派閥 3 真一が色々面白い事を言ってわらかしていると話しが面白いので皆で盛り上がったのです、携帯の時計をみるともう11時です、部長これくらいサービスしておけばいいで


派閥 3


真一が色々面白い事を言ってわらかしていると話しが面白いので皆で盛り上がったのです、携帯の時計をみるともう11時です、部長これくらいサービスしておけばいいでしょう、もう、

開放してくださいと言うと、京子がさつきから携帯をちらちら見ているけど彼女からのメールと聞くのでい、いや、時計を持っていないので携帯の時間をチェクしているのだよと言う、

と、


そういえば何も持っていないけど、カバンとか持っていないのと聞くので、すぐ忘れるので何ももたない事にしているのだよと言うと、京子がなるほどと言ったのです、部長が本題は、

これからだよといい、実は稚内の件だがと言うので、僕に行けということですかいいですよ、いつ赴任すればいいのですか、オホーツクが見られるのかあと喜ぶと、普通は都落ちと言、

って皆嫌がるのだが、


お前は喜ぶのかとあきれるので、ノルマも少なくまいにちノンビリできるではないですかと言うと、ノンビリする為に行ってもらうわけではないよ、今月で稚内出張所の営業課長が、

定年退職する事になっている、ここに出張所があるのは地元の海産物を仕入るのが主な仕事なんだ、地元に出店がないといい物が仕入られないのだよ、退職する山田課長はバイヤー、

としても一流なのだよと言うので、


なぜ嘱託として再雇用しないのですかと聞くと、会社で残るよう説得したのだが本人が、子供も自立しているので老後は釣りでもしながらゆっくり過ごしたいと引き受けてくれないの、

だよというので、稚内生まれなんですかと聞くと、いや東京生まれなのだが稚内の自然が気にいったみたいで、家も向こうに建てて土着したのだよ、本社にくれば結構出世したと思う、

のだが、


出世などには興味ないらしく勿体無い事だよと言うので、僕はバイヤー等やつた事はありませんがと言うと、おまえはつりが趣味で魚も三枚に卸せるそうではないかと言うのでそれは、

そうですけど、まあ何とかなるでしょうと笑うと、しかし残念ながら転勤ではなく出張だよと言うので、バイヤーなんて短期間では無理ですよと言うと、6ケ月の出張だと言ったのです、


我が社に稚内生まれの凄腕のバイヤーがいるのだが今東南アジアで海老の買い付けのルートを作っている、後6ヶ月で終わる予定で、本人も稚内に帰るのを希望しているので山田課長の、

後任にする事にしたのだよ、6ケ月も空席にしておく訳には行かないので君に課長代理として行ってもらいたいという訳さ、さつきは君の上司の山本課長を説得していたのだよ、


なんだかお前を凄く気にいっているみたいで中々うんといわないのだよ、そこにお前が現れたというわけさと言ったのです、課長が会社の規定で3ケ月以上は転勤になるので、もしお前、

を転勤させたら、絶対に土着すると難色を示しているので、人事部とかけあって特別に出張扱いにしてもらったと課長に言ったら、本人がいいと言うならしかたありませんと納得して、

くれたよと言ったのです、


それでは決まりですね、引継ぎもあるでしょうから来週月曜日には赴任しますと言うと、そうか宜しく頼むと言ったのです、京子がえ~っ、折角知り合いになれたのに来週いってしまう、

のですかと言うので、部長が6ケ月なんて直ぐすぎるよと笑ったのです、それでは私はこれでと席を立ち、先ほどのスナックに戻ったのです、課長がとんでもない事を言われたろうという、

ので、


ああ稚内の事ですか来週月曜日に行く事になりましたというと、もう返事したのかとあきれています、美樹がえ~っ北海道転勤なのと言うので、課長が6ケ月の出張だよと言うと、ああ、

6ケ月で帰ってくるのね、その間課長は寂しいでしょうと笑うと、僕の代わりに山城と飲めばいいではないですかと言うと、そうだな、山城頼むぞというと、山城が私でよければと喜ん、

だのです、


美樹がその間に絶対会いに稚内に行くからね、美味しいところを探しておいてというと、ママが浮気していないかチェックしに行くんでしょうと笑うと、え~っ稚内で彼女を作っては、

いけないのと言うと、美樹が絶対ダメだよと体の関係がなくても真一さんは私の彼氏なのと言ったのです、村上のどこがいいのと課長が聞くと、だつて面白いし飽きが来ないでしょう、

と美樹が笑ったのです、


どうせ僕は面白いだけの男ですよと水割りを一気飲みすると、ママが真一さんが誘わないからいけないのよ、さてはどこかに彼女がいるんでしょうと言うので、美樹がまさかと言うと、

誘っても乗ってこない時は必ず彼女がいるものよと言ったのです、時間も一時を回りそれでは帰ろうかママ車三台呼んでというと、それでは美樹ちゃんを真一さんが送ってというので、

残念でした僕は方向が違います、


課長が同じ方向だから送ってくれますよと言うと、美樹が方向が違っても普通は送るもんだよ、いいわ課長二人でラブリンモードで帰りましょうと手を握ったのです、店を出てタクシー、

乗って裏通りを行くと混んでいるみたいで中々進みません、窓をコンコン叩くので見ると京子です、窓を開けるとどこまで帰るのと聞くので大崎だよと答えると、私は品川なの通り道、

だから乗せてというので、


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断ったのよと言うので、京子ちゃんを気にいっているのではと言うと、ママのお客さんだからまずいでしょうと笑ったのです、品川についたのでどの辺と聞くとここで降りましょうと、

いうので、


え~というと来週から北海道でしょう、ここに美味しい店があるので行きましょう私の驕りだよと言うので二人で車を降りたのです、朝までやっている居酒屋で魚が美味しいのよ今日、

は金曜日で明日は休みでしょうと言うので、そうだけどと言うとさあ早くと手を引いて居酒屋に入ったのです、もうあんまり飲めないよと言うとそんな事いわないでと日本酒を頼んだ、

のです、


真一はまずいこの時間から日本酒を飲んで、ひっくり帰り怪我した事を思い出し厭な予感がしたのです、京子は冷酒を飲みながら美味しいとはしゃいでいたのです、真一が一口飲むと、

美味いのでうまいというと、そうでしょうとコップに注ぎたすので思わずのんでしまったのです、段々いい気分になってきて制御が利かなくなっていったのです、


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