派閥 12 花崎社長が所長おたくの会社はいいね、こうやつて休みの日にも集まって楽しめるだからと言うので、ママが社長さんも声をかければと言うと、声をかけても家族サービ


派閥 12


花崎社長が所長おたくの会社はいいね、こうやつて休みの日にも集まって楽しめるだからと言うので、ママが社長さんも声をかければと言うと、声をかけても家族サービスがあるとか、

若い者はデートとか言ってなかなか集まらないよと笑ったのです、山田さんも残ってくれるそうだし、村上さんという釣り仲間も出来たしこれから楽しみだ、そうだ今度3人で沖釣り、

で勝負しよう、船はこちらで出すよと言うと、


幸恵が私達も載せてくださいというと、いいよ、船の上で釣った魚をさばいて酒を飲みながら食べるのも最高だよと言ったのです、所長に本社に頼んで村上さんをこちらに転勤して、

もらうわけには行かないのと聞くと、所長がそれはが社長無理ですよ、今回は助っ人として6ケ月の約束です、6ケ月はいますからまだ十分時間はありますよと言ったのです、


山田が先ほどの仕掛けを見せたくださいというので、取り出して渡すとなる程魚のいる棚ごとに浮きとハリがついていますね、これは村上さんが考えたのですかと聞くので、ええ、

プロの釣り師は狙った獲物が連れないと、外道と言ってうれしがりませんが、ある時にシングルマザーの女性が男の子がいるので釣りに連れていってほしいといったのです、


釣りをやる人は何時間でも獲物が連れるのを待ちますが、普通の人は何でも釣れれば喜ぶでしょう、さつきもつれないとつまらないので、みんなはボール遊びをやつていたでしょう、

その子供もつまらないと思わせると釣りが嫌いになねので、この仕掛けを作ったのです、海に行き渡すとすぐ釣れたので面白がって喜んでいたのです、いつもゲームばかりやって、

いて外に出たがらなかった子供が、


休みになると川に釣り道具をもつて行くようになり、真っ黒に日焼けしてたくましくなったと喜んでくれたのですよ、釣りにいってくいの悪いときはこれを使って遊んでいるんですよ、

江戸時代の英雄で坂本龍馬という人を知っていると思いますが、彼は剣術の修行に江戸に出て来て一刀流の千葉道場に入門したのですが、江戸の末期で剣術なんてやる人は少なく、

道場の経営もうまく行かない時期だったそうです、


龍馬は百姓、町人、子供も入門させるべきだと千葉定吉に言うと、百姓、町人、子供に剣術を教えてどうするのだと聞くので、そうすれば指南料が取れるので道場の経営も楽になると、

説得し張り紙を出したところ、千葉道場といえば有名ですから、沢山の入門が集まったので、厳しい稽古ではなく楽しむ剣術を指南したのだそうです、そのお陰で江戸で一番弟子の、

多い道場となり、


沢山の指南料が入り千葉定吉はよろこんで龍馬にすぐ免許皆伝の目録を授けたそうなんです、龍馬は目録を持っていましたが、剣術はあまり上手くなかったそうですよ、要するに、

こうしなければならない、これが常識とみんな思いこんでいるわけですが、目線を変えれば楽しくやる方法が一杯あると言うことですと話すと、山田がなる程それで村上さんが、

色々な事に通じている理由が分かりました、


私もその仕掛けを作って釣りを楽しみますというと、社長がその仕掛けを釣り道具屋でうれば釣りをする人が増えるではないの、そうすれば釣具屋も人が増えてもうかるだろうと、

いい、こんどは釣具屋もやるかなと笑ったのです、ママが真一さんの知恵袋には沢山アイデアが入っているんだと感心していたのです、ユキがどうしてあの仕掛けだと釣れるの、

と聞くので、


魚は回遊している深さがそれぞれ違うので、そこにいる魚にあわせて釣り針の大きさと深さの間隔をあけてあるのだよ、その深さを棚というのだが、すべての棚にあわせてあるので、

必ず魚が釣れるという事でボウズ逃れといっているんだ、ボウズとは釣りで何も釣れない事を言うんだよと説明したのです、みんながなる程ただ餌をつけて投げればいいという、

わけでは無いんだと納得したのです、


ママが今店長をよんだからホテルまで送っていくわよと言うので待っていると、店長が来たのでママとユキと車に乗り込みホテルに向かったのです、ホテルに着き今日は差し入れ、

ありがとうと言うと、いいえ、とても楽しかったわ、こんどまた誘ってくださいといい、手を振って分かれたのです、


シャーを浴びサツパリしてベットに寝転ぶと電話がなったので出るとユキである、明日乗馬にいかない、もし今日の釣りで疲れているのなら又にするけどと言うので、大丈夫だよ、

と言うと、それでは朝9時に向かえに行くわと言ったので、宜しくと電話を切ったのです、ベットに入りテレビを見ているうちに寝てしまい、目が覚めるともう9時です、ピン~ポン、

と呼び鈴がなり、


ドアを開けるとユキです、ゴメン今起きたばかりだよ、シャーワーを浴びてすぐしたくするから、部屋に入って待っててといい、着替えを持ってシヤーワールームに入り、汗を、

流して、ジーパンに着替えお待ちどうといい部屋を出てユキの車に乗ったのです、朝食まだでしょう、途中に朝食をやっているところがあるからそこで食べようと言うので、


ユキちゃんもまだなのと聞くと、一緒に食べようと思ったからまだだよと言ったのです、国道を走り街を出ると草原が広がっており、遠くに山々が連なっていてとても景色のいい、

国道です、北海道は広いなあ~と言うと、気持ちもおおらかになるでしょうと笑ったのです、あそこだよと言うので見るとカフエレストランと書いてあります、駐車場に車を止め、


ドアを開けるとあら先生今日はお出かけとおばさんが言うので、ええおばさんの牧場に乗馬に行くのよと言うと、ああ東京から来た人ねと言うので、村上といいます、今日はお世話、

になりますというと、広々した牧場ですよといい、席に案内したのです、おばさん朝食をと言うと、ハムエッグとパンでいいねと言うので、ええ、二つと注文したのです、


牧場のおばあさんで、ここでレストランをやっているの、養鶏場もやっていて取れた手の卵だからとても美味しいのよと言ったのです、まずは牛乳ねとコップを出したので一口飲むと、

濃厚で美味しいので、美味しい取れたては全然ちがうねと言うと、でしょうと笑ったのです、ハムエッグとパンが来たので、バターをつけ食べるとこれも美味しいのです、ハムエッグ、

も美味しくて大満足です、


最後にコーヒーが出て来たので、ユキちゃんが北海道に住み着いた理由がわかるような気がするよと言うと、転勤になればよかったのにと言うので、あの部長は絶対どこにも転勤させ、

てくれないよ、器用さがあるのもよしあしだよと笑ったのです、そろそろ行こうかと言うので、ここは僕がご馳走するよと言うと、いいのと言うので、車の運転までさせているのだか、

ら当たり前だよと言うと、


さすが九州の男キップがいいと言うので、朝食ごときでそんなに喜ばれるとと参るよと照れ笑いをしたのです、ここから30分だよと言うので再び車に乗り込み牧場へ向かったのです、

さすが北海道真っ直ぐな道です、変化がないから眠くなるでしょう、寝てていいよついたら起こしてあげるというので、いやユキちゅんが居眠運転して気がついたら天国かもしれな、

ないから起きているよと言うと、意外と臆病なんだと笑ったのです、

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る