派閥 11 時間になったのでそれではかしを替えようと所長がいい、連れ立って店を出てクラブに行ったのです、ママとユキがお待ちしていましたとボックスに案内し座ると今日は


派閥 11


時間になったのでそれではかしを替えようと所長がいい、連れ立って店を出てクラブに行ったのです、ママとユキがお待ちしていましたとボックスに案内し座ると今日はお祝いだから、

私からシャンパンをご馳走するわ、でも高いシャンパンではありませんよと言ったので、所長がなんでもいいよありがとうと礼をいい皆で乾杯したのです、


ユキが畜産大学の教授がホタテの貝殻に目をつけるとはと感心していたよ、ニワトリは卵の殻をくだいて混ぜて食べさせると良い卵を産むので、それと同じ成分だからいい飼料になる、

としきりに言っていたわ、北海道で取れるホタテの量は莫大だから原料は沢山調達できるので十分商売になるねと言うと、森が牛馬が健康になりすぎてユキちゃんの仕事が減って、

ここが本業になったりするのではと言うと、


そうかもね、その時は所長に雇ってもらって牧場や酪農家にこれを営業するわ、森さんより私の方が売れるかもよというと、それはまずいなあ僕がリストラされてユキちゃんが社員、

になったりするかもと困った顔をするので、幸恵がやつぱり自己防衛の為釣りを覚えなくてはねえと笑ったのです、昨日牧場に馬の健康チェックに行ったらいつでも乗馬させてくれ、

ると言っていたよ、


此処から一時間の場所だから案内するは、明日土曜日だからどう、回りの山々も紅葉が綺麗だよと言うので、ありがとうでも明日は山田さんと釣りの勝負をして、釣った魚をバーベ、

キュウにして食べることになっているんだ、ママとユキちゃんもおいでよと誘うと、ママが山田さんは強敵よ真一さん大丈夫と聞くので、そうなんだ、この辺の海は熟知している、

ので分が悪いんだよと言ったのです、


ユキが面白そうママ是非いきましょうと言うと、ええそれではビールを私から提供するわと言うので、総務課長がやったあ、これで経費はかからないと喜んだのです、色々歓談して、

いるうちに時間になり、それでは明日と言って店を出たのです、所長が来週には宿舎に移れるからそれまでホテルで我慢してというので、朝飯付きだから楽でいいですよといい、

ホテルに戻ったのです、


次ぎの日お昼に釣り道具を持って岸壁に行くともう皆は来ていてビールを飲んでいたのです、みんな早いんだというと、森さん達はもう二時間前から来ているのよとユキがいうと、

楽しみで朝早く目がさめたのでやる事なくてといい、缶ビールを渡すので、こんな時間から飲んでいるとバーベキユウの酒がなくなるよとあきれると、ママが大丈夫よ店長に沢山、

持って来てもらったので売る程あるよと笑ったのです、


山田がお手わらかにと手を出すので握手して、場所を決めましょう好きなところへどうぞというので、海の潮の流れを見てここら辺でいいですと言うと、それでは私はあの先へと、

道具を持っていったのです、幸恵が後10分後に開始ですよ、私が声をかけたら竿を入れてくださいというのでOKだよと返事したのです、そして幸恵がハイと言うので真一が、

竿を入れたのです、


山田はたばこを吸いながら海を見ているだけで竿はいれません、ユキがどうしたのかしらと真一に聞くので、今の時間は竿を入れても餌をくわないのでタイミングを待っているんだ、

よと言うと、でも真一さんは入れているではないのと言うので、食わせる仕掛けがしてあるさと笑い、右から順番に投げてアタリを探っていたが、ほんのわずかに感触があったので、

目標を決め、


それより5m先に投げ込み手繰り寄せてリールを巻き重石が底に着き糸をピーンと張ったのです、なかなかアタリは来ません30分が経過し、やつぱり今の時間はダメなんだとユキが、

つまらなそうな顔をしていたのです、他の連中もつまらないらしく空き地でボール遊びを始めたのです、もうじき一時間たとうとした時アタリがあり竿を立てリールを巻いている、

とハリに二匹のアジがかかっていたのです、


みんなが駆け寄ってきて、すご~いと喜んでいるのでバーベキュウの材料には遠く及ばないよと笑つたのです、山田は悠然と構えていた竿もいれません、真一が続いて竿を入れると、

こんどは20分位でアタリがあり上げるとカレイです、それから次々とかかり、カレイ二匹、アジが3匹にかじか1匹を釣りあげたのです、ママが色んな魚が連れるんだと言うと、

このつり方は邪道なんだよ、


プロは狙った獲物だけを狙うんだよと言うと、山田さんは何を狙っているのとユキが聞くのでもうじきわかるよと笑ったのです、幸恵がもうじき3時です、残り1時間ですよと言った、

のです、山田がそれではといい竿をいれポイントを探りだしたのです、真一がそろそろ本当の釣りにはいろうかと今までの竿をしまい、次ぎの竿を出し先ほどから右に5m先にハリを、

落としたのです、


山田に何かがかかったらしく、あの引きから言って大物です、竿を立てリールを巻き魚が水面に出てくると大きなシャケですタモで救いあげると、みんなが大物だすご~いと拍手、

したのです、真一にも手ごたえがありこれも大物です、上げるとこれも大きなシャケです、みんながおお喜びしています、それからは入れ食い状態になり、一進一退です、


そこに花崎の社長がやってきて、ユキにどうなっていると聞くと、山田さんが優勢ですと答えると、ほう中々二人ともやるではないかと言ったのです、後10分ですと幸恵が声をかけ、

たのです、それまで山田が12匹を上げ真一が10匹です、二人に最後の一匹がかかって引き上げるとハイおしまいですと幸恵がいい、竿を上げたのです、


山田が13匹で真一が11匹を釣りあげたのです、山田が近寄ってきたので恐れ入りましたというと、笑って村上さんの勝ちですよと言うのでユキがどうしてと聞くと、ママが村上さんは、

他に6匹上げているから、全部で17匹で12匹対17匹になるでしょうと言うと、あそうだとユキがうなずいたのです、真一があれは邪道だから、本当の勝ちは山田さんだよというと、


山田が最初につかった仕掛けはなんですかと聞くので、ボウズ逃れですよといい見せるとなるほど、これでは釣れるはずだと感心していたのです、花崎の社長が二人ともお見事でした、

と手を叩くので、皆が拍手したのです、バーベキュウの用意ができているよといい、皆で釣れた魚を運び魚を真一がさばき網に載せたのです、ユキが牛肉も貰ってきたよと、ところ、

せましと網に載せたのです、


皆で缶ビールで乾杯して、ママが焼けましたよと言うので、美味しい、美味しいと食べたのです、楽しいね、幸恵が時々二人で勝負して貰って、バーベキュウをやりましょうというと、

総務課長がそうしましょう、所長これは経費がかからなくていい会社の福利厚生ですよと笑ったのです、所長が僕はクラブで飲んでいる方がいいなあと言うと、ママがお願いしま、

すと頭を下げたのです、


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