派閥 22 暫くしてママが戻って来て真一に助役さんが中々面白い発想だ、それを考えた人に合わせてくれないかと言っているんですがと言うので、いいよと言うと、助役の席に案


派閥 22


暫くしてママが戻って来て真一に助役さんが中々面白い発想だ、それを考えた人に合わせてくれないかと言っているんですがと言うので、いいよと言うと、助役の席に案内したのです、

丸菱商事稚内営業所の村上ですと名刺を出すと、助役が立ち上がり名刺をだしどうぞ座ってくださいというので、座るとママが水割りを作り頂きますと一口飲むと、丸菱さんかという、

ので、


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と笑うので、


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でイベントをやり、その他の時期は地上でやればいいのではと言うと、しかし地下は暖房されていますから氷は溶けてしまいますよと言うので、プスチックで囲み、その時期には、

比較的小さい氷の彫刻を作るのです、


要するに冬の間はシーズン通して氷祭りをする事が大事なんです、稚内空港も整備されているので欠航はその時期でも少ないはずです、常に欠航するなら航空会社が直行便を、

出すはずがありません、みなさは冬は首をすくめてじっとしているのが常識だと思っているだけです、稚内に来さえすれば楽しい事が一杯ある事の宣伝が足りないのですよ、


稚内は農作物は天候により収穫にリスクがあるので、酪農に転向する人が多いと聞きます、ところが酪農は重労働なので後を継ぐ人がいないというわけです、しかたないと思っている、

うちに水産業だけになり、人口は激変して市も成り立たなくなります、そこを何とかするのが貴方達行政の役目ではないですかと言うと、これは手厳しいというので、今でも休まず、


仕事せずのお役所天国の考えがまかり通っているのですかと笑うと、村上さんそれは言いすぎですよとママが言うので、何もチャレンジしないで出来ないというのが大嫌いなのですと、

水割りをグイ飲みすると、助役がママいいんだよ、村上さんみたいに歯に衣を着せない発言をする人間が役所にいない事は本当なんだよといい、ヤッパリ外部から見た目が大事なんで、

すよねとうなずいたのです、


事のついでですからお話しますが、酪農の跡次ぎがいないのは重労働だからです、北連の稚内支部長に若者が喜んでやる方法を教えましたので聞いてください、市からの補助金をつけ、

れば酪農家の負担も軽減して若者が増えるはずです、また海産物のホタテの殻の有効利用も水産会社の社長さんに話しました、それはと二つの方法を話したのです、助役がなるほど、


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渡すので見ると、


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