青春の群像5 翌日は山形の家に行き行こうかと言って自転車に乗ったのです、山形が海はこっちだよと言うので、その前に行く処があるのさと言い川の野原に降りて、右に水門に松ノ木だろうと、


青春の群像5


翌日は山形の家に行き行こうかと言って自転車に乗ったのです、山形が海はこっちだよと言うので、その前に行く処があるのさと言い川の野原に降りて、右に水門に松ノ木だろうと、

書き入れるとそうか昨日の脱走の罰かとニヤニヤ笑っています、よし次ぎはあそこの湖だと言って行きかき終わって、よし後は海だと言うと、久美が現れたので監視しなくてもちゃ、

んと調べているよと言うと、


心配だから様子を見に来たの見せてというので二箇所を見せると見てよしサボっていないねと言い、それではもう一箇所だねと言うので、ついてくるつもりと聞くと当然でしょうと、

自転車に乗ったのです、まいっちゃうなと言うと、山形が仕方ないだろうお前が脱走なんかするからだよと言つたのです、海の岩場につき回りの風景を記入して、さあ終わりだと、

言い、


もういいだろう帰ってもいいよと言うと、私も見ているわというので、もうすぐ潮が引くからあの岩礁に行くんだよ、足場悪いから怪我しても知らないぞと言うと、大丈夫よ滑らない、

靴はいて来たよと言うので、しかたない行くぞ、山形俺の道具箱を持ってくれと渡し、久美の手を引いて俺が歩く通りに歩くんだ、そうしないと海草で滑って怪我するぞと言ったの、

です、


岩礁に着きさあそろそろやるかと言って、仕掛けをつけて海老の切り身をつけて遠くに投げて、引き上げ、又投げて引き揚げると、少し当たりがあったので、同じ場所から3m先に投げ、

て手繰り糸をはったのです、山形も同じ事をやりこれでよしと言うと、何をしたのと久美が聞くので魚のいる場所を探ったのさ、今投げたところのあたりにいるようだといったのです、


久美が二人にハイと冷えたジュースを渡すので、ありがとうと受け取ったのです、暫くすると真一の竿がぐ~んとしなったのでもう一呼吸と待つともう一度しなつたので左にグイ~と、

弾き、竿を立ててリールを巻き、を繰り返していると魚が見えて来たので、タモですくい上げると、大きなアジが3匹かかっていたのです、久美がすご~いと手を叩くので、ハリを、

はずし、


一匹を除いて網籠に入れたのです、一匹を小刀で腹を割きはらわたをだして、鱗を剥ぎ海水で洗って三枚におろし、刺身にして弁当箱に入れ醤油をたらし、食ってみろよとフオークで、

突き刺して久美に渡すと食べて甘味があって美味しい、魚屋さんのアジと全然違うと喜んでいたのです、それではと山形と真一も食べてこれはたまらんと言ったのです、久美が山形君、

にはまだかからないのと聞くと、


ダメダなと言い、真一は釣は名人なんだよと言たのです、山形意地をはらないでおれの仕掛けと交換しろと言うと、いや、今日は黒タイを狙っているので、外道はいらないのさと言う、

ので、久美がどういう事と聞くので、つりで自分がつると思った魚を狙って、違う魚がつれても喜ばないのさ、たとえばアジを狙ってタイが連れても外道という事になるんだよという、

と、


何でもつれればいいじあない、へんなのと久美が言ったのです、そして又真一にかかり上げるとカワハギが2匹にアジ2匹です、カワハギ1匹だけ残し網に入れて又捌いて、肝を醤油に、

混ぜて久美につけて、食べなと渡すと、何これ凄く美味しいわと喜んでいたのです、そしてついに山形に当たりが来て引き揚げると石垣タイです、やった~と久美が喜ぶと、山形は、

嬉しそうではありません、


どうとて喜ばないのと聞くので、あれは石垣タイで黒タイではないから、外道なんだよと笑ったのです、なんやかんやで真一がアジ20匹とカワハギ12匹を連り上げ、山形が石垣タイ、

3匹をつり上げたのです、それではとこぶしでも捜すかと言って、水中眼鏡をつけて岩場を歩き海水に顔をつけて、ドライバーで岩からとこぶし3個とサザエを5個を剥ぎ取ってきて、

石でカマドを作り、枯れ木にマッチで火をつけて、


上に網をのせの上に貝を乗せて、醤油を口にたらしたのです、暫くするといい匂いがして来たのです、もう直ぐ昼だ握り飯でも食おうと取り出すと、久美が弁当を作って来たのよと、

並べるので、これは凄いと言うと、肉じゃが、ウイナーと色々入っています、食べてと箸を渡すので食べて美味い、美味いと喜び、サザエととこぶしもうまいぞと言い、熱いから気、

をつけろと言うと、


久美が食べて美味しいねえまるで遠足みたいと言い、君達は毎週こんな事やって楽しんでいるのねと言うので、そうだよと2人が笑ったのです、きょうは来てよかった、又つれて来て、

と言うので、ああ、いつでもいいぞと言ったのです、それでは後一分張りするかと言って久美もやってみろと言うと、うんと言うので竿を渡したのです直ぐにかかり、手を押さえて竿、

は股で挟むんだよと言うと、


躊躇しているので股に差し込んで、後ろから体をくっつけてリールを巻いて、竿を立ててと教えて傍に来たので網ですくうと、アジが3匹かかっていたのです、その調子だと言って真一、

はそこに座り、弁当を食べてジュースを飲んだのです、お腹一杯だと寝そべると、真一君早く網ですくってと言うので、慌てておきて網を入れたのです、山形がやったあと喜んでいる、

ので見ると、


見事な黒タイです、山形やったではないかと言うと、うんと言ったのです、久美もこれで外道ばかりでなくて良かったねと言うと、山形は大喜びしていたのです、もうそろそろ潮が満、

ちてくる頃だと道具を片付けて、岩場を通り岸に向かったのです、岸に上がると見ていなよと久美に言と、直ぐに潮が満ちて先ほどの岩礁は殆んど海水をかぶったのです、すごいだろう、


まごまごしていると海に流されるわけだと言ったのです、こんなに沢山釣ってどおするのと聞くので、石タイ1匹づつとアジ5匹づつにカワハギ1匹づつを持ち帰り、後は町の魚屋に引き、

取って貰い山分けするんだよ、これで行くと3千円位になるよというと、私はいいよと言うので、駄目だ一緒に釣りに行った時の決め事なんだと言ったのです、魚屋に持って行くと、


おう真一君に孝夫君か今日も大猟みたいだなと言うので、さっきまで生きていたので、血抜きしたよと言うと、目方を量って全部で3千600円だと言ってお金を渡したのですこの黒タイ、

は良い型だね、今日は大儲けだ、又もってきてと言ったのです、1200円づつ分けると、久美がこれでうどんを沢山驕るよと笑つたのです、この魚はお父さんが酒の肴に喜ぶわと言い、

今日はありがとう、楽しかったよと言うので、それでは又なと言って分かれて家に戻ったのです、


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る