十二番目の志士7 出島から出ても役人に何も言われないのと聞くと大丈夫よ、それは昔の話し今は何処にでも自由にいけるのよといい、でも教会は出島以外では作れないから、出島にしか
十二番目の志士7
出島から出ても役人に何も言われないのと聞くと大丈夫よ、それは昔の話し今は何処にでも自由にいけるのよといい、でも教会は出島以外では作れないから、出島にしか無い、
のよと言ったのです、教会の中に入るとまん前にキリストが張り付けになった十字架があります、マリアがひざまづくので新之助もひざまづいたのです、マリアが祈りを捧げ、
十字を切りアーメンと言って立ち上がったので、新之助も立ち上がると新之助はキリスト教でないから礼拝しなくてもいいのよと笑ったのです、しかしマリアが祈っている、
のに何もしないのは気が引けるよというと、新之助は優しいのねと言ったのです、傍に囲まれた小さな部屋があるのでここで何をするのと聞くと、ここは告白する場所なの、
ここで罪の告白をすると、
イエス様が聞いてくださり罪を許してくださるのというので、そんな事したら悪人が一杯増えるのではと聞くと、心の罪を許してくださるのよ、身体は罪は罪として罰せら、
れるのよと言うので、なんだかよく分からないなあというと、その内分かるわよと手を握り教会の外に出たのです、教会の傍にある店にはいりここはお茶を飲む場所よ、
海が見えてとてもいい場所よといい、
一番端の場所に座り紅茶を頼んだのです、紅茶が来たのでマリアが砂糖を入れてかき混ぜ、ちょっと渋いと思うかも知れないけどなれると美味しいのよとう言うので、一口、
飲むと、甘くて美味しいので美味いと言うと、新之助に気にいって貰って嬉しいわと喜んだのです、もうそろそろお昼だはといいここの昼食も美味しいのよと言って注文し、
たのです、
ワインが来たので店員が注ぐとマリアが二人の出会いにといい乾杯したのです、新之助があまり美味しい顔をしないので、あらワインはお嫌いと言うので、大浦屋で始めて、
飲んだけど、この渋みはなんとも口に残ってというと、その内になれると美味しく感じるわといい、店員にシャンパンを頼んだのです、持ってくるとグラスを変えマリア、
が注いで、
どうぞというので一口飲むと渋みはなくとても切れのいい酒です、美味しいというと、これもぶどうから作るのよというので、全然味が違うよというと、中に炭酸が入って、
いるので甘くかんじるのよと言ったのです、実は私しもワインよりシャンパンの方が好きなんだと再び乾杯したのです、昼食が来たので見るとパンに何かが挟んであります、
サンドウイッチと言ってパンの間にハムやタマゴを挟んであるのよと言うので、食べるととても美味しいので美味しいというと、これは男達がゲームをやっている時に片手、
で食べられるように工夫した事から出来た食べ物らしいのというので、このハムは何から出来ているのと聞くと、ブタ肉をスモークして作るの、上から吊り下げて下で火を、
たきいぶしてつくるのよ、
鰹節を作るのと同じ作り方なのよというので、なるほど、そうすると日持ちするんだと感心したのです、マリアといると色々学べるねというと、知り合いになってよかった、
でしょうとニコニコ笑ったのです、それでは別荘に案内するわと出島を出て丘の方に走ると中腹に立派なレンガ作りの屋敷が建っていたのです、
庭に馬車を入れると日本人の執事が出迎え、お嬢様いらっしゃいませと挨拶するので、こちらは高杉新之助様ですよというと執事の菊蔵でございますと挨拶して中に案内した、
のです、私の部屋は二階なのとマリアが案内したので二階に行き窓から外を見ると、長崎の町が一望できその先には長崎湾の小島が見えてとてもいい景色でした、すご~い、
と感激していると、
女中がお茶をお持ちしましたとテーブルに置き部屋を出て行ったのです、カップにコーヒーを入れ、砂糖を入れてかき混ぜ、これはコーヒーという飲み物ですよ、西洋では、
一般的なお茶ですと言って勧めたので一口飲むとかおりはいいのですが味は今一です、やはり苦いと顔をみるので、ええと言うとこれも飲みなれるとクセになるのよと笑っ、
たのです、
これでは私は外国には住めませんねというと、新之助は正直なのね、中には私達にこびを売って美味しそうに飲む人もいるのよ、特に幕府の役人はこっけいだはと言ったの、
です、ああ新之助もお役人だったわと言うので、僕は臨時に雇われただけだよというと、島津の殿様が雇ったわけが分かるような気がするわ、島津藩の藩士の方は新之助み、
たいに色んな事に興味は示さないとおもうは、
島津のお殿様も新之助と同じに色んな事に興味があるけど、殿様だから自由に動けないので新之助に託したんだわとマリアが言ったのです、でも初めて会って頼まれたのだ、
よと言うと、いくらペリーに呼ばれたからと言っても普通の人は怖くて絶対行かないと思うは、それをいとも簡単に行ったので外国人にものおじしない奴だと思いそれなら、
外人と対等に渡り合えると思ったのよと言ったのです、
部屋の片隅に細長い箱がありその前にイスがあるので、あれは何と聞くと、立ち上がりイスに座り蓋を開けて、これはオルガンと言う楽器なの、日本で言う三味線みたいな、
ものだよといい、オルガンではにうの宿を弾き始めたのです、弾き終ったのですご~いと拍手をすると、これは北欧の民謡ではにゆうの宿という有名な曲よというので、
もつと聞かせてと頼むと、何曲か弾いたのです、どれも郷愁を感じる美しい曲だったのです、すご~い、マリアは何でもできるんだねと感心していると傍に座り、私に惚れた、
でしょうと、いきなり唇を合わせたのです、唇をはなしたので父上に叱られるよというと、大丈夫よと笑い、いきなり洋服を脱ぎ始めるので唖然としていると、西洋では男は、
女の部屋に入って何もしないと失礼に当たるのよ、新之助は私の部屋に入ってしまったから私抱かなければマリアは凄く傷つくのよと肌着一枚になり新之助の刀をテーブル、
に乗せ、ベットに手を引いて押したおし、腰帯を解き和服を脱がして激しく唇を押し当て新之助の手を乳房にもっていったのです、こうなれば男は自分を制御など出来ない、
のです、
激しく乳房を揉みマリアの下着を脱がせて敏感な部分に手を入れると濡れています、指を引き抜き硬くなった一物を入れ激しく動かすと、マリアが声を出し新之助にしがみ、
ついてよがり声を出したのです、やがて堪えきれなくなり新之助はう~と言って果ててしまったのです、マリアが再び唇を重ねニコニコ笑っています、新之助はハッと我に、
かえり、
これはまずい、マリアの父上に殺されるかもしれないといい、まあ仕方ないかと笑うと、大丈夫よと優しく手を握ったのです、でも子供が出きるかもしれないよと言うと、
出来たらどうするのと聞くので、マリアと祝言をあげるさ、しかし父上が許さないだろうなあとマリアの顔を見ると、嬉しいでも大丈夫よ、子供がでたら、お父様は絶対、
許してくれるは、でも内緒にしましょうと指を絡めたのです、
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