第92話 さばくの夜

 地下迷宮… さばくちほーの地下バイパスに存在している、が地図には載っていない。


 その昔、ここを根城にするフレンズがいた… 父の親友に当たるツチノコのフレンズである。


 僕はツチ姉と呼んでいる、そして今僕の隣にいるスナ姉もまた、彼女の親友と呼んで相違ない存在だろう。



 僕はクロユキ、彼女は僕をクロと呼ぶ。


 彼女、スナ姉は…。


「どうしたのですかクロ?」


 皆と同じように僕をクロと呼ぶが。


「もしかして緊張してるのですかぁ?そんなに固くならなくても大丈夫だからほら、もっと側へ来て座ってください?」


 今彼女にそうして名前を呼ばれると、それだけでこうして心を掻き乱されてしまう。



 事はカフェにいるときに始まっていた、僕はスナ姉の発言についムキになって少し心無いような事を言ってしまった、でも適当に僕の事を好きな子がいたら付き合ってしまえなんて言われたら僕としては面白くない。


 スナ姉は飽き性だ…。


 だからきっと僕の面倒を見るのに飽きたんだと思っていたがそれは違う。


 スナ姉は人に対して飽きたりしない、物事に対して一瞬だけ興味が湧きすぐに冷めることは日常茶飯事だが、例えばずーっと一緒に暮らしていたツチ姉には飽きたりしなかった、今だって本当は会いたいはずだ。


 “地下迷宮に行きましょうか”。


 彼女からのそんな唐突な提案だった、さばくちほーは隣だし行くことそのものは構わなかった、カフェでそれを話した時トキちゃん達が飛んで連れていってくれたのだ。



 この時、僕の心は嬉しいと感じていた。



 スナ姉と離れたくない… ってそんな風に思っていたんだ。



 なぜ?面倒見がいいから?優しいから?可愛いから?


 でもスナ姉に“誰かと付き合えばいい”と言われてムカッときたのはつまりそういう理由ではないだろうか?


 僕は…。


 スナ姉に恋をしているのかもしれない。


 

 この気持ちに覚えがある、サーバルちゃんに対する僕の感情、それに酷似したものをスナ姉に対しても今感じている気がするんだ。


「クロはここに来るのは初めてでしたね?」


「うん、だってスナ姉から遊びに来ることが多かったし、そもそも来ても誰もいないし」


 部屋の内装はこざっぱりとしている。


 ソファーベッドの他に小さいテーブルとイスがある、後はツチ姉が昔集めたなんだかよくわからない物がいくつかごちゃっとしている… するとそこで。


「えっと確かここに…」


 とごそごそと何か漁り始めた彼女が何かを2つ取り出した。


「ありましたよ~?ジャパリマンでも食べますか?」


「ねぇ、それいつの?」


「ツチノコが出ていった少し前だから…」


 15年以上前じゃないか!そのジャパリマン僕より歳上だ!ストップストップ!


 それを食べることを全力で止めると彼女は「フフ、冗談に決まってるではないですかぁ?」と小悪魔的笑みを浮かべ、そんな可愛らしい笑顔に僕はまたつい目を逸らした。


 スナ姉はなぜ僕をここに招いたのかな?


「ビックリしましたか?急にこんなとこに来ようだなんて言いったから」


「うん…」


「少し、二人きりでゆっくり話したくて… 嫌?」


「あ、いやそんなことないよ?招いてくれてありがとう」


 スナ姉の言う通り、ここでは二人きりだ。


 でも二人で話すってだけならどこだってよかったはずだ、わざわざこんな個室に来る理由を知りたい… という気持ちを胸に秘めた僕はドキドキと鼓動が早くなっている。


 なに考えてるんだ僕はこんな時に、変な事期待するなよ。


「腹を割って話すというやつでしょうかぁ?ここにはそれをやるのにツチノコが残してくれた丁度よい物があります」


 そう言って彼女が取り出した物。


「壺?」


「開けてみましょう、ずいぶん熟成されているはずです」


 封を開けるとなかには水のような物が入っていた、ただ少しツンとくる独特の匂いがする、僕はこれを知っている、これは恐らく…。


「お酒?」


「そうです、ツチノコは急にキョウシュウを出ることを決めたのでほったらかしでした、なんでも寝かせれば寝かせるほど美味しいそうですよ?本当はツチノコが帰った時に一緒に飲もうかと思いましたが…」


「え?いいよそんな大事なもの!しまっとこうよ?それに僕は飲めないし!」


「いえ、もういいんですよ… それに飲まないとボクも上手く話せそうにないので、クロは無理に飲まないでいいですから?付き合って… くれますか?」


 「もういい」ってなんだろうか?それに僕にそんな大事な話があるってこと?

