#4 虚空のスキャット(4)
互いに譲れぬものを迷いとともに引っさげて、トレントとチヨは対峙する。
ゆっくりと、左へ、右へジリジリと動きながら、にらみ合う。冷たいコンクリートの空間。吐く息が滞留して舞う。視線が交錯する。
「――安心しろ」
チヨが、カタナの鞘を細い指で撫でる。
「儂のカタナはなまくら同然。本来の力を発揮することなど、望むべくもない」
だが――その言葉に、トレントは冷静さを失うことはなかった。
それどころか。気遣いすら滲むような口調で、小さく言った。
「それなら、俺の力もここでは相当弱まる。使えるのは端に転がったガラクタだけ。地上の何割かの実力しか出せん……お前でも、互角に戦える」
ぴくり。
今のチヨに……その言葉を、受け流す余裕はなかった。
「……舐めるなっ」
戦いが始まった。
チヨはかがみ込んで居合抜きの姿勢を取り、一気に脚部にエネルギーを貯める。肥大化した汗腺がふくらはぎのあたりで幾つもぱっくり開き、スラスターのようなギミックを露出する。そこから白い光のような飛沫が漏れ、その身体がゆらりと、重力を受けたように揺らめき、周囲の空間を捻じ曲げながら……踏み込んだ。
その瞬間、脚部の力が爆発して、彼女は最大限加速した。
そのまま、突撃する。
――彼は両腕を広げる。その力が、空間の端に転がっているものを一気にひきつけた。パイプ椅子やキャビネット。『鉄』を多分に含有した大質量のオブジェクトが吸着されて舞い、彼の元へ。そして……それらはごちゃごちゃになりながら、絨毯のように、目の前に広がった。
「ッ……――」
チヨの視界が質量で覆われる。カタナの振るう先を失う。トレントはそこを見逃さなかった。それらの鉄塊を突っ切って、大男が迫った。彼の腕が華奢な少女に伸ばされる。掌底。全体重を預けた、重い一撃。チヨは回避した。後方へロールバック。
それから最小限の動きでカタナを引き抜き応戦の姿勢を取り、前へ短く飛ぶ。
トレントは片腕を伸ばし、滞留していた鉄パイプを引き寄せ、荒々しく掴んだ。
カタナと鉄パイプが――衝突する。
火花が散り、その向こう側すぐに、互いの顔があった。足元が削れてガリガリと音を立てて、それぞれの力が拮抗して、二人を無理やりその場に留め置いた。
「……」
「この……ッ」
足元の力を噴出させても、トレントの力は強かった。チヨは鍔迫り合いに押し負け始めた。ゆっくりと、大きな影が彼女を押し潰し始める――引き倒される、地面に。
目の前の顔――薄汚れた、浮浪者同然の大男。そこに、一体どれだけの力が、怨嗟が宿っていることか。あらためて、チヨはぞっとする。その瞳の黒色はどこまでも深く広がる闇のようで、覗き込めば、果てのない地獄に引きずり込まれるようだった。ダメだ。呑まれるな――その前に、突破口を探せ。らしくなさを自覚しながらも、チヨは手探りで言葉を口に出した。
「お前の楽天主義が羨ましいぞ……大男」
「何っ……」
「信念のみが己をなすと信じ、その先に理想の世界があると信じて疑わない。なんとめでたいことだ。この世界が単純な二元論で出来ていると思い込んでいる。巫山戯るな。この世界はな……煉獄だ、灰色だ。それを自覚しないことには何も始まらない、何も終わらない。お前たちは机上の空論で遊んで、そのうえで大勢の無関係の連中を巻き込んでいる……ただの、自慰行為だ」
「ふざけているのは……そちらだ……何が、『正義の味方』だっ!!」
力が……強まった。
さらに、押し負ける。
「自分たちの側に正当性があると信じているからそんな戯言がほざける。真の地獄を知らぬから、綺麗事ばかりを口にする。お前たちは何も救えちゃいない。俺たちの居る場所の真実を一割でも知っていれば、そんなことは言えやしない。大嘘つきどもめ……俺はお前たちを信じない……何もかもが、分かりきっているつもりの、お前たちには」
「分かりきっている……――だと」
だが、そこで。
その言葉が、チヨの中で、なにかに触れた。それは彼女に力を与えて、その背中から、反撃のための噴出が励起した。
その足を地面に踏ん張り、肘からもジェットを噴出させ……徐々に、徐々に、彼女は折れ曲がった背中をまっすぐに矯正し……立ち上がる、立ち上がる。
トレントに、勝とうとする。正しい対峙に戻ろうとする。
「…………何」
その力に戸惑う。
