第3話普通じゃない恋
(果実さん)「ありがとね
でもね 私 今
好きな人がいるんだ」
(ぼく)「了解です」
(果実さん)「前から
気になっていたんだけど
そのしゃべり方
どうしたの?
女の子みんなに
そんな感じに
喋ってるの?
私 そういうの無理だから
やめてほしい」
(ぼく)「了解です」
(果実さん)「急に
喋らなくなったね🎵」
(ぼく)「そうかな~」
(果実さん)「まぁ いいや
今日は 私
これで寝るね」
(ぼく)「おやすみ」
(果実さん)「おやすみ」
ぼくは 果実さんにフラれた。
ぼくの女子をひたすら褒める
コミュニケーションの方法を
否定された。
その日
名家村さんとも連絡はとっていたが
さすがに ぼくが果実さんに
告白したことは言わなかった。
学校では 名家村さんは
前の変わらず笑顔で挨拶をしてくれるが
果実さんは 少し不自然な笑顔で
挨拶してくれた。
そんな日が数週間続いた
ある日
名家村さんと
メールでやりとりをしている時
ぼくが名家村さんに
好きな人を聞いてみた。
(名家村さん)「秘密だよ🎵」
(ぼく)「ヒントは?」
(名家村さん)「以外と
身近な人かもよ?」
(ぼく)「もしかして
ぼくですか?
冗談です(*´▽`*)」
(名家村さん)「さぁ~
そのもしかかもよ!」
次の日から 名家村さんと会うのが
何故か 恥ずかしくなった。
名家村さんは ぼくの事が
好きなのではないかと思った。
このときの ぼくはどちらかというと
果実さんの事が好きであった。
まぁ フラれたがね…。
そのため 果実さんと
たくさんやりとりをした。
そして たまに 名家村さんとも
やりとりをした。
ある日
ぼくは 名家村さんに こう送った。
(ぼく)「もし ぼくが名家村さんに
告白したら
付き合ってくれますか?」
彼女からの返信は
いつもより遅かった。
(名家村さん)「うん たぶんね♪」
ぼくは 嬉しくなった。
あとは100%成功する告白を
すれば良いだけだ。
しかし ぼくは この時点で
彼女とお付き合いが
始まったような気分になっていた。
しかし 本当に好きな人は
果実さん。
そして 果実さんの友達は
名家村さん。
このようにして 普通じゃない関係が
作られた。
ぼくは メールのやり取りは
本当に好きな果実さんと
たくさんしていた。
そんなある日 果実さんから
連絡がきた…
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます