高いものが小説でもゲームでも沢山ある
・召喚ものも沢山ある
・『そういう状況で私が書かなくてもいいんじゃないか?』
と思った。
というもの。
書きたい人は世にいくつも例があっても、それらがどれほど完成度が高くても、書くでしょう。ですから多分、個人的には何となくでしょうね。
学園ものはこちらではアップしてませんが、『三人娘シリーズ』とは別に書いた事があります。終わってないんですよ、それ。ストップしています。
書いてみた感じとしては、確かに書きやすい。書き始めた時期は携帯電話が出て来て間もなかったですが、そこはあまり作品を描く上では特に問題になるほどではなかったです。そういう意味では、携帯が登場してから書き出して良かったのかもしれません。
世界観の面で書いておきますと、『AKIR○』は携帯が登場するはるか前の作品なので、見事に携帯やPCの一般化していない世界線を描いています。作品の舞台になる時期も2019年だしね。これを書いている時点では来年ですよ。大○先生の想像力マジパネェと言えましょう。
で、世界観設定の話ですが、私の好きな作家さんは、
『自分の考えた異世界を舞台にするのなら』
というのを前提とした場合に、ご自身の作家指南本でこう書かれています。
『まず、作中の警察やそれに準ずる組織がどういうものなのかをきちんと決める事』
と。
『登場する警察や軍隊がきちんと想定・構築されていないと、
『これでどうやって国家を守っているのか?』
という疑問が湧いてしまい、世界観設定としては不十分なものになってしまう』
という意味合いだったと思います。
それはそうですよね。異世界に放り込まれるのだとしても、元々そこで暮らしている設定なのだとしても、主人公らが行動する上で制限なしなのは理由をきちんと書かなければまずいです。アウトローならそれはそれで一番敵対するのが警察組織ですから、主人公補正だけで生き延びていくのは更なる理由が求められるでしょう。
なので、主人公はいずれにせよ、どこかの国に属する事になるでしょうから、国民と国家の安全を守る組織を先にきちんと考えておけば、後々楽でしょう。
『自分の考えた世界観に納得して読んでくれる読者を増やしたい!』
という人は少なくないはずです。ですので、まずはそこから始めるのがいいと思われます。
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