「舐めるな。儂らは、何も……何も分かってはいない。信じていたものに裏切られた。もう何のために戦っているのか分からない。何もかもがペテンだった。第八などなかった。あるのは敵の策略に踊らされた道化師どもばかり。それでも……それでも動くのは。お前たちの知らないところに、すくい上げられるものがあるからだ。少なくとも、儂と違って。連中は。あいつらは。それを知っている……負けてたまるか……自分の弟の命すら救えぬ奴に……天国など、作らせるものか」
その勢いで、彼女は立ち上がった。
ブースターを展開。そのまま、トレントとの拮抗を崩す。
パァン。はじけて、彼は後方へよろめいた。鉄パイプが手から離れる。スキが生まれる。
今だ――それを逃さない。彼女は小さかった。彼よりも二周りほども。だからこそ出来ることがあった。その力を噴出させ、彼女は飛び上がる。
そして一気に……かぶさるようにして、トレントに組み付いた。
「何……がッ」
首元に脚部を絡ませる。そのまま回転。遠心力。大きな体がぐらりと揺れて、足元が掬われて――。
チヨは、その勢いを利用して。
身体を捻って、トレントを後方へ巴投げした。
背中をしたたかに打ち付け、倒れ込む大男。瞬間時間が緩慢になる。チヨは飛び退いて後方へ。そのままの状態で、袖口から何か光るものを展開し、一気に投げる。
同時に時間が戻り、トレントは立ち上がる。だが、足を踏ん張った瞬間、脚部に鋭い痛みが走った。歯を食いしばって足元を見る。
――マキビシ。星型の小さな鉄枷が、幾つも突き刺さり、その歩みを阻害している。
小さく悪態をつく。前を向く。睨む。彼女が再び、迫ってくる。
――同じだと思っていた。力を借りながらも、利用しながらも。快く思っていなかった。第八機関? ふざけるな。正義の味方? ふざけるな。そんなものを名乗るなら、お前たちは連中と、天国に居る連中と同じだ。なら引きずり落とすまで。散々利用した後は、俺達の足がかりになってもらう。
――そのつもりだった。だがお前たちはなんだ。
――迷っていると、そう言ったのか。分かっていないとはどういうことだ。
――お前の僅かなスキに、俺はためらいの光を見た。その色を信じるなら。
――お前たちでさえ、お前たちの言う灰色の中に居るというのなら。
――一体俺たちは、何を信奉すればいい。それは俺達の天国が揺らぐことになるのではないのか。
――もし。お前たちが絶対的な存在ではなく。
――その先に不安を抱えている存在だとしたら。そんな者たちが、俺達と一緒に居続けるというのなら。
――俺たちも、それに染まってしまうのではないか。俺たちは、俺たちを信じることが出来なくなるのではないか。
――ふざけるな。
――――ふざけるな、ふざけるな。
――そんなことがあってたまるか。認めてたまるものか。
「ッ……かあああっ……!!」
迷いを振り切るようにして、トレントは叫び、再びガラクタを自らの手前に吸い寄せた。コートが舞い、『鉄』を自在に引き寄せるそのさまは魔術師さながらだった。だがチヨは――サムライだった。
「……」
存在するもので、斬れぬものなど、ありはしないはずだった。
「っ……!!」
ゆえにチヨは、そのカタナを、心もとないカタナを、それでも懸命な力で振り下ろし、眼前で邪魔をする幾つかの瓦礫とパイプ椅子を切り裂いた。その向こう側にトレント。驚愕する顔。彼女は加速した。
衝突する。目の前で驚愕。だがトレントも無事ではない。食いしばった歯が欠けそうだ。カタナは彼を切り裂かなかった。その両腕で挟み込まれ――白刃取りをされていた。そして、押し込まれる。
トレントは壁際に叩きつけられた。がらんどうに響く硬質な音。
チヨと彼は互いをにらみ合う。緊張状態は長く続かない。埒を開けたのは彼女だった。
カタナを強引に彼の腕から引き抜いて、壁に追い込まれた彼に向けてそれを再び振った。
身体をコンクリート壁の表面で回転させながら、トレントは回避する。カタナが壁面を傷つける。諦めずに、2度、3度――繰り返し、攻撃が叩きつけられる。しかし、回避されていく。くるくると、その場で回転しながら。トレントも必死だった。食いしばった歯。彼は壁際から離れる余裕を探し――見つけた。
腕をかざした。近くの床に散らばっている、あの忌々しい棘――マキビシ。吸い寄せる。拳をぐっと握り、手前側に思い切り引き込む。
マキビシがこちらに迫りくる。そのまま、チヨの背中に――。
「ッ――!!」
彼女はそれを悟った。殺気。無機物にそれが宿るのだろうか。とにかく彼女は、後ろを向くことなく察知して、大きく身体を下に沈み込ませながら側転。こちらに迫るものを避ける。そうなれば、それらはそのまま、その場に居たトレントに突き刺さるはずだった。間に合え――彼は必死になった。その刹那、また近くにあったものを探り、引き寄せた。
