青春の群像2 美樹がすご~いねと言うので、それはお前にやるよ、夜中に勉強している時に音楽でも聴いてやれば楽しいぞと言うと、そんな事やったら気になって覚えられないわと言うので、音楽、
青春の群像2
美樹がすご~いねと言うので、それはお前にやるよ、夜中に勉強している時に音楽でも聴いてやれば楽しいぞと言うと、そんな事やったら気になって覚えられないわと言うので、音楽、
が耳に入らないようになれば、その勉強に身が入っている事になり、神経を集中するのに役に立つのさと言うと、村上君は必要ないのというので、俺は勉強しないから必要ないし音が、
出たからもういらないのさと言うと、
まったく飽きっぽい性格なんだねと笑うので、そうなんだと言うと、うどんにあきたらお別れねと言うので、それが、うどんみたいな食べ物には飽きこないから、美樹にもあきないと、
言うわけだというと、本当だねと小指を出すので笑って指を絡めたのです、ありがとう貰っておくは、でも何でこれがラジオになるの不思議と言うので、その青白くて、メガネをかけ、
た奴に聞いて教えてくれと言ったのです、
そして期末テストが来て張り出された成績をみると美樹が41番に入っていたのです、真一は35番だったのです、教室では美樹の回りに女子が集まり美樹すご~いと言うので、美樹が、
真一を見て指でVサインをだしたのです、うどんやに行くと美樹が手を握り村上君の言った事は本当だったわ、ラジオで音楽聴いていても集中すると音なんて聞こえなくのるのねと、
言うので、
それではうどんをおごるぞと二つ頼んで、おばちゃん、お祝いだから何か入れてと言うと、掻き揚げをおまけにいれとくよと言って持って来たので、さあ、食べろと言うと、美味しい、
ねと言ってお母さんがビックリするわと言うので、そんなに勉強して将来何になるのと聞くと、学校の先生になりたいの、これで夢が実現できそうと言い、村上君はと聞くのでそんな、
事考えた事もないよ、
なにもしなくて飯が食えればいいかと言うと、だめよしつかり夢を持たなくてはと言い、一緒に先生になろうと言うので、先公なんて厭だよ、そうだな漁師でもなるか親戚に漁師を、
やっている人がいるから頼むよと言うと、ばかね、漁師なんて朝早くおきて漁に行くのよ、村上君が出きるわけないよと言うと、朝早くか~それは無理だな、美樹先生になって俺を、
養ってくれと言うと、
まつたく駄目に決まっているでしょう、村上君の友達の山形君なんか、外国航路の船長になるなんて言っているでしょうと言うので、あいつは根性がないから無理に決まっているよ、
と笑うと、こんど村上君の将来が何がいいか考えておくわと言うので、みんなすごいなあ、この歳でそんな先の事を考えるなんてと言ったのです、美樹がクズグスしていると二年生、
の中間テストで追い抜くわよ、
抜かれたら、悔しいでしょうと言うので、全然くやしくないよ、頑張って1番になりなよと言うと、まつたく夢なし欲なしと来たわと笑ったのです、ともかく、おめでとう、ついでに、
ジュースも驕ろう、おばちゃん、ジュース二つと頼んだのです、そして一学年が終りになると、いつものうどん屋で美樹が悲しい顔をしているので、どうしたんだと聞くと、お別れ、
なのと言うので、
なんだ親父が東京に転勤になるのかと聞くと、ううん、二年生になるとクラスが村上君、と別々になるのと言うので、すご~いなそんな事も事前に分かるのか、でもおなじ学校だか、
らいいではないかと言うと、二年生になったら英語の弁論部に入るの、結構遠征があるらしいから、こんなに頻繁には会えなくなるわと言うので、いいでは無いか、学校の英語の、
先生になりたいのだろうと言うと、
私と会えなくなって寂しくならないのと聞くので、仕方ないよと笑うと、さては他に好きな女子がいるのと聞くので、いないよと答えると、本当だねと聞くので本当だと答えたので、
す、が実はず~と好きな女子がいたのです、と言っても声はかけた事はなかったのですが、他の中学の先生の娘でピアノを弾くお嬢様だったのです、部活は演劇部に入っており、
学校のマドンナだったのです、
しかし運命は皮肉な物なのです、二年生になりマドンナ久美子と同じクラスになり、真一の隣に座る事になってしまったのです、そして二年生になり始めての登校で席に座ると学級、
委員長と副委員長の選挙をやる事になり、担任が立候補者を募ると男子が、山本、が立候補し女子が椎名久美子、佐々木真紀が立候補したのです、もう1人男子はいないかと言うの、
ですが誰も手は上げません、
担任が村上お前も立候補しろと勝手に名前を書いたのです、先生部活が忙しいので勘弁して下さいと言うと、みんな部活に入っているのだと取り合ってくれません、選挙が始まり、
一応立候補の演説をする事になり、それぞれ自分に入れて欲しいと言ったのです、最後に真一の番になり、自分は無理矢理立候補させられたので入れないで欲しいと言うとみんな、
が大笑いしたのです、
担任が入れてくれるなという選挙演説は始めて聞いたぞと笑い、投票に入ったのです、それでは読み上げますと、久美子が投票箱の中から取り出して、山本が黒板に正の字で書いて、
行くと50人中20票が真一で、久美子18票、山本6票、真紀6票だったのです、久美子が村上真一君が委員長で副委員長が椎名久美子に決まりましたと言ったのです、担任が村上前にで、
ろと言うので仕方なく出ると、
それでは2人は職員室に後は自習だと言うので、担任と職員室に行くと、担任が役割表をわたして、一年間2人で協力してクラスをまとめるのだと言うと、久美子が頑張りますと言、
ったのです、担任が村上返事をしろと言うのでハイと言うと、部活が忙しいからとサボルなよと言い、教室に戻ったのです、それでは2人でとりあえず決めてくれと言って担任は、
教室を出て行ったのです、
久美子が村上君宜しくねと言うので、まいったなと言うと、なにを言っているの貴方が委員長でしょう、まずは給食当番、掃除当番、を決めましょうと言うので、久美ちゃんは慣れ、
ているようだから、好きに決めてというと、まったく無責任なんだからと怒るので、そんなに怒ると鬼ハバアに見えるぞといって、しまった口が滑ったと思うと、突然久美子はひど、
~いと泣き出して教室を出ていったのです、
しまった、やってもうたと言うと、山形が今頃先公に言いつけているぞと笑うので、まったくやりたくない者を選ぶからいけないんだよと言い、お前も入れたのかと聞くと、勿論と、
言うので、こいつめ、俺を困らせよう作戦だなと言い、よ~し、それならまず便所掃除からだ、山形、白木、福田だと言うとえ~と言うので、委員長権限だと言い、女子はクジ引き、
にしょうと言ったのです、
とりあえず、給食当番と掃除当番を決めると、久美子が担任を連れて戻って来て、村上お前は委員長だぞと言うので、ハイ、給食当番と掃除当番は、黒板に書いた通りですと言うと、
やればできるではないかと言って教室を出て行ったのです、女子が久美子を慰めています、久美子は真一を睨みつけていたのです、ああ、これで俺の初恋は無残に壊れてしまったと、
思っていると、
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