#5 Day6-5
初動のミランダは『迎撃』を行うしかなかった。向かってくる相手のスピードは常軌を逸していた。
音速で特攻をかけてきた相手はそのままミランダを屠るのかと思ったが、違った。
奴はこちらが羽ばたいた瞬間方法を変えてきたのである。
彼女が翼を展開し、はためいた瞬間、こちらに向かってくるのをやめて……ひらりと空中で腹を見せて旋回。そのまま流れるように彼女の眼前から姿を消した。どこだ――一瞬、見失った。
しかしその直後、彼女の足元が穿たれた……ヒビが入り、崩れかけるビルの屋上の一部……深く、重く。その一撃だけで理解する。奴の使用している弾頭も……対アウトレイス用だ。いったいどのタイミングで切り替えたのか。全くわからない。
相手は相当の手練……歯ぎしりして、迎え撃とうとした。
だが奴は――そのまま自分の目の前を通過して、市街地へと向かった。通りへと。
させるものか。
ミランダはそれに続いた。
――高速で、林立するストリートのビルの間を駆けていく。右へ左へとブレながら、確実に速度を上げて飛行する。後方へ帯のように景色が流れて、色付きの風になる。耳をつんざくようなノイズ。それは、奴の速度によって空気が摩擦を起こしているのだ……信じられない速度で、奴はビルの合間を飛んでいる。
ミランダも負けるわけにはいかなかった。飛翔し、やつを追った。その背中を。
――2つの風が、アンダーグラウンドの空を、流れ星のように通過していく。
「なんだッ!?」
「あぶねぇッ――」
一陣の風が、ごく低空でストリートの地上スレスレを通過する。
その瞬間突風が起きて、周囲の人々を驚愕に晒す。自転車が倒れ、ショーウィンドウにヒビが入る。圧倒的速度のなせるわざ。
「
ミランダは構えて、撃った。
地面を舐めるように滑っていくあの存在に向けて。
一発、二発。
――当たらない。
すべて、ギリギリのところでかわされる。
「こちらの動きを……!?」
地上ではさらなる混乱。真上に居る連中は何だ、一体この地上で何をしようとしているのだ……地面に突然穴があいて、それから――……。
スクラップになった黒いリムジンの一部に、流れ弾。次の瞬間に、爆発。もう何台目かわからない。
「馬鹿野郎がッ!! たっけぇんだぞこれぇッ!!!!」
地上で、車から出ていた男――確かSCCの構成員だ――が上空に向かって怒鳴る。しかしミランダはそれを無視して、通過していく。構える、撃つ――それで当たらなかった。
奴は滑空を続けている。一体どうすれば――……。
ミランダは追う。追い続ける。身体に重さを感じる。雨で、抵抗が増えていた。羽が重い、思ったように動けない。
追う。逃げ続ける。斜め下を見下ろして、構える……また突風を起こして、ストリートの地面ギリギリを通っていく一筋の戦闘機。悲鳴の群れ。
だが、これ以上は……ミランダは躊躇する。
キリがない、スピードでは勝てない。一体どうすれば――。
そこで、一瞬のスキが生まれた。
気付けば奴は目の前には居なかった。ハッとしてすぐさま防御姿勢。羽で身体を包んで減速する。奴は何処から撃ってくる。真下、真後ろ。どこだ。気配は感じない――……。
「……上かッ!!」
そのとおりだった。叫んだ時には遅かった。
首を真上に上げると、そこにはビルの屋上付近に据え付けられたけばけばしいネオンサインがあった。時代錯誤の意匠が時として武器になる。今回のように。奴はそこに居た。はっきりと確認できた。しかし、それより前に。
「……ッ」
ミランダは目を『焼かれた』。雨粒とネオンの光が瞳を突き刺して、彼女のまぶたを閉じさせた。しまった、駄目だ、今閉じては――。
風を切る音。
再び目を開ける。奴が目の前にいる。
高速で、こちらに向かってくる。
突風が起きて、ネオンの骨組みが揺れた。一瞬で、天地が逆になった。その力関係も。
「……ッ!!!!」
ミランダは地面を背にしながら、敵に向けて撃った。撃った、撃った。
だが、当たらない。
すべての弾丸は、フライバイするジェット機のごとく軽やかにかわされて、そのたびにその鋭角な身体はこちらに向けて飛んでくる。逃げなければ、体制を変えなければ、いや、駄目だ、そんな余裕は――……。
奴の目を見た。
どこまでも純粋に、殺意だけに染まった目。
――モロウとしての在り方に、すべてをなげうってしまった者の姿。
奴は何者だ、一体、自分は奴を知っているのか――。
その戦慄が、仇となった。
一発を撃った。弾丸は後方にそれて雨の中へ消えた。遠くで轟音がして、何かが崩れた。
