第34話 vsテコンドー
先日、テコンドーの世界大会で2位になった人とスパーリングをしました。
ムエタイルールで。
ハッ何がテコンドーだ笑わせんな…とか思っていたら
開始30秒くらいで思いっきり後ろ回し蹴りを食らって敗北しました。
別にテコンドーだからと見くびっていたわけではなく、
過去に何回か彼のK-1スタイル全開
のスパーリングを見ていたので、
「ああ、相当に強えーなコリャ」と思ってまして、
私の事前予測では、私が勝つのは困難で、
彼のミドルとローでゴリゴリ押されて最後にパンチで打倒されると踏んでいました。
首相撲に持ち込めば勝機はあるかもしれませんが、
掴み合いに持ち込む前に先に彼のパンチが私に当たり、撲殺されるだろうという話です。
勝てないとは思ってましたが、ああいう大技を当てられるようでは、だいぶ実力差はあったようです。
実際やってみると、彼のパンチは対処できないほどではなく、蹴りは大振りで、ミドル、ロー、前蹴りと、蹴り合いも私が支配できていたので、
イケる!思った瞬間でしたね、油断したところをやられたんです。
いろいろ敗因はありますが、まず勝負勘が段違いだと思いました。
誰でもいつかはやられるもんですし、その日は死神が私に微笑んだという事です。
いずれ滅びる日まで、精進あるのみです。
私がやられて会長は嬉しそうにしていましたね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます