派閥 9 翌日に会社に行きに花崎水産は山田に後は手分して回ることにして、真一は森と出かけたのです、何処の会社も稚内の卸は少ないらしく、年間1%上乗せの条件で5%の値引


派閥 9


翌日に会社に行きに花崎水産は山田に後は手分して回ることにして、真一は森と出かけたのです、何処の会社も稚内の卸は少ないらしく、年間1%上乗せの条件で5%の値引を承知して、

くれたのです、会社に戻ると山田は帰ってきていました、真一に喜んで引き受けてくれましたよ、なるべくうちを通して稚内の店には卸すようにするとの事でした、それからホタテ、

の貝殻の件は、


おもしろいとうなずき粉砕する機械を当たり、農林試験場で牛馬の飼料にまぜた場合の効果と混ぜる量を調べてもらうそうですと言ったのです、他の営業員も帰ってきて全ての取引、

先が承知してくれたの事です、月の売上げを見ると3000万です、今までの粗利が月150万です今回の粗利を乗せると月300万になります、まだこれでは赤字ですが、商売を回して、

貰えば2割りくらい増えると思われます、


3600万になりますので月の粗利が360万です、今までの付け替えの粗利が月200万ですから合計月550万の粗利となり、とんとんの収支になります、これに1%の付け替え手数料が入れ、

ば330万増える事になり880万になり、月に200万の純利が出る事になり年間の純利は2400万となり大黒字になります、ホタテの貝殻の飼料が上手くいけばさらに黒字になります、


さつそく本社に1%のバックマージンの事を言うと、額的には大した事はないので窓口としてはOKだが経理処理が入るので決定するには役員会の了承が必要なので時間がかかるという、

話しなのです、それでは工賃の瞑目で1%上のせした額で付け替え伝票を切るのはどうだというと、それなら従来通りだから問題ないとの事なので、全国の50箇所の窓口に話しを、

するといずれもOKと了承したのです、


書記の幸恵ちゃんに、今月の付け替え伝票から工賃に取引額の1%を上乗せして伝票を切ってと指示したのです、一箇所当たり6万6千円だから目立たないよと笑ったのですこれで稚内、

営業所は遊んでくらせるよと笑うと、みんなが、お見事でしたと手を叩いたのです、山田がすごいなあとしきりに感心していたのです、


次の日に花崎水産の社長からホタテの貝殻の件で来てくれと言うので行くと応接のイスを勧め、調べてもらったら、まず粉砕の機械は土木の機械で岩石を粉砕する機械があり一台、

300万と言う事なのでたいしてコストはかからない、また飼料に混ぜる量は調べてくれたよと資料を出したのです、栄養的にも大変いいらしく牛馬の骨の成長を助け、健康に育つ、

効果が認められると、お墨付きをくれたよと笑ったのです、


さつそく水産加工場に機械を3台設置する事にした、後は売り先を宜しくと言ったのです、牛馬だけでなくブタ、養鶏にもいいと言っていたよ、北海道だけでなく日本全国に販売、

できる、いままでは金をかけて棄てていたがその費用もいらなくなり一石二丁だと大喜びしていたのです、それでは販売先と商品名を考えますと社長に話し、会社に戻ったの、

です、


山田が所長に報告するとそれはすご~い、と大喜びして二人の手を握ったのです、真一の携帯がなるので出ると、ユキである農林試験場の依頼でホタテの粉末の効能を札幌畜産大学、

に昨日持ち込んだの、けさ結果がでてとても効果があるとの事で農林試験場にデータを渡したというので、今花崎水産の社長と会って見せてもらったよと言うと、順調にいっている、

見たいね、


今日は店でお祝いをやりましょうといい電話を切ったのです、所長にユキが札幌の畜産大学に持ち込んで調べてもらったそうですというと、それではお礼に行かなくてはといい、

今日は皆でお礼に行こうというので、幸恵が課長そんなに経費使うと総務課長がこまりますよと言うと、総務課長が大丈夫だよ稚内営業所始まっていらいの快挙だからなんとか、

工面しますと言ったのです、


森が全員で9人ですから、一人5000円にしてもらいましょうというと、所長がまかしとけとママに電話をいれ交渉したのです、電話を切りOKだそうだというので、それでは余った、

金で北海で美味しい物を食べてから、皆でいきましょうと言うので、総務課長が何だ節約してくれる思ったら全部使うんだまあいいかと言ったのです、


総務の書記が課長も出席するなんて珍しいですねと言うと、たまには僕も楽しんでもいいだろう、でも今回特別だよ後はサイフの紐を締めなくてはと言ったのです、真一がいよいよ、

勝負は明日ですねと山田に言うと、どうですか仕掛けは出来ましたかと聞くのでまあと返事すると、一時から四時の三時間でしょう、食いつくとしたら三時過ぎでしょうから短時間、

の勝負になりますねと言うので、


この辺の海をよく知っている山田さんですから、ちょっと分が悪いですねというと、そんな事いっても油断しませんよと笑ったのです、山田が花崎水産の社長に勝負の事話したら、

社長も顔を出すと言っていましたと話すと、所長が僕も行くよというので、皆でいきましょうと幸恵がいい、みんながいこう、いこうと言ったのです、総務課長が僕も行っても、

いいでしょうかと聞くので、


真一がどうぞ是非きてください、魚を一杯つりますから、経費のかからないバーベキュウを岸壁でやりましょうというと、それはいいですねと喜んだのです、山田が何も釣れなかった、

らバーベキュウの材料が無くて皆に怒られますねというので、花崎水産の社長が来ますから貰えばいいのです、釣りの名人でもこの時間は無理かと笑ってタダで提供してくれますよ、

よく誘ってくれましたと笑うと、


なるほど、しかし村上さんは油断も隙もない、気をつけなくてはと自分にいい聞かせていたのです、森が北海のママに電話を入れて予約したのです、時間になり店に皆で行くと度々の、

お越しありがとう、一週間に二回も来るなんで、盆と正月が一度に来た見たい、今日はお祝いだそうだから、安くしとくわと笑ったのです、テーブルにこの前より豪華な料理が並んで、

います、


今日はジンギスカンも用意しましたよ、ビールによくあいますといい、所長が稚内営業所始まっていらいの快挙に乾杯といい、皆で乾杯したのです、サクラはもう来ていたのです、

ママがサクラちゃんに話したら、会社の残業を断ってきたんですよと笑うと、だって真一さんみたいな旦那さんがいたら一生幸せに暮らせるでしょうと言うので、あら、あらもう、

目をつけたのと言うと、


幸恵が我が社のホープに手をつけてはダメです、稚内営業所にも候補が二人いるんですよと言うので、森がいいなあ先輩はとうらやましがると、幸恵が森君も課長みたいにならなく、

てはね、まず釣りを覚えることからだと笑ったのです、ジンギスカンの肉が焼けたのでさあ食べてとママが勧めたので、真一が食べてこれはビールのつまみに最高だ、本場物は、

さすがに違うなあと目を丸くしたのです、

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