奴が目の前に居た。羽根が舞った。時間が停まった。
――判断を間違えた。その苦渋が、広がる前に。
その鉤爪が、突如としてヒトのそれに変化して、ミランダの顔面を鷲掴みにする。
直後――人々の真上で、何かがビルの壁面に突き刺さった。その音と風が周囲に響いて、振動が足元に届いた。彼らは顔を上げた。
「おい、何かが今、ものすごい速さで――」
……そこでは。
「が……あ、」
ミランダは、ビルの壁面に押し付けられていた。顔面に激痛。その腕がしっかりと彼女の顔を掴み、コンクリートの壁へ叩き込んでいたのだ。
ビルの外側に、彼女全体が埋め込まれ、猛禽が贄になったそれをついばんでいるような――そんな状況。
凄まじい力によって建物は振動して、周囲にはヒビが入っていた。
彼女の額――指が食い込んでいる――からは血が流れ、目はどろりと濁ったまま前を見て、四肢はだらりと脱力している。美しく長い黒髪はぐちゃぐちゃに乱れている。衣服もずたずたに裂けて、羽根は身体と壁面の間に挟まれておおいに乱れていた。電線に引っかかり、焼け焦げた小鳥のようなありさま。
反対に、その男は無傷だった。片腕だけを人間にして彼女の頭を押さえ込み、下肢はビル壁面をしっかりホールドし……猛禽の目は、獰猛に爛々と輝いている、そしてこう告げている……お前の負けだ、後はどうする、この状況下で……。
激痛の中で、ミランダは打開策を探した。背中には壁、目の前には殺意に満ちた猛禽。対応できる現実は……無い。そう思われたはずだった。
しかし、彼女の視界の端があるものを捉えてから、現状は変わった。
下いっぱいに広がる暴徒たちの動きが2つに分断されて衝突している。点在する黒い車を『護るように』。それだけで、彼女には、光景が何を意味するのかを理解する事が出来た。
――グロリア、あのバカ……かっこ、つけやがって……。
力がこもる。内側から湧き出てくる。
――だったら私だって、格好つけないと……あんたに、あんたに……!!
ミランダは意を決した。
痛みをこらえるのではない。乗り越えるのだ。
「……――ッ」
腕を上げた。その瞬間、袖の隙間から拳銃がせり出して、彼女の手のひらの内側にしっかりとおさまる。それは目の前にいる猛禽の腕部分に突き出され、そのまま……トリガーが引かれた。
「――!!!」
狂暴な悪意に身を染めて、目の前の女が一体何者であるのかも判別できない状態にあったイアンでも、その一撃がもたらす危機に対しては氷のような冷徹さを失ってしまった。彼はすぐさま腕を離して、銃撃から逃れようとした。だが、遅かった。
――血が噴き出して、羽根が舞った。
イアンが痛みにのけぞった。
時間がゆっくりになる。
ミランダは自分を拘束している猛禽の腕が緩むのを感じる。今だ、ヤツを倒すなら――……その想念が沸き起こる、しかし。
「……ッ!!!!」
彼女の目の前を覆ったのは羽根だった。血にまみれた硬質の羽根が、彼女の目の前を舞う。いや、違う。
「わざと、羽根を――……」
しまった。
羽根をかき分けて、探る。
すると、目の前には既に敵が居ない。
視界を下に巡らせる。
奴は。
「――ッ!!」
凹んだ壁のすぐ下にあった窓を叩き割り、その中に転がり込んでいた。
敵は見えなくなった。
「……」
ミランダはその場で羽ばたいていた。
額の一部から血が流れていた。悲鳴、サイレン、開いた穴……その暗闇。
――あれは誰なのだろう。
そんな思いが一瞬浮かんだが、それが違和感になる前に、彼女の心は次の行動への意志に塗り替えられた。
――彼女は翼を解除して、すぐさまその窓から内部へ侵入した。
戦いの舞台が、変わった。
◇
……途端に、そこが底なしの闇であるというわけではないことに気づく。むしろそこにあるのは極彩色の光の明滅だった。
「奴の首を括れ!!!! 縛り首に!!!! そして我らが領土に栄光と自由を!!!!」
大柄で筋骨隆々の男が、死神のペイントを施した顔を怒号に染めながら大声で叫ぶ。その声と同様の音量で鳴り響いているのは、体の芯を揺さぶるような大音量のレイヴ・ミュージック。
会場は天井に据え付けられた数多くの照明装置によってまさに極彩色に照らされ、何もかもが曖昧になるほど非現実的な色合いに染め上げられ、足元には距離感を曖昧にする白いモヤ。それらは極めて原始的な衝動をくすぐるような環境を作り出している。