 

 しかしそんな目で見られては断るなんて野暮なこと僕にはできない、また胸が高鳴ってくる。


 すると彼女はどこからか杯を用意して酒を注ぎ、一応僕の分も用意してくれた。


 父が「子供の飲むもんじゃない、二十歳になってからだ」というので律儀にでもないがそれを守ってきた。

 というのもそんなに興味があったわけでもない、父は苦手なのかすぐに顔を赤くして母の膝に倒れ込んでしまうし、逆に母もそこまで強くないので飲ませるとすぐに父との思い出話を三回は繰り返す。


 でも、そんな空間が楽しそうだなとは思ってた。


「では、乾杯です…」


「うん、乾杯…」


 何に乾杯ってわけでもないけど、互いに杯を掲げ僕は人生で初めてのお酒を口に付けた。



 あっつ!喉が焼けてるみたいだ、強い?のかな?わからないけど沢山は飲めなさそう、ツチ姉はがぶ飲みしてたけどなんであんな風に飲めるのかな?


 とそこでスナ姉を見ると…。


「…ン」グビグビ


 わぁ… そんな一息に?大丈夫なのかな?


「プハァ… お酒は久しぶりです、美味しいですねぇ」


 少し目がとろんとして、頬を赤くして。


 なんか…。


「大丈夫ですかぁ?クロは無理に飲むことありませんからねぇ?」


「う、うん…///」


 色っぽい… というのが的確だろうか?マントを脱いで肩を見せていて、いつもとそう変わらないのになぜか直視していけない気がして目を逸らしてしまう。


 それから特に何かをべらべら話すわけでもない時間が続いていて、僕も時間を掛けたがようやく一杯飲み干すことができた、これは両親には内緒だね。


「以前、シロがツチノコをフッた時ですがぁ… たまたまツチノコが酔い潰れて眠っているところにシロ達が尋ねて来たんですよ?その時飲みすぎたのかツチノコが吐き気を催して、シロが大事な酒壷でそれを受けたことがありました、後で気付いたツチノコの反応は最高でしたよ?」


 父はツチ姉をフッたばかりか大事なお酒とゲロをブレンドしたのか… えっと、これのことじゃないよね?そうだよね?こんなに透き通ってるもんね?


 スナ姉を見ると先程よりさらにとろんとした表情をしており、顔や首筋、肩も赤くなっているのが分かる…。


「クロぉ?」


「なに?」


「もう少しくっつきませんか?砂漠の夜は冷えますよ?」


 彼女から出るこの色気はなんだろうか?お酒とは時にこんなにも雰囲気を作り出してしまうのだろうか?


「えっと…」 


「さぁほらぁ?」


「う、うん…」


 スナ姉は少しフラフラとしながら僕の手をとると、ソファーの方まで手を引き僕を並んで座るよう促した。

 肩が当たるとほんのり温かく、少しクラクラするのはお酒のせいなのかスナ姉のせいなのか僕自身もわからなくなっていった。


 いやこんなのダメだ。


 僕、やっぱり最低だ。


 なんでこんなに嬉しいんだろうか?サーバルちゃんにフラれたばかりなのにスナ姉とこうしていることに幸せを感じているなんて。


 切り替えていかないととは思ったよ、でもこれじゃあまるで誰でもいいみたいじゃないか?僕のサーバルちゃんへの想いはなんだったの?こんなに早く乗り換えられるものなの?フェネちゃんに対しても失礼なんじゃないのか?


 多分… ショックでまたスナ姉に甘えてしまってるんだ。


 スナ姉ならなんでも受け入れてくれるって、なにしても許されるって思ってしまってるんだきっと。


 でも…。


「顔が赤いですよ?慣れないお酒は気を付けないと~?」


「スナ姉も真っ赤だよ?」


「ボクも久しぶりなんですよ、ツチノコに付き合って飲んでいただけですからぁ?」


 お酒のせいだろうか?彼女の表情、言葉や仕草、全部僕を試してきている気がする。


 よく考えろ、思考を止めてはいけない。


 僕は彼女をどう想ってる?







 小さい頃、サーバルちゃんがおじさんと仲良くしたりしてたらよくヤキモチを妬いた。


 そんなときはサーバルちゃんとも話したくなくって僕はスナ姉のとこへ逃げた。


 「クロは甘えん坊ですね?」ってすぐに抱き上げてくれて、僕もくっついて耳を触ってた… それに文句も言わないでずーっと抱っこしてくれた。


 よく例の鼻唄を歌ってくれて、僕はその声が心地よくて眠ることもしばしばあって。


 スナ姉は昔から僕に安心感をくれた。


 二人で作った曲に“僕が君の味方でいるから”とある。


 スナ姉はいつでも僕の味方だ。


 それは大きくなっても変わらない、今だってスナ姉が傷心の僕を慰めてくれて僕はまたそれに甘えて。

 成長したから言える、逆の立場なら僕が必ずスナ姉を助けたいと思った。


 でもだんだんワガママになってきて、スナ姉がいないと嫌だって思って。


 僕って… もとからスナ姉が好きなの?