……金属同士がぶつかり合う音。チヨは壁際から離れて顔を上げた。
……トレントには、刺さっていなかった。
彼は手に持っていた。鉄パイプ。その表面に吸着されたマキビシ。異形の武装。
――トレントが迫る。再び、剣戟。
今度は、互いに切っ先鋭い得物を引っさげて。その剣先同士が何度もぶつかり合い、火花を散らす。チヨの太刀筋に比べて、トレントのそれは洗練とは程遠かった。彼はただひたすらに、その鉄パイプを振っていた。だが――後方へ追いやられていくのはチヨだった。力負けしているのは彼女だった。有無を言わせぬ『力』が相手にあって、それに圧倒されているのだった。小細工など、通用しない……。
カタナと改造鉄パイプが接触し、ぎりぎりと金属の嫌な音を立てた。彼の影が色濃くチヨに覆いかぶさる。ダメだ、負ける――。
……トレントは腕を捻った。カタナの刀身が、マキビシの棘に引っかかった。腕から得物が抜け落ちる感覚。まずい、と思ったときには遅かった。
カタナは、その引っ掛かりによって引き剥がされ、空中に舞った。一瞬だった。だが、トレントがそれを掴むには十分な距離だった。彼は……主人のもとを離れたなまくら刀を、掴んだ。
二刀流。対してチヨは丸腰。その対立構造が一瞬にして完成し……彼は、少女に向かって突き進んだ。
無骨な剣戟。振り下ろされる2つの凶器。何も考えず、ただ無心に振られるだけのもの。だが対立する自分は丸腰――その差はあまりにも大きく。今彼女は、眼前の攻撃の『線』から、ひたすら逃げるだけだった。とはいえ、距離をとるわけにもいかない。そうなれば奴の思うつぼだ。だからこうして付かず離れず、彼の攻撃を避けて、カタナを奪還するチャンスを待つしかないのだ。
しかし――如何ともし難い。二振りの凶器、狂気が振るわれる。チヨは避ける、身体をかがませて、頭を下げて。避ける、避ける。しかし……追いやられていく。
背中に悪寒が走った。
避ける暇がなかった。
トレントは小さな金属の欠片を引き寄せてきた。
チヨは背中に衝撃と、大きな痛みを感じ取った。
「がッ――……」
「スキが出来たな、サムライっ……――!!」
そしてトレントの大きな影が、小さな少女に覆いかぶさって。
……形勢が、完全に変わった。
チヨは地面に突き倒された。頭部の左右に、それぞれカタナと鉄パイプが振り下ろされている。数ミリでもズレていたら、自分の頭がどうなっていたか分からない。
彼の膝はちょうど脚の部分を抑え込んで、本当に自分に覆いかぶさっているような状態となり、完全に彼女を地面に拘束していた。仰向けに、両腕を左右に広げる。
荒い息が交錯する――互いの目が、互いを見る。
「勝負あったな…………」
彼が、ぼそりと呟いた。
チヨの中で、怒りと、それから、自分自身に対するいらだちがこみ上げる――。
「ふざけるな、まだ終わっては居ない」
「だったら取り返してみろ、カタナを。そして俺を殺してみろ」
「たわけが、殺すなどと誰が言った……その自由を奪うだけで事足りる」
「甘い、甘いぞ……そんな覚悟でお前たちは『正義の味方』とやらを――」
――そこで、彼の言葉は止まった。
彼はよろめいて背中をそらして、血を吐いた。
ごぼごぼと喉が鳴って、床に、どろどろした赤黒いものが染み渡った。
手で口を抑え込んでも、その隙間からそれらが吐き出される。大きな、山のような背中が、自分の上で震える。弱々しく、ガクガクと……咳込み、吐き続ける。
「……時間がない……――!」
――この男は。
――ただ、天国などという言葉を使って悦に入っているわけではないのか。
――この男は、背負っているのか。痛みを。
――弟の分まで。いや、それだけではない。
――町の。グラウンド・ゼロの理想を。
――自分たちが作り上げてきたものを背負い込んで、追い込まれて、そしてここまで来ているのだ。
――ゆえに彼は。痛みに耐えている。ずっと平気なふりをしてきただけなのだ。
――今、分かった。この男は。
――この男は。強くなんかない。
――弱い、弱い、ただの……生活者だ。
チヨは迷い、躊躇った。
振り切るようにして、行動に出た。
ブースターを噴かし、脚をその場で回転。
トレントの持つカタナを蹴り上げた。予期せぬ反撃――あっさりと決まる。それは宙を舞った。
チヨは掴む。そして。
……投擲した。後方へ。
モニカの居る場所へ。
――彼女は動けない。観戦に徹している。ミハイルを守るために。
動揺したその顔がある。
「なっ……――」
そこでトレントは、総ての動作を打ち切った。
