第四十一話 克服する魔法少女

「すげー……映画みてえ……」


 魔獣・クラーケンと戦う私達を、野次馬の海水浴客達が手にしたスマートフォンで動画を撮影している。

 目の前の光景が現実離れしすぎているせいか、戦いを観戦してる野次馬達には自分達が危険な状況にあるという自覚が全くない。

 まるで目の前の光景はスクリーンの中の出来事で、自分たちは映画を見に来た観客だから関係がないのだと錯覚しているような、そんな態度だ。


 だが、実際は違う──目の前の光景は紛れもない現実だ。

 巻き込まれれば怪我をするだけでは済まない。


「────っ!? う、うわ! なんか触手こっち来てね!?」

「やばい! やばいって! これ!」


 野次馬達はクラーケンの触手が自分達に向かってきてようやくその事実に気づきいたのか、今更になって悲鳴を上げている。


「チッ……! 邪魔!」


 凛々花ちゃん──ローズはそんな野次馬達の態度に苛立って、忌々しそうに舌打ちをしながらも助けに入り、クラーケンの触手を剣で斬りはらった。

 

「アンタ達、邪魔だからどっか行ってなさいよ!」

「は、はい! すいませんでしたぁ!」

「ひいい!」


 ローズに怒鳴られ、クラーケンに攻撃された野次馬達が慌てて戦いの場から離れていく。

 しかし、砂浜にはまだ逃げずに戦いを見物している野次馬達が大勢いる。

 彼らもスマホで撮影をしていて逃げようとはしていない。

 

 ────すぐ近くで別の野次馬達が襲われているのに……それでも自分達には関係のない、他人事だと思っているのか?


「どいつも、こいつも!」

「相手にしても仕方ないよ、ローズ……。とにかく今は美月ちゃんを助けよう」


 野次馬をやめない観光客達に憤るローズを優愛ちゃん──コスモスが宥めるているけど、正直ローズが苛立つのも分かる。

 クラーケンに捕まった美月を助けたいのに、無数の触手から野次馬達を守りながらの戦いが続いているせいで近くことすらできないからだ。


「……くそ!」

 

 苛ついて、つい汚い言葉が私の口からも漏れてしまった。

 気を失ったまま捕まっている美月を早く助けたいのに、触手と逃げない野次馬達のせいで上手くいかない。

 その事が私を自分で思っている以上に苛立たせていたようだ。

 怒りで冷静さを失うのはまずいのに、腹立たしい気持ちが抑えられない。


「邪魔だ!」


 私は怒りにまかせて、迫る触手を剣で滅多斬りにする。

 が、触手はすぐ再生してしまい、いくら切断してもきりがない!

 

 くそ! 蛸みたいな外見の癖に、どうして触手が十本以上もあるんだ!


「先輩! 気持ちは分かりますけど、落ち着いてください!」


 巴──クローラがSF映画に出て来そうな光の剣でクラーケンの触手を斬り払いながら、私に冷静になるように促してきたが、そういうクローラ自身もかなり苛立っているのが、乱暴に叩きつけるような剣筋から見て取れる。

 

「ああ、もう! 電撃さえ使えれば!」


 触手を切り払いながら、クローラが嘆いた。

 いまクラーケンを電撃の魔法で攻撃すれば、囚われている美月にまで感電してしまうかもしれないからだ。

 思うように戦えないクローラのストレスも相当なものだろう。

 

 そして、それはローズとコスモスも同じだ。


「こっちも駄目です! 触手が起こす水しぶきに花弁を散らされて、うまく幻惑のギフトがかかりません!」

「ああー! もう! 鬱陶しい! 魔獣も野次馬も!」


 得意とする魔法やギフトを封じられて、三人は相当苛立っている。

 私も魔獣カードを辺りにいる海水浴客達を守るために使っているせいで、クラーケンに有効な魔獣の力を使う余裕が無い。

 

 このままだとクラーケンを倒せないとまでは言わないが、相当な時間が掛かってしまうかもしれない。

 

「あーもういつまでやってんだよー。早く倒せよなー」


 野次馬達の一部が、攻めあぐねている私達に野次を飛ばしてきた。

 勝手な物言いだ……誰のせいで今こんなに苦戦してると思ってるんだ! と、つい言い返しそうになるぐらい腹が立つ。


「もう! いい加減にしてよー! 見世物じゃないんだよー!」


 滅多な事では怒らない風歌さん──シルフィの堪忍袋の尾も、自分勝手な事を言う一部の野次馬達にとうとう切れた。


「どうしても逃げないなら……こうだ!」


 怒ったシルフィはギフトの『風』によって海水が巻き上げ、それを野次馬達に降り注がせた。

 当然、そんな事をすれば私達の戦いを撮影している野次馬達のスマホも海水でビショビショだ。


「うわ! 海水が……!」

「やだ……スマホが壊れちゃうじゃない!」


 私達がいくら注意しても全然逃げようとしなかったのに……。

 海水にスマホや服が濡れるのを嫌って、野次馬達の一部が浜辺から避難していく。

 

