第2話両手に花

ぼくは 果実さんと名家村さんという

二人の女の子と仲良くなった。

ぼくも 初めてで嬉しくて 

友達に自慢をした。

まぁ 付き合っているわけでは

ないがね…。

ぼくは 前もいったように

女子には慣れていないため

女子と話す時は 

女子をひたすら褒める。

例えば 可愛いよね とか

笑顔が素敵だよね とかだ。

まぁ 気持ち悪いと思う人も

いるかもしれないが、

ぼくは 

このコミュニケーションの

取り方ぐらいでしか 女子と話せない。

果実さんや名家村さんは そんなことないょ~とかという返事をする。

こんな やりとりをしたりしている。

廊下であった時は 

お互い笑顔で挨拶をしている。

ぼくは このようなやりとりをしているうちに 果実さんの事が好きになった。

果実さんの仕草ひとつひとつに

ドキドキしてしまった。

ある日

ぼくは いつものテンションで

果実さんの事を褒めるような内容を

送った。

果実さんは いつものように 

照れたような返事をした。

また 果実さんか、

 好きな人はいるの?と送られてきた。

ぼくは 果実さんが好きであったが

さすがに それは言えなかった。

ぼくは 好きな人はいるよ と送った。



(果実さん)「誰?」

(ぼく)「秘密だよ🎵」

(果実さん)「ヒントは?」

(ぼく)「果実さんも

    知っている人かな?」

(果実さん)「梨佳とか?」

(ぼく)「さぁ~ どうでしょう🎵?」

(果実さん)「ふ~ん そうなんだ~」

(ぼく)「実はね 

    ぼく 果実さんの事が

    好きなんだ」




彼女から返信が来た。


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