チヨからすぐに離れて、持っていた鉄パイプを投げた。
カタナは空中で鉄パイプと衝突して落ちる。モニカの眼前に転がる。
……チヨは、立ち上がった。
そのまま、がら空きになったトレントの胴を思い切り蹴りつけ、地面に突き倒した。
今度は、チヨがトレントの上にかぶさった。
そして。
「……――」
彼女の手刀が、彼の首元に添えられていた。
ただの手。だが、トレントはハッキリと感じていた。
……このまま喰らえば、やられる。今、自分の真上にのしかかっている少女にはそれが出来る。自分にはない『殺人の技』を、こいつは持っている――。
それを悟ったことで、トレントは諦めた。
四肢を投げ出して、完全に負けを認める形となった。
「……負けだ」
「ならば……」
息を切らし、かぶさった少女が問い詰めてくる。その顔が近くに、目の前にある。逃れられないことがわかった。
「教えろ。シャーロットの奴に、お前たちは一体何をした。奴は今どこにいる――」
「ハイヤー・グラウンドだ」
ばっさりと。
断言した。
「何っ……」
「トレント、全部言うなんて――……」
モニカが横から苦言を呈する。
だがトレントは首を振って、押し止める。
「俺達の策は『次善の策』だ。第一の作戦は別にある」
「別、だと……?」
「シャーロット・アーチャーが希望だと『ロッテンベリー』は言った。今、そのとおりになっているだろう。奴はここでの記憶を失った状態で、ハイヤーに居る。仲間の一人がそうさせた。そして、奴は今……通信端末を介して、ハイヤーの現状を収集している。自らの身を通して」
「何故、そんなことを」
「情報は、第三者である某国に流れている。米国をよく思わぬ彼の国だ。いわば、制裁を加えるに足る理由を俺たちが与えている。そしてあの国は……戦争をしたがっている。その大義名分を、ずっと欲しがっている」
「ッ……まさか、そんな――……」
途方も無いことだ。
周到で、残酷で、容赦がない。何より……加減を知らない。
「そのまさかだ。シャーロット・アーチャーによるハイヤー・グラウンドの現状、ひいてはロサンゼルスの状況を知った某国は憤慨のパフォーマンスを見せるだろう。そして、物理的にせよ、経済的にせよ、こちら側に手酷い裁きをくだす。そうなればもはや、あの天国もかたなしだ」
「……その過程で。どれだけの無関係の人間が、巻き込まれると…………??」
すると彼は。
どろりと濁った目のまま。
……こう、言った。
「知らん。そんなものは」
それが本心だったのだろう。ごまかしようのない、心からの言葉。
だが、それがチヨに火を付けるには十分だった。
迷いのある中でも、ハッキリと許せないものがあった。
目の前の男は今、それに触れた――。
「貴様――」
胸ぐらをつかんで引き寄せる。
男の目が、真っ黒な目がそこにある。どれほどの狂気を重ねれば、そこまでの盲信に到れるのか。怒りで身を包まねば、こちらが恐怖で焼き尽くされそうな、そんな目――。
「この街の大半の者たちは……お前たちの理念も、何もかもと遠いところにいる……ただ生きているだけだ。それを貴様ら、巻き込みやがって、貴様らッ――よくも、よくも……――」
するとトレントは、目を見開いて叫び返す。
「ならば俺たちはなんだ、お前にとって俺たちは化け物か、それとも人間かッ!!」
「――……ッ!!」
チヨは言葉に詰まってしまう。胸ぐらを掴んだまま、止まってしまう。
「分かっちゃいないのはお前たちだ、所詮は煉獄の……」
「――トレント……」
「やっぱり、お前らの助けなど、要らん……俺には、ミハイルだけいればいい――」
再び力を発動させて、瓦礫を巻き上げ、引き寄せる……。
「トレントっ!!」
モニカの叫び。
ようやくトレントはそちらを向いた。
瓦礫が力を失ってバラバラと落下し音を立てる、チヨが胸ぐらをはなす。
モニカの向こう側、地下室に至る階段に――そいつらが居た。
「すまん、チヨ。ごまかしきれなかった」
青ざめたサリバンがそこにいて、彼の首元には銃が突きつけられていた。
居たのは警察だった。
それも――SCC。
リカルドが、心底不愉快そうな顔をして、のっそりとそこに立っていた。
◇
キーラは頭を抱えて、苦痛の中で呟く。
もう既に、何もかもが動き出していた。止められない、止められない――。
「やめろ、よしてくれ、第八……。お前らは関わるな……もう、お前らじゃ、この事態の収拾を、つけられねぇ……!!」
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