派閥 16 昼食を食べて会社に戻り幸恵に魚料理の本を渡し、パソコンでパワーポイントの使い方を教え、紙に魚をさばく順番の絵を書いてもらったのです、見るとなかなか絵が上
派閥 16
昼食を食べて会社に戻り幸恵に魚料理の本を渡し、パソコンでパワーポイントの使い方を教え、紙に魚をさばく順番の絵を書いてもらったのです、見るとなかなか絵が上手なので上手い、
ではないのと言うと、まんが家になりたかったんですよと言ったのです、絵に色をつけてもらい、センサーで取り込みレシペに張り付け、カラープリンターで印刷してみると中々、
のできばえです、
皆が見てすご~いと感心していたのです、この調子で稚内で取れる魚のレシペを30位作ってと、頼むと幸恵がパワーボイントを使うと簡単にできるのですねと嬉しそうです、これで、
専門家に頼まなくていいから、コストはかからないなあと笑うと、幸恵が私はタダ働きですかと言うと、所長が給料を貰っているじゃないと言うと、課長のお陰で余計な仕事が増え、
そうと言うので、
心配しなくても僕がおいしいものをご馳走するよと言うと、やった~本当ですねといい、それでは頑張って作ろうと一生懸命に絵を描き始めたのです、森に酪農家を仕切っている、
北連に販売を頼みにいこうというと、あそこは偉そうな奴ばかりいて簡単には入らせてくれませんよと言うので、それは面白いといい、さあ行くぞというと、アポ無しですかと、
言うので、
いいんだよといい車に乗ったのでとす、北連の稚内支部に行き受付で支部長の柿本さんに会いたいのだがと言うと、アポは取ってありますか聞くので、いや、丸菱商事の村上が来た、
と取り次いでと言うと、アポ無しでは無理だと思いますよといい、秘書室へ電話をしていましたが、電話を切り支部長がお会いになるそうです、6階の受付に行ってくださいと言った、
のです、
森が支部長を知っているのですかと聞くので、うんと答えエレベータに載り6階の受付に行くと秘書がこちらへどうぞと支部長室に案内したのです、部屋に入ると中年の男が立ち上がり、
しんちゃんどうして此処にと聞くので、かきやんと同じで稚内に飛ばされたのさと言うと、そうか僕と同とじか、まあ座ってと応接のイスを勧めたのです、うちの稚内営業所の課員だよ、
といい、
森といいますと名刺を出すと、柿本が名刺を出し宜しくと言ってイスに座ったのです、なんでまたここにと聞くので助っ人に6ケ月来たんだよと言うと、俺とおなじかあ最近酪農の跡継、
ぎが減って廃業する人が増えて飼料や農機具の販売が減りこのままだと支部から出張所に格下げになると言い、それで札幌の本部から立て直しに派遣されたのだよ、しかし大学を卒業、
していらいだなあと柿本が言ったのです、
魚屋のお前が俺に何のようだと聞くので、お前を助けてやろうと来たのさ、とホタテの飼料の話しをして、畜産大の分析結果の飼料をみせると暫く見ていたが成る程北海道にはホタテ、
は沢山あるのだ、原料にはことかかないなあと言いい、しかしお前は魚屋だろうと言うので、ホタテは海産物だよと笑うと、そうか、面白いサテライトの酪農家に協力してもらって、
結果がよければ推進しよう、
稚内支部の売上げ増進になるかも、ありがとういい話を持って来てくれたと喜んでいます、真一が酪農の跡継ぎがいないのは、朝早く起きて牛の寝床を毎日綺麗にするのが大変だから、
若者がいやがるのだろうというと、そうなんだよ跡取り息子はいやがって、皆サラリーマンになりたがるんだと言うので、旧態以前のやり方をやっているからいけないのさ、なんで、
お前達が指導して近代酪農を推進しないのというと、
どうやるんだと聞くので、最近の若者の好きなITを使った酪農経営だよと言うと、コンピュータで酪農ができるわけないだろうと言うので、まず寝床を綺麗にするのに人がスコップで、
牛舎の床をかき出すのは重労働だ、そこで平たいスキを作り両脇に溝を掘り外れないようにして、両脇にロープをつけモータで手前に引っ張れば、田んぼをすくのと同じで一気に、
はがせるよ、
この板は外せるようにして、こんどは次ぎの場所へ移動し同じ作業をくりかえせば、あっと言う間に掃除は終わるだろう、後は人が水を流して新しい藁をひけば完成というわけだと、
絵を描いて説明したのです、さらに時々牛舎を見回る必要があるが、それはモバイルパソコンを牛舎に置きのUSBカメラを各場所に配置してその画像を無線ランで飛ばし、母屋の、
パソコンに大型のデスプレーを置き分割で表示させる、
映画で見る宇宙ロケツトの管制ステーションみたいなもんさ、さらに放牧場にも小屋を作りUSBカメラをセットして無線ランで飛ばせばすべてを監視する事が出来酪農が近代化できるわけ、
だ、こうすればかっこいいので跡取りも牧場で働く若者も増えるだろう、モバイル一台は3万くらいだし、USBカメラは画素子が多いものでも一台数千円ですむ、スキの板とモータ、
なんて安くで手にはいるよと言いい、
それをお前が一式にして酪農家に販売するんだよ、従来の飼料、農機具に頼っているからいけないのさと言うと、柿本は目が点になり、昔かせお前はとっぴょうしもない事を考える、
けど、すご~いと感心したのです、さつそくプロジェクトを作って計画してみるよ、これは楽しくなって来たと喜んで、ところでうちのコンサルもやってくれないかと言うので、
僕はサラリーマンだよと言うと、
個人的に引き受けてくれよ、勿論報酬はそれなりの物をだすよと言うので、所長に相談してみるよというと、今日はお礼におれが美味いものをご馳走しょうといい、ところで俺が、
ここにいる事がどうして分かったのと聞くので、昨日北連本部に電話したらここにいると教えてくれたのさと言ったのです、さあ行こうかと言うので、まだ4時だよと言うといいん、
だよ、ここでは俺が一番偉いのさと笑ったのです、
秘書に車を頼み、みやびを予約しておいてくれといい、待っていると秘書が用意が出来ましたというので外にでて車に乗り込んだのです、森がお二人は大学の同期生ですかと聞くと、
柿本がああ親友さと言うので、お前がうまく俺をつかっているのだろうと真一がいうと、しかたないだろうお前は頭が良くて器用だからと笑ったのです、
ここでいいよと運転手にいい、車を降りて料亭に入ったのです、秘書の方から連絡がありお部屋を用意しておきました、それにしても随分早いのですねと女将が言うので、いい事が、
あったのさ、この二人は丸菱商事の課長さんとその部下の方だよと紹介すると、みやびの女将で春子といいますと頭を下げたのです、
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