第4話 告別

三角関係は、本とうにつらい。


「もう、性的なことはしないよ。」


「ご飯だけ、でも一緒にたべよう。」


ただ、心の雨は降り続ける。


ふたりとも、とてもいい女だ。


無間地獄だ。


神様助けてください。


別れるってのは、とにかく腸がよじれる。


本とうに全身から涙が流れる。


いたい、いたい。


ぽつ、ぽつ とハートから血が流れる。


あの、やりチンめ、あいつが女の子の恋愛感情が嫌いだったのは、やりすてたかったからだったのか。


すべてが我が家だ。安らぐところはいまここしかない。


「付き合って始め時のメール読んでたよ。」


これからは、大切な人でいいよね。


「Tさんに、新しい彼女できたら、あきらめますね。でも、忘れないでね。」


「うん。」


心は、千路に乱れて、大海原の荒波のように嘆いていました。

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