「それそれー!早く逃げないと大変だよー!」


 シルフィの作った風はさらに勢いを増していき、海水だけじゃなく砂も巻き込んでいく。

 まるで砂嵐だ。私達の周囲はシルフィの作り出したその砂嵐に覆われて、野次馬達からは戦いが見えなくなった。

 

「ちょ……これじゃ何も見えないじゃん……」

「砂が目に入って……げ! 口の中にも!」


 上手い! 砂嵐は野次馬達の撮影を妨害しつつ、彼らを守る盾にもなっている。

 海水と砂嵐でベトベトになりながら、野次馬達が一人、また一人と浜辺から避難していく。


「ダメだこれ! もういても意味ないし逃げようぜ!」


 そして、最後に残った野次馬達も避難を終えて、浜辺には私達以外、誰もいなくなった。

 道路を挟んだ向こう側の道路にはまだ大勢いるが、さっきよりはマシだ。

 これである程度は周囲を気にせず戦える!


「よーし! ステラー! 今だよー!」

「わかった!」


 私はシルフィに相槌を打ち、魔力を自分の全身に纏うように生成していく。

 そして、私は全身に覆った魔力を解き放ち、自身を光の矢のように発射した。


「美月を……返せ!」


 私はそのまま一瞬で美月を捕まえている触手へと迫り、魔法杖オーヴァム・ロッドを変化させた剣で切断した。


「オオオオォォォ!」


 数本の触手をされたクラーケンは絶叫し、触手を振り回してのたうち回り始めた。

 触手が切断された怒りというよりは、捕獲した獲物を奪い返されたことへの怒りの方が大きい感じだ。


《先輩! 私達が援護するので、一旦みっちゃんを連れて退避してください!》

《クローラ! ああ、分かった!》


 私は触手から解放された美月を抱きとめると、クローラ達の援護を受けながらクラーケンの近くから離脱した。

 そして、浜辺のクラーケンから少し離れた場所にまで移動し、そこ美月をそっと下ろした。

 

「────うっ。けほっ……けほっ……」

「美月! 大丈夫!? しっかりして!」


 魔力で体力を回復させると、美月はすぐに咳き込み息を吹き返した。

 激しく咳き込みながら、海水もきちんと口から吐き出している。


「……あれ? ステラ? お姉様……沙希さんはどこ? わたしこんな所で何を……」


 息を吹き返した美月は、焦点の合っていない、ぼんやりとした目で私を見つめてきた。

 直前の記憶が無いのか? まだ意識はハッキリしていないようだが、とりあえず無事ではあるようだ。


「意識が戻ってよかった……。君は私にたどり着く直前にあの魔獣の触手に襲われて気を失ったんだ」

「……え? 魔獣が!? 現実の世界で!?」

「うん。それでいま私たちはその魔獣と戦ってる。君もここで少し休んで、戦えそうなら後で戦線に加わってくれ。それじゃ!」


 手早く美月への状況説明を終えた私は、『人影』の魔獣カードを開放して召喚した。

 人影の魔獣は核になる伝承を持たない弱い魔獣だが、このタイプには珍しい影に潜む特殊能力を持っている。

 再びクラーケンが美月を人質に取ろうと狙ったとしても、人影の影に潜む能力で彼女を守ってくれるはずだ。


「よし!」 


 私は美月をその場に残して走り出し、クラーケンとの戦いへと戻った。



───────────────



「そっか、私……」


 私の頭のもやが徐々に晴れて、意識が段々はっきりとしてきた。

 まさか、現実の世界に──それもよりによって私の苦手な海に魔獣が現れるなんて……。

 ! 天使の時といい、ステラと一緒の時に毎回イレギュラーな自体が起こるのは、本当にただの偶然なの?


《美月。それはたしかに僕も気になるけど、今は目の前の魔獣に集中しよう?》


 たしかに……バロンの言う通りだ。

 早く立ち上がってステラ達と一緒に戦わないと!


 私は早すぎる魔獣の現実世界への侵攻についての考察を一旦頭の片隅に置き、目の前の戦況を分析する。

 浜辺にいた海水浴客達は避難を終えて、ここから少し離れた駐車場に集まっている。

 あれならステラ達が全力を出しても、被害が海水浴客達に及ぶ事は無いだろう。


「とにかく……私も行かないと!」 


 私はよろめきながらもなんとか立ち上がり、ステラ達に加勢するために魔宝石オーヴァム・ストーンを取り出した。

 そして、変身するために魔力を解放しようと集中する。


「────え?」


 だけど、魔宝石オーヴァム・ストーンは輝く事はなく、私はなぜか変身する事が出来なかった。


「な、なんで!?」


 ……駄目。いくら集中しても、変身することが出来ない。

 なんで? どうして!? こんな事、今まで一度だって無かったのに!


