(添え付け用)ささみ団子
"おはしカルボナーラ"のレシピを見て、奏恵はある事に気づく…
"卵白が余る"という事に。
「そもそも、このカルボナーラ、具が欲しいのよね。具が。」
一般的にはベーコンを想像される方もいるとは思うが、"具が無い"事と"卵白が余る"事が今回のキーになると言っても過言ではない。
「ラーメンで言う、チャーシューみたいなのだけど。」
「カルボナーラにあうの、それ?」
「鶏ガラベースも入ってるから十分に。あとは卵白も使うから材料の余りも無し。」
奏恵は、いまいちピンときていないようだ。
"卵白"と"チャーシュー"が結びつかないのだろう。
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*鶏ささみのさつま揚げ
材料(2人分):
鶏ささみ…200g
卵白…卵2個分
片栗粉…大さじ1小さじ1
塩コショウ…少しだけ
ごま油…大さじ1
道具:
耐熱容器
フライパン
ラップ
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「簡単な一品ね。」
「実はこれ、何かかけて食べないと美味しくないんだよな。」
(作者のおすすめはポン酢で食べる)
「"おはしカルボナーラ"とは合うのかしら?」
「ささみとチーズは相性いいから問題なし」
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*作り方
①鶏ささみに塩コショウで下味をつけ、一口大に切る。
②それに耐熱容器に入れラップをして1分間温めます。
③粗熱を取り、ささみをほぐす。
④卵白、片栗粉を入れ③と混ぜ合わせごま油をひいて温めたフライパンでこんがりとした色になるまで焼けば完成です。
__________
「いけるわね、チーズとも合うし、何分ほぐしてあるから凄く食べやすいわ。」
付け加えると"おはしカルボナーラ"の場合であれば、麺を食べるうちに、スープ?で表面がふやけてほぐれていくという2段階の楽しみ方ができるためこれもお試しあれ。
「汁の少ないチキンラーメンみたいになってたわ。」
これは奏恵もご満悦のようで、半分ぐらいになって、さらにほぐれてきたささみ団子を全体とかき混ぜ豪快に食べていた。
量としては結構大きく、1玉で十分に腹を満たせる。
…しかし、
「アイス食べよ」
デザートが別腹というのは単に俗説ではないようだ。
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