大男のつんざくようなアジテーションとミュージックをバックに踊り狂っているのは、同じくほぼ裸に近い服装をした大勢のモロウやテロド。互いの肌がぶつかり、転倒するのも気にせず、何かに取り憑かれたように身体を痙攣させ、その空間に陶酔していた。
「……」
足元の割れた窓だけが手がかりだった。ミランダはその場所に着地した。念の為、顔面の上半分を『鷹』に変える。索敵を確実に行うためだ。普通であれば目立ってしょうがないが、この場所であれば……大丈夫そうだ。
それに、銃を持った人間一人が紛れ込んだところで、誰も気にしない、気にならない。こいつらは何に狂っているんだろう、集団で麻薬パーティーか? それにしてはあまりにも……。
目をひんむき、口から泡を飛ばしながら踊っている連中をかき分けながら、彼女は慎重に進む。このどこかに、敵が潜んでいる――潜ませてしまっている。致命的だ。何をしでかすかわからない……一気に不利になった。
そして間もなく、ミランダは偶然潜り込んだこのビルの一角が何を意味しているのかを理解した。
彼女は壁に触れた。そこに貼られていたのは大統領の選挙ポスターであったが、彼女の分厚い化粧ヅラはずたずたに引き裂かれ、倫理的な罪悪感をくすぐるような冒涜的な落書きがいくつもほどこされている。
それがまるで列をなすかのように貼られていて、床下にも数多く、引き裂かれた状態で落ちている――ここは、要するに。『反大統領』を名目に共同体意識を高めて、一夜の興奮に明け暮れる連中のたまり場なのだ。
明日になれば、また冴えない現実に戻る。それまでに、自分の憎しみが届かない相手に対する感情を極限まで高め、共有できる同士を探すのだ……要するに、よくある話。
実際いたるところで、『仲睦まじいまぐわい』が行われているし、極彩色の中で目を凝らすと、彼らの大半はテロドとモロウだ……これも、よくある話。種族間格差。
「……」
彼らは知らないのだ。この中に、安酒の酔いに似た憎しみを抱えることもなく、しかし殺意だけは鋭敏に研ぎ澄ませて、まさにその『憎むべき女』の命を狙っている者が紛れ込んでいることを。
全く、なんて場所に潜り込んだのだ。悪趣味にも程がある……。
乳房を露出した、全身にピアッシングを施した多椀のエンゲリオが、薬物入りと思われるカクテルを配りながら練り歩いている。彼女はミランダを見ると、それを勧めてきた。
だが、首を横に振って断る。無論彼女が肩から分割して下げている銃には気付かない。いや、あるいは、気付いていたとしても、どうでもいいのか。
「その血……クールだネ……あたしにも舐めさせてヨ」
彼女は顔を近づけて言ってきたが、ミランダはそっと腕で遠ざけた。
「貴女はどう見たって普通の女の子よ。私みたいな狂ったやつの血を飲んだら、この場にすら居られなくなるわ」
「アハハッ!!」
多椀の彼女は、けたたましく愉快そうに笑った。
それから、ウインクをして去っていった。
ミランダは、『やつ』の捜索に戻る。
◇
――彼は、既に彼女を見つけていた。
息遣いの中で、その動きを観察する。
向こうは未だ、こちらに気付いていない――当然だろう。戦いは先手を取る側が有利になる。
「……」
彼は、道化の仮装をしていた。足元には上半身裸で拘束され、気絶している男。だが、それに気付く者は居ない。予めこの場所を調べておいて正解だった……保険として活用するのは当たりだったというわけだ。
極彩色のサイケデリックも、自分には通用しない。ということで、今彼は、そっと懐から拳銃を取り出す。
その銃口が、身を潜めながらこちらを捜索している彼女に向く。
狙いをつける……こちらと同じ、猛禽の顔か。元の顔がわからない。まぁ良い。分かったところで今の自分には……。
ゆっくりと。
引き金を。
引く――。
◇
「……!!」
こちらに向いているものに気付いた。なぜ気付いたのか、その理由はわからない。悪寒、としか言えなかった。とにかく彼女は銃口を見たのだ。
一瞬の判断――身をかがめる。
銃声。
響いたそれは、彼女には当たらなかった。そうなる前に彼女は、隣の群衆の中に逃げ込んだからだ。しかし、代わりに起きるのは――悲鳴。
……酩酊から我に返った者たちが一斉に叫び声を上げて、ある意味でとれていた統率を崩し、群衆がまるでかき混ぜられたかのように乱れていく。極彩色の照明とBGMはそのままに、突如としてこの場に響いた、『ありえない音』に怯え、恐慌状態に陥る。
誰もが、逃げ惑う。だが出口などありはしない。そういう在り方を選んだのは自分たちであるというのに、両手を上げながら群衆が混沌とともにかき混ぜられる。悲鳴のカクテル。
