Chapter4 『不器用』 4-12

(痛いところを突かれ、思わず涙ぐむ。)


『自分で一番分かっています・・。』


「はぁ。 すみません、不器用で・・。」


「力を使う事は無いし。 私だけは、本業が執事ですからね。」


『でも、白さんまで、側につけるなんて。』


『体調が心配だからという理由だけでは、無い気がする。』


『それとも他に・・何かあるのでしょうか?』


***









『不器用』

Chapter4 End


Fragment of Time・・・時の欠片の道しるべ

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