第4話

手遅れだと気づいた頃には、

もぅ、"女子"という生き物が群れた時の必要以上な面倒さ、気持ち悪さ、そして、生きにくさを私は知った。同時に生きやすさを知ったのもこの時だろう。



この頃の私は同じ学年の女子10人で構成されてるグループに属してた。こういうグループは、何故か自然に出来るもので、属していなければ、それはそれで不安になるものだ。



ミナと不思議な空気になってからの

数日、数週間、私はグループの子達から

瞬く間に嫌われた。


いや、、


なんだろうか、


話しても、目を合わせてもくれなかった。


"嫌われる"そんな、言葉では

とても表現するのが難しい環境だった


そりゃ、最初は、"なんで?どうして?"

何度も訪ねた。返事なんて帰ってこない。


そんな時私は、縋る事は愚か

泣く事も1人悩む事もなく。


まぁ、こうなってしまえば仕方ないのかな?と。済ませてしまった。


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