第2章予告

>PLAYBACK:START


 あぁ――言うなればコレは、他愛のないおとぎ話さ。誰の身にも起こり得る。

 だからこそ君はこいつを、クソ真面目に捉えるか、話半分にしておくかの二択を迫られるわけだが。


 幸運、不運。それらの種別なく、何事も突然降り注いでくる。神様の寝言のように。そのたびに、急場しのぎの対処を迫られる。準備する余裕など無いし、こちらに選ばせてもくれない。人生はその繰り返しだ。時にそれは、君の身の丈に合わないほど大きな何かであるかもしれない。


 だが、こう考えてみるのも悪くない――。

 そいつを乗り越えた時、自分は何かの価値を理解することが出来るだけの色気を手に入れる、と。


 ――次章、『フールズ・ゴールド』。


 棚から酒が尽きたら、また会おう。


>TO BE CONTINUED...

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