「オオオォォ!」

「────っ!?」


 変身が出来なくてパニックになっていた私は、クラーケンの触手がすぐ近くに迫ってきているのにも気づけなかった。

 触手は変身していない生身の私へと、再び迫ってくる。

 

「……ひっ!?」


 海とクラーケンへの恐怖で私の手に汗が滲む。

 真夏だというのに全身に悪寒が走り、私の体と声は情けなくぶるぶると震えていて、まともに動かない。

 せっかく海への恐怖を克服出来かけていたのに……クラーケンの触手におそわれてせいでまたトラウマが蘇ってしまった。


「あ、あぁ……」


 あの時の……前の世界でのトラウマのせいで私は、立ち向かう事も逃げる事もできなくなってしまった。

 魔法少女になれば魔宝石オーヴァム・ストーンが脳に作用して恐怖心が和らぐのだと分かっていているのに、恐怖で変身する事自体が出来ない。


「オオオォォ!」

「ひっ……やめ!」


 立ち竦む私に、クラーケンが雄叫びを上げながら容赦なく触手を伸ばす。

 生身のままでは触手の攻撃を防げないと分かっているのに、私は何も出来ない。

 ただ情けなく悲鳴を上げながら、頭を抱えてうずくまる事しか出来ない。


「────ちょっと! 何ぼうっとしてんのよ!」


 触手がそんな情けない私をクラーケンが捉えかけたその時、間一髪駆けつけたローズが剣で触手を斬り払った。


「あ、あぁ……」


 助かった────

 安心して、深い溜息が漏れた。


「ローズ……」


 お礼を言う事も、いつものように憎まれ口を叩く事も出来ずに、私はただただ呆然としながら助けに来てくれたローズの顔を見上げた。

 ローズはそんな私を見て一瞬驚いた顔をしていたが、すぐに怒った顔で私を怒鳴りつけた。


「……戦えないならさっさと逃げなさい! 邪魔よ!」


 邪魔──そうだ……私なにやってるんだろう。

 魔獣は一人で全部倒すと意気込んでいたくせにこんな……。

 まさか、変身すら出来ずに座り込むなんて……。


「くっ……」


 やっぱり、私は弱い……。

 天使も結局一人では倒す事が出来なかったし、今はただの魔獣相手にすらこの有様だ。

 本当に……情けない。


「うぅ……うっ……っ」


 悔しさと情けなさで堪らなくなって、私の視界が涙で滲んで歪んでいく。

 ああ、もう……こんな姿、誰にも見られたくなかった。とくにローズなんかには絶対に……。

 涙を止めたいのに、止まらない。私の頬を伝って、涙がポロポロと止めどなく流れていく。


「ちょ、アンタ……泣いてるの?」

「泣いて……ない……」


 私はそうローズに強がって見せたけれど、多分説得力は全然なかったはずだ。

 だってこぼれ落ちて落ちた涙が砂浜に落ちて、私が情けなく泣いていたという証拠をしっかりと残しているのだから。


「いや、その……アタシも言い過ぎたわ。そんなに水が怖かったのね、アンタ……」


 ローズの憐れむような視線が私に突き刺さる。

 よりにもよって、「あなたは弱いから力を奪う:なんて言った相手にそんな風に見られるなんて……情けないにもほどある。


 けれど、怖い──なんてものじゃない。

 このトラウマはある意味で前世の記憶のようなものだ。

 私はで同じように触手を持つ魔獣に海で襲われ、そして────


「ひっ……!」


 駄目……! やっぱり、海に入ろうとすると身体が震えてしまう!

 前の世界でのトラウマが完全に蘇ってしまった今、私はここでは──海ではあの魔獣と戦えない。


「どうしても怖いなら仕方ないわね。……けど、アンタさっきは泳げてたじゃない?」


 なんて無様なんだろう……座り込んで震える私を見て呆れたのか、ローズが深い溜息をつきながらそんな事を聞いてくる。


「それは、おね……沙希さんがいたからで……」

「だったら問題無いじゃない。ここには沙希ステラさんもいるし」

「それは、そうだけど……でも……」

「あーもう! こっち見なさい!」


 ローズはいつまでもぐずぐずと言い訳をする私の両肩を掴み、無理矢理自分の方へと向き直させた。

 今度は怒っているわけでも、憫むわけでもなかった。

 なにか強い意志を込めたようなローズの視線が、私に突き刺さった。


「まず、はっきり言うけどアタシはアンタが嫌いよ! 大体、二回も襲われてるし、性格は偉そうで、自分勝手で、空気読まないし……」


 ……そんな事、ローズに言われなくても分かってる。

 別に誰にどう思われようと構わないけど、それがわざわざ私を向き直らせて言う事?

