青春の群像7 案の定次の日は真紀が先生が職員室に来なさいと言っているよと言うので、そうかと言い職員室に行くと、又掃除当番をサボったそうではないかと言うので、すみません


青春の群像7


案の定次の日は真紀が先生が職員室に来なさいと言っているよと言うので、そうかと言い職員室に行くと、又掃除当番をサボったそうではないかと言うので、すみません一昨日部活で、

転んで腰をうったので拭き掃除は、無理だったのですと言うと、そんな腰でサンを伝って、となりの教室に逃げるなんて、もし落ちたら怪我ではすまないぞ、腰は大丈夫かと聞くので、

もう大丈夫ですと言うと、


随分都合の良い腰だなと言って、今度から気をつけろ帰ってもいいぞと言うので、ハイと返事して教室に戻ったのです、真紀がニヤ、ニヤ笑いすご~く怒っていたでしょうと言うので、

そうでもなかったよと、久美に下でVサインを出すと、ケラ、ケラ笑っていたのです、さて林間学校の部屋割りだと後ろに張ると真紀が久美ちゃんと一緒の班にしてと言うので、個別、

には受け付けませんと言ったのです、


久美がそんな事言わないで私が真紀ちゃんの班に入るわと言うと、さすがは気使いのマドンナだ、いいよ1人多くなるけどいいだろう、その分俺達はバーベキューを沢山食べられるわけ、

だと言ったのです、真紀は久美との班が同じで良かったと喜んだのです、久美が担任が教室に入ってきて、真一にちょっと来いと言うので職員室に行くと、来週写生の課外授業がある、

だろう、


お前は美術と音楽が60点そこそこで平均点を下げている、これを70点まで引き揚げれば20番内に入れるんだぞ、勿体無いとおもわないかと言うので、絵と歌はヘタクソなんです、多分、

父の遺伝なのでしかたありませんと言うと、誰か絵と歌の美味い生徒にコツをきけばいいでは無いか、そうだ副委員長は絵も歌も上手だ教えてもらえと言ったのです、無駄だと思いま、

すがと言うと、


お前はそうやっていつも、苦手な物から逃げようとするな、これから生きて行くには苦手な物も、克服しなければならんぞと、言ったので、先生はなぜ先生に、なったのですかと聞くと、

小さい声で、どうも会社みたいな組織の中では生きていけない性格なんだよ、先生は自由が利くのさと言うので、それでは最後まで苦手は克服できなかったわけだと小さい声で言うと、

こいつとコツンとげんこつを食らったのです、


これは内緒だそと言うので、ハイと返事すると、帰ってもいいぞと言うので教室にもどったのです、久美がこんどは何で怒られたのと聞くので、久美を泣かすな、仲良くして絵と音楽、

が上手くなるコツを聞けだとさとと言うと、ふ~ん、そうか真一は絵と音楽が苦手だから、上手くなれば成績は格段に上がるわけだ、そうすると私が真一とどつこい、どつこいだから、

簡単に追い抜かれる事になる、


これは思案しなければと言うので、そうだろう、だからいいのさ、今の所一年生からすると2勝1負で僕の負けと言うわけだ、久美こそもう少し頑張れば1番になってなれるだろう、何と、

言ってもお父さんは先生だろうと言うと、これでも真一と違って毎日勉強しているのよ、真一こそ少しやればいいのにと言うので、努力するのが苦手な、遺伝なんだよと言ったのです、


でもいいわ今度の写生の時上手に見える、描き方を教えてあげると言うので、ほんとかよと言うと、うん、それで上手く行ったらお礼を貰うわというので、金もってないぞと言うと、

何かは上手く行ってから言うねと笑ったのです、担任が入ってきて、来週から中間テストだそれが終れば夏休みだ、夏休みの自由課題は決めたら学級委員に提出しなさい、なんでも、

いいぞ、


村上お前は何にするんだと聞くので、南極観測船宗谷の模型をバルサ材を加工して作り、塗料を塗るのです、モータとスクリューをつけて動くようにしたいですと言うと、ほう、あの、

オレンジの船だな、一から作るとなると手間暇かかるぞ、それは楽しみだなと言ったのです、授業が終り、部活に行くと顧問が夏の市の大会のメンバーを発表する、先鋒が山崎、次鋒、

が谷、中堅が荒木、副将が村上、大将が山下だと言ったのです、


先生私は中堅にして荒木先輩を副将にしてくれませんかと言うと、腕の順番だぞと言うので、今回くらいせめて3位くらいに入りましょう、だれも応援に来ないのは寂しいですと言うと、

そうか、ず~と1、2回戦敗退だからなあと言って、よしそうしよう、村上が3人勝ては先に進めるし、2人勝てば、あと1人を荒木か山下が勝てばいい事になるな、村上は2年生だから、

非難は受けないだろうと言ったのです、


それではこのメンバーで行くぞ、2年生は村上だけで、後は3年生だ特に3年生の諸君は、今回の市の大会で終りだ、後は高校受験の準備なので、頑張ってくれと言ったのです、荒木が、

村上2人は頼むぞ、3人目はお前と立ち会ってクタクタしてくれ、そうすれば俺か山下で勝てるだろう、良く言ってくれた、前から顧問に言っていたのだが、そんな卑怯な事はできな、

いと言っていたんだよと言うので、


真一が顧問もたまには名誉が欲しいのですよと笑ったのです、荒木がお前は個人戦でよく本城の角田と当たって負けるが、あいつと最後に当たらんもんかな、角田は親戚だろうと聞、

くので、分家らしいのです、本家に負けてはいけないらしく、本番では絶対僕には手を抜かないのです、昔は家に遊びに来て庭でよく立ち会ったもんです、素直で良い奴なんですが、

本家だけには負けるなと言われているんですよと言ったのです、


そうだよな、練習試合ではお前の方が成績は上だろうと言うので、どっこい、どつこいと言ところでしょう、明日来るそうですから、たまに負けるように頼んでおきましょうと笑うと、

絶対うんと言わないなと肩をぽ~んと叩いて更衣室に荒木は行ったのです、山下が傍にやって来て、村上頼むぞと言うので、大丈夫でしょう、最初が本城との対戦でもまさか角田を、

中堅には持ってこないでしょう、


角田も二年生ですから副将として出るはずです、もし一回戦で本城と当たったら、必ず角田と対戦する事になります、勝てないと思いますが、目一杯打ち合ってクタクタにさせます、

そうすれば、荒木先輩か山下先輩かどちらかが勝てるはずです、本城に勝てばヘタすると優勝できるかもしれませんと言うと、そうだな、最後のいい思い出になるだろうと言って、


しかしこの前のお前の面には参ったよ、あれは角田でも防げないだろう、えらそうに言って悪かったと言うので、いいえ、先輩の腕も中々のもんですよ、僕の経験が長いだけですと、

言うと、頑張ろうと更衣室に行ったのです、後輩の鈴木が3年生になったら先輩が主将ですねと言うので、これから先はいつも中堅で出るから主将にはならないのさ、そうすれば、

強い剣道部と市で有名になるだろうと言うと、


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