マホロボ~青い空~
行きと違いユックリとサクラ色の世界を進む
「あの半分だけ見える金と銀の惑星がそなたの世界で太陽にあたるすべての光が集う惑星『ダイヤン』、あの裏に私が住むマーシャンがあるネオス王国がある。ネオスは惑星だがネプチューンはこの球体、一つ一つをシティーと呼ぶ。かつては半円形に大きなシティーが並びその真ん中に『アポネス』があった。私が帰ってきたころからかシティーの破壊がはじまり今は三つになってしまった。」
透明なカプセルにおおわれているような球体のまわりを小さな水色の玉がまわっているシティーの側を通る
隣は半分はその状態でゴツゴツした岩が二つまわっていた。
「あの岩のように見えるのはかつては一つの小さなシティーだったんだ。ネプチューン王国は今、荒れているそなたとハル殿を召喚したのもあせりからだろうな。」
宙にうかび腕を組む
高く結わえた髪先がゆれる栗色に赤と青が輝いている
瞳は大きな二重で紫
母というじっかんはない
「透明なのは『サイエンス』真中のシティーは半分は支配された。すべて『サイエンス』の闇の者の手に渡るのは時間の問題だろうな。」
なんか、伝説の女神とか見たいに期待されているようだけど、私は知識もない
どうなるんだろ?
「瑠璃、生きて良かった。」
昴とハルがいるシティーの中の村に着いたしゅんかん怒りくるって木を切りまくる昴がいて
私を見て抱き締める
「畑の開拓が進んで助かったよ。」
暴れたのに感謝されてるし
「馬達も自由をまんきつできて毛づやがいい。」
なにもつっこまないでおこう
「栗毛に染めた?可愛い。」
ダメだこれはとうぶん離れない。
「呪詛の後遺症はなさそうだな。マッチャは森かな?」
「ペガサス達ともう一人の殿方はイリさんの所にいますよ。」
縫い物をしていた女性の一人が言う。
ここの人は茶色や黒髪が多い。
追い詰められたのかしら?
「姉さんも地球からきたんだって?」
「ここの人もみんな地球から来たんだよ。イリさんに連れられてね。」
地球人?
洞穴みたいのとこが住居らしい
その横には畑で向こうには稲が見える
「この地は土も空気もきれいでいい。ゆっくりしておいき。」
たらいに入れた布を広げる
綺麗な紫だ
ふと空を見上げきずく
青い、ここの空は青い……。
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