第32話 悪意は連鎖する

こんにちわ。

自称「The☆バリカンジャック」墓林です。


あゝ荒野の「バリカン健二」と、ヘミングウェイのボクシング小説のアイルランド野郎の「ジャック」と「ジャック・ロンドン」にあやかっています。


バリカンです。


以前Bをジムのトレーナーを辞めた時の事ですね、会長さん(バリカンの同門)および多くの会員さんは、たいがい仏のバリカン様の事をバカにしているふうでしたので、私が辞めたところで誰も何も思わないだろうと思っていました。


したら後から人伝に聞いた所だと、けっこう多くの人にバリカン様は慕われていたそうです。

まぁね、敢えてキツイ物言いとかしませんでしたからね、もともと性格悪いんで。

とにかく、私は驚きました。


立場上多くの会員さんから色々な相談を受けました、会長君の件で。


会員の皆様が会長君に対して抱いている不満が、まんま私と会長君が元いたAジムのド腐れ会長(焼肉屋経営でエラ張ってる)に対して抱いている不満そのままで、めんくらいました。


DV受けて育った子供が親になった時にまた子供にDVを繰り返すみたいなモンでしょうか。

彼はあれほど あの焼肉野郎を嫌っていたくせに、同じ事を自分の周囲の人間に繰り返していたのです。


私はああいう仕打ちを受けたから、だから若者の自尊心を傷付けるような真似はなるべくしなかったつもりでしたがね、


悪意は連鎖するものです。


私の在住する地方の他所のジムの指導者達もたいがい教養に乏しく俗悪ですが、そういう彼等の指導を受けて育った人間達も、また同じ事を繰り返すでしょう。メンタルが中学校の部活レベルです。

.

負の連鎖はどこかで止めなければなりません。

だから今でもバリカン様は練習に励んでいます。

来るべき闘争の日に備えて。


実体験とかポン大アメフト部のアレとか見てると、

おそらくこの問題が平和裡に解決される可能性は限りなく0に近いと予想しております。残念ながら。

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