 こうしている間にも戦いは続いていてるというのに。

 それなのにローズはわざわざ私なんかに構って、一体何を伝えたいというの?

 困惑する私をよそに、ローズはさらに話を続ける。


「────けど、アンタの強さは認めてる。それにさっきも水をそんなに怖がってるのに、頑張って克服しようとしたのも偉いと思う」

「……え?」


 いきなり褒められて、私はさらに困惑した。

 突然、何なの……ほんとに調子が狂う。


「だから、まだアンタの事を許せない気持ちはあるけど、ちょっとは仲間だって思ってもいいかなって思ってる。まあ、天使も苦労して一緒に倒した仲だしね……」


 照れ臭そうに頬をかきながら、ローズはそんな恥ずかしいセリフを口にした。

 なにそのベタな台詞……強敵と一緒に戦って友情が芽生えたとか、そういう臭いやつ?

 普段なら馬鹿馬鹿しいと思うだけのはずなのに、なぜかこっちまで照れ臭くなってきた。

 

「と、とにかく! アンタがどう思おうともう勝手にアタシは仲間だと思ってるの! だから怖いなら沙希さんだけじゃなくて、アタシや他のみんなも頼りなさいよ!」

「みんなを……頼る……」

「そう! アンタがまた溺れたり、触手に捕まってもステラさんや他のみんなが助けるし、アタシもまあ……仕方ないから助けてあげる!」


 言い終えたローズは顔を真っ赤にしていた。

 恥ずかしいなら言わなきゃいいのに……ああ、もう! ローズが真面目な顔をして、恥ずかしい事を言うせいで、私の顔も熱くなってきてしまった。

 多分、今の私はローズと同じように赤面してしまっている。


「だからお願い。一緒に戦って、。駐車場に避難した観光客達を守るのが精一杯で、あの魔獣になかなか接近出来ないの。遠くから魔獣を召喚したり、触手を攻撃するだけでもいいから……」

「ローズ……」

「それじゃ、待ってるから……」


 話し終えたローズは私に背を向け、再びクラーケンとの戦いに戻って行った。

 よっぽど照れくさかったのか、その足取りは妙に速い。


「仲間……」


 走り去るローズの背中を見ながら、私は呟く。

 理解できない……ローズは二回も私に襲われたのに、どうして私の事をそんな風に思えるのかが分からない。

 分からないけれど、仲間なんていらない、一人で戦い抜いてみせると誓ったはずなのに、不思議とローズに仲間だと言われて悪い気はしなかった。

 以前はそんな事を他人に言われたら、多分怒って拒絶していたはずなのに。

 天使に一人で戦って負けてから、私の心は仲間を求めるぐらい弱くなってしまったんだろうか……。 


《美月が今、何を考えてるか分かるよ。仲間って言われて嬉しかったんだろう?》

「それは────」

《君はいやだったかもしれないけど、ずっと一緒にいたんだからそれぐらい分かるよ》


 念話で話しかけてきたバロンに図星を突かれて、私は口を噤んだ。

 姿が見えないのに、バロンの得意げな表情がありありと目に浮んできて、それが少し癪に触る。


《君はそれを弱さだと否定するかもしれないけど、それは違うよ。人を拒絶していた美月成長して、他人を受け入れる強さを得た証拠だよ》

「人を受け入れる強さ……」


 そんなの分からない……いや、分かりたくない。

 結局、そんなのはただの言い訳だ。私は一人で強くならなきゃいけないのに────


《美月……》

「うるさい。分からないし、そんな強さなんて分かりたくもない。けど……」


 ────けど、一つだけ分かる事がある。

 私は立ち上がり、未だに暴れ続けているクラーケンを睨みつけた。


「私はあの子に……ローズに助けられて、借りを返さないまま逃げるのが許せない。それだけ!」


 そう言い訳をしながら、私は一歩前に出た。

 いつの間にか、私の恐怖心はすっかり消え去っている──とまではいかないまでも、少しは和らいだ。

 

 今なら私はやれる。変身して、戦う事が出来る!


「────やってやる!」


 そんな強い確信を胸に、私はさらに一歩前に出た。

 そして、再び魔宝石オーヴァム・ストーンを取り出し、その中に秘められた魔力を今度こそ解放した。


「よし、速攻で倒す!」

《お、いいね! やっちゃえ、ノクス!》


 もはや私には微塵の恐れもない。

 闇夜を思わせる漆黒の魔法少女──マジカル・ノクスへと変身し終えた私は、浜辺の砂を力強く踏みしめてそのまま一気にクラーケンの元へと跳躍した。

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