 サーバルちゃんの気持ちに埋もれてただけで、好きなものは好きだったってこと?


 そんなことあるかなぁ?

 


「…ング」グビビ


「あ、あぁスナ姉!?飲みすぎじゃない?大丈夫?」


 気付くと彼女はどんどん飲み進みていた、そして少しこちらに身を乗りだし上目使いで僕を見た。


「クロぉ…?」


 まさに猫撫で声というか、甘えたような声で僕を呼んでいて… だから僕はゴクリとなにか期待するように生唾を飲み込んだ。


 見ると彼女はウルウルと少し涙ぐんでいて、僕の服の袖をキュッと握り何か必死に目で訴えかけてきている。


 やがて口を開き、ここに来た本題に入ろうとしていた。


「カフェで言ったでしょう?ボクといるよりも、クロを男の子として想ってくれる子といた方がいいって…」


「うん」


 そしてそれに対して、僕は勝手に決めないでくれと怒鳴り付けた、だって僕は他の誰かよりスナ姉といたかったから。


 なんて自分勝手な理由で彼女に対し大きな声を出したのかと思うと、いくら気に入らない発言を受けたとは言えもう少し言い方というのがあったのではないかと反省している。


 彼女は僕を思って言ってくれたのに。


 ましてや好意のある相手に対してあんな言い方…。


「あぁ言ったのはボクがクロよりも自分の事を優先していたからです、でもクロは優しいですから… 相手の事を心配して怒りましたね?ごめんなさい、そんなつもりで言ったんじゃなかったんです」


 違う、僕は違うんだよ…。


「そんなんじゃ…」と僕がそれを否定した時、スナ姉は僕の言葉を遮り「ボクは勝手なんです…」と話を続けた。


 なぜ?勝手?それは僕のことだ、だってスナ姉は僕の都合で仕方なく一緒に来てくれて。


 そう思ってた… 思ってたんだけど…。


 スナ姉の続く言葉に思わず目を見開いた。




「実はボク、クロのことを独り占めしたくなってしまって…」



 

 独り占め… 僕を?スナ姉が?

 とにかく驚いた僕は問い詰めるとかよりも先に黙ってスナ姉を見続けた。


「ごめんなさい… ごめんなさいクロ?本当はこんなこと話すつもりなかったのに」


 その時、スナ姉は泣いていた… あのスナ姉が泣きながら僕に謝り、そして言ってくれたのだ。


「クロが好きなんですよぉ… ダメなのに、ボクじゃあダメなのにクロのこと独り占めしたくなっちゃって… ボク、最低でしょう?幻滅したでしょう?」


 スナ姉は、始めから僕の為にと言いつつ自分の為にやっていたんだと話してくれた。


 いつから恋愛感情になっていたのかは知らないそうだ、小さいころ「結婚しましょう」と言った時はほんのお遊びだったが、年々成長していく僕を見ているとどんどん気持ちが膨らんでいき、先日ロッジ前で再会した時とうとう恋をしていることを自覚したらしい。


「サーバルのことをけしかけたのもそうすればこっちを見てくれると期待したからです、曲作りしてるときもこんなに息がピッタリだと喜んでいました… でも傷付いて悲しんでるクロを見てたら、ボクがやったことは最低なことだと気付いてしまいました…