壇上でアジを行っていた巨漢は、目の前にいるオーディエンスが何かに怯え、急に自身の言葉を聞かなくなったことに困惑した。何が、一体何が起きているんだ――。
起きているのは銃撃戦だ。
だが、それをはっきりと理解しているのは二人しか居ない。
イアンはついにはっきりと立ち上がり、逃げていく存在に狙いを定め、再度撃った。だが、仕切り壁に阻まれる。小さく罵声を吐いて、彼女を追う。逃げていく者たちが自分に向けて流れていく……その手に握られているものに気付かず。彼らをかき分けて進む。
◇
なんてことだ。
ジリジリと強い焦燥感を背中に感じる。
すべて、先に仕掛けてきたのは向こうだ。そして案の定、主導権を握られている。
ミランダは人混みをかき分けながら進む。
「はやく……ごめんなさい、はやくどけて――はやく、」
それは彼女なりの気遣いだった。しかしそんなもの、向こうは簡単に粉砕してしまうだろう。
「……――ッ!!」
なんとか、抜け道を見つけて彼らから逃れる。
そして、滑るようにして物陰に隠れる。
それは床の上に据え付けられた巨大な水槽だった。政治集会にしては過剰がすぎる――そんな感想が漏れたが、それどころではなかった。
ミランダはそのふもとに隠れて息を吸い込んで、吐いた。
それから、手元にある拳銃に弾を込め直す。
長銃は背中で折り畳まれている。明らかなデッドウェイトだが、捨てる訳にはいかない。
なんとなくの予感だったが……この後に使うハメになる。それはクソッタレな未来だが、そこまで生き延びねばならない。
――あらためて、弾倉をセットし直した時、水槽の向こう側で音がした。
同じような金属音。
ミランダは悟る。
――水槽の向こう側に、奴が居る。
端のすぐ裏側に潜んでいて、次の瞬間にでもこちらに向かってくる魂胆だ。
息を潜める。
極彩色の照明は正気を徐々に奪っていくようで、ひどい頭痛を催させる。
悲鳴が続いて、人々はモッシュ状態になっていた。
もはや銃声がどこから聞こえたのかも理解できないまま、ただただ狼狽えている。
影が原色のコントラストを創る。
ミランダは手元の銃の重みを確認する。
――……数を数える。十から順番に。
「おい、お前ら――どうした!? 何が起こってる……おいスタッフ、今の音はなんだ――」
5、4、3、2……。
――1。
「……ッ!!!!」
速かったのは。
今度は、ミランダだった。
道化がおもむろに飛び出してきた。
それに対して驚かされることなく、ミランダは続けざまに2発撃った。
向こうもまた銃撃。しかしミランダに当たることなく、すぐさま物陰に隠れられる。その物陰とは水槽だった。フロアに据え付けられた巨大な水槽。放たれた弾丸はそのガラス面を突き抜ける。水が吹き出す。
驚いた周囲の者たちが悲鳴を上げてその場から離れようとする。だがすぐ狂騒に呑み込まれて聞こえなくなる。水浸しにも気付かなくなる。
放たれた弾丸から、ミランダは逃げていく。そのたびに水が吹き出して、彼女をあざわらうかのように背中を濡らす。
……狂った群衆が目の前に見えてきた。チカチカ光る照明で目がやられる……だが、そうも言っていられない。
「きゃああああああああ!!!!」
水槽の中で暴れ、悲鳴を上げているのは人魚型のモロウである。イアンはそれを無視する。手元ですぐさま給弾し、標的を探す……どこだ、何処に居る。さっきはよくも。
――だが、居ない。
そこにあるのは狂ったフリークスだけ。
……気付く。
今の銃撃から逃げ延びて、敵は、その中に潜り込んだのだ。
――今度はこちらが狙いをつける番だった。
ミランダは群衆の中で息を潜める。奴はこちらを探している。馬鹿め、ひときわ目立つピエロ姿なんかに仮装して――……。
残りは4発。給弾するスキは与えてくれるかどうかわからない。
出来る限りこの場で奴にダメージを与え、そのうえで、戦いのフィールドを外に戻す。
少なくとも、この場で決着がつけられると思うほど彼女は楽観主義者ではない。
奴は見回している、周囲を……目を凝らさねば、こちらからも見えなくなりそうだ。だが、これで状況が逆転した。今度は、こちらが追い詰める番――。
そう、そのはずだった。
しかし、その瞬間――イアンが。つまり、ミランダにとっての敵がとった行動は、ありえざるものだった。
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