ムエタイとは何か。技術や試合形式のことではなく、一種の概念みたいなものなのでしょうかね。それこそ生活様式、民族性、思考回路などに根ざしてるような。
作者からの返信
タイ人は「あれもムエタイ、これもムエタイ」と言うそうですね。
曰く、日本人はバンコクのスタジアムでやってるのだけがムエタイだと思っているけど、それは違う。ド田舎村のお祭りでやる遊びみたいなムエタイだってムエタイだし、目隠ししてやるああいうのだってムエタイだ」だそうです。
「そんなのは空手じゃない」とかほざいてる空手家に是非とも聞かせたい話ですが、
まぁあれですよDジムの会長に、
こーいう蹴り方は何なんですか一体って聞くと、
あぁそれは昔イサーン地方で使われてた蹴り方だ、だけど今はもうそれだと勝てないから誰もやってない50代以上の人なら知ってるかな♪
とか何でも答えてくれました。
あれ見て本物だと思いましたね。
主観ですが、ムエタイとキックの違いがよく表れてるなと思ったのが後楽園ホールで観た小林聡VSジャルンチャイ・ケーサージムの試合でしたね。
小林さん得意の左ボディを殆ど打たせず、ほぼ首相撲で完封しましたからね。
あの試合を観て面白いと感じる通は殆どいないでしょうね。私もツマランと思いましたし(苦笑)
藤原会長の元、ずっと打倒ムエタイを目指してた小林さんが試合後に引退を決意されたのは、ムエタイの壁を誰よりも感じたからなのかなと想像してます。