 なのにまだしめしめと思ってしまうボクがいるんです、これからボクがそばにいてクロを慰めていればボクのものになるんだと思ってしまったんです、ごめんなさい…

 ボクこんなの、最低だと思って?だからもう離れた方がいいって思って?側にいるべきでないんです、だってボクはもう…」


「スナ姉?」


 大粒の涙をいくつも流し自分を卑下する彼女の言葉を遮った。


 その時、僕は何も考えずに彼女を抱き締めていた。



「ク…ロ…?」



 お酒でも飲まないと何も言えないくらい追いつめられていたのはスナ姉の方で、僕の為を思ってずっと自分と戦ってたということだと勝手に思ってる。


「違うよスナ姉?最低なのは僕だから、僕もそうだから」


 抱き締めて、その淡いブロンドの綺麗な髪を撫でた。


「スナ姉、じゃあ僕も正直に話すよ?」


「そんな、クロは最低なんかじゃ… あぁダメですよ!?」


 一旦側を離れ僕は杯に酒を注ぎ、それを一気に飲み干した


「う… んグ…」


 変な声が出たが負けずにグビグビと飲み干した。


「ッハァ… あぁ喉が焼けそう…」


「なんて無茶をするんですか… 大丈夫ですか?具合は悪くないですか?」


「大丈夫、ありがとうスナ姉?あと、ごめんね?」


 心配して側に来てくれた彼女に一言先に謝り、僕はフラフラと立ち上がりまた彼女を抱き締めた。


 ぎゅう… と強めに抱き締めた。


「は… へ…? クロぉ?」


 珍しく取り乱すスナ姉は可愛くって、しばらくこのままでいたいと感じた。


「僕も最低で… ずっとサーバルちゃん一筋だったはずなのにさっきからスナ姉のことが頭から離れなくって… サーバルちゃんのこと終わらせたのも昨日の夜のことなんだよ?なのに今はスナ姉のことで頭がいっぱいになっちゃった… ズルいよね?スナ姉の気持ちを聞いてからこんなこと言うなんて、でもスナ姉優しいから、きっと甘えたくなってしまっただけなんだと思ってた… でもどーもそうじゃないみたい、だって泣いてるスナ姉を見てたら僕が慰めてあげたいって思ったから、それに僕がカフェで怒ったのはスナ姉と離れたくないって思ったからついムキになったからで、だからつまり…」


 火照った体のうずきを抑え、彼女の肩に手を置いたまま少し体を離すと。


 僕は彼女に気持ちを伝えた。



「スナ姉のこと…  好きみたいなんだ?」



 真っ赤な顔を両手で覆い、指の間から信じられないという目で僕を見ている。


 僕も僕でそれどころではない、今スナ姉を支えに立っている感じだ、フラフラする。


 でも続ける。


「スナ姉言ったよね?僕のこと好きな子と一緒にいろって?」


「はい…」


「スナ姉は僕が好きなんでしょ?」


「あの… はい…」


「じゃあスナ姉が一緒にいてよ?こんなのズルいけど、スナ姉と一緒にいたいってそう思ってる僕がここにいるんだもの、お願いだから離れようとしないでよ?側にいてよ?僕を一人にしないで?」


 サーバルちゃんの代わりじゃない、スナ姉にはスナ姉として隣にいてほしい。


 そう思って気持ちを伝えたつもりだ。



「ダメ… かな?」


「でも、でもボクは… ボクじゃあクロを幸せには…」


「そんなこと… あっ」


 うわ、お酒が回ってフラフラして…。 


 目、目が回る… 大事なとこなのに。


 足がもつれた僕は床には倒れまいと思わずスナ姉に寄りかかる。

 すると急なことに驚いてスナ姉自身も足元がお留守だった、お互いお酒の力を借りてやっと言いたいことが言えた為に気が緩んでいたのだ。


 そのままソファーに向かい僕はスナ姉を押し倒すような形で体勢を崩した


「あの、クロ…?」


「あのスナ姉!?ご、ごめん!僕酔っぱらってるみたいで!」


 すぐに離れようと思い体を起こそうと試みたが… その時彼女はグッと僕の首に腕を回し僕らの距離はゼロとなった


 心臓が張り裂けそうだ、なんだよこれ?フェネちゃんの時とは、まるで…。


「クロぉ?」


「なに?」


「ボクの耳、触りますか?」


 小さいころよくスナ姉に言われた、大きくなってからも聞くとは思わなかった。

 取り乱す僕は口をパクパクとしてただスナ姉と向かいあっていた。


 がその時、スナ姉はそんな僕をみてくすりと笑うと…。


「ん…」

「…!?」


 不意に僕の唇を奪った。


 柔らかく、温かい… 酔いはその時吹き飛んで頭の中がスナ姉一色になっていくのがわかった。


「んフ…」

「ンン…」


 長い… 一般的にどれくらいが平均的なキスの長さなのかは知らないけど僕にはとても長く感じた、いつのまにかお互いに抱き締め合い、唇だけでなく全身が触れあっていた。


 僕にとってそんなファーストキスだった。


「ン…ハァ…」

「ハァ…ハァ…」


 長めの口付けを終え荒くなった呼吸を整えていると、やがて彼女は耳元で僕に優しく囁いた。


「クロは甘えん坊ですね?さては耳だけでは足りないんですね?」


「えと!?///えっと僕、あの…///」


 尻尾が体に巻き付いて僕を離さないようにしっかりとホールドしている。


 離れたくても離れられないし、離れたいなんて思わない。


 もっと、もっとスナ姉が欲しい。


 困惑しつつも体が正直になっていくのがわかる、スナ姉は僕の頬を優しく撫でると少しだけ体を起こし耳元で囁いた。


「仕方ありませんね?それじゃあ“全部”あげます… ボクを好きにしていいですよ?クロにだけ?特別…」



 その晩。

 


 砂漠の夜は寒いから。



 僕達は身を寄せあって熱い夜を過ごした。

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