二でち。

 誰にも聞こえない『声』に突然反応し、辛い現状を目の当たりにして、頭がおかしくなったんじゃないかと、お店のマスターやエリザ王女から痛い娘扱いされたカリンは、『声』の導かれるままに歩を進め、屋敷の焼け跡から石畳で出来た、周りと比べて明らかにおかしい床を見つけました。


「ここでち。ここから声が聞こえてくるでちよ」


 そこは、お屋敷の玄関から入ってすぐの二階へと登る中央階段の真下。カリンもそんな所にこんなモノが在るなんて露にも思っていませんでした。


「これは……魔封印……?」


 魔術に長けたエリザ王女が、石畳の中央に刻まれた紋様を指でなぞりながら呟きました。魔封印とは、魔術を用いて封印を施したモノ。これを解く事が出来るのは魔術を扱える者で、解呪の魔法を会得した者でなければなりません。解錠の呪文は悪用されやすいので、相当なレベルの使い手でなければ会得出来ない仕組みになっています。


「これなら私に解けると思います」


 エリザ王女は宮廷魔術士を軽く上回る力を持っています。この国の王族は皆魔力が高く、特に女性は、男性の何倍もの高い魔力を持ち合わせています。そんな中で、エリザ王女は更に高い魔力を持っていて、この世界で最も魔力が高いエルク族とどっちが? という程なのです。長い王国の歴史の中でも、これ程の力を持って生まれた者は彼女が初めてで、王女は幼い頃からこの世で最高と謳われた賢者の元で修行を重ね現在に至ります。


 王女はみんなを下がらせると石畳の前に立ち、両腕を石畳に真っ直ぐに向けて眼を閉じます。両腕を前に出している事で、胸の大きなお肉がギュッと寄せられてしまいました。それをマスターがチラリと覗き見しているので、カリンはマスターのお尻の肉を指でギュッと寄せてあげると、マスターは喜んで飛び上がります。


「私の中に駆け巡る……アッ。大いなるマナよ……ンンッ」


 頬をほんのりピンク色に染め、喘ぐように王女は呪文を唱えます。なんでそんなに艶っぽく呪文を唱えるのかは分かりませんが、これが人族が魔法を唱える時の仕草なのだとカリンは思っていました。が、そんな事はありません。彼女エリザ王女だけが特別変なのです。


「ハァッ……ァ……アアッ! 解錠アンロック!」


 エリザ王女が呪文を解き放つと、石畳から仄かに青色の光が発光しました。


 ゴンゴンゴン……。


 ガコンッ。


 石畳が地面に吸い込まれるように消え、カリン達の前に地下へと続く階段が姿を現しました。それを見て、カリン、お店のマスター、エリザ王女そしてシルビアと、何も言わず『どうしよう。降りる?』そんな雰囲気を漂わせながら、それぞれが顔を見合わせます。ただ、シルビアだけが『え? まさか降りるの?』的な理由であった事は誰も知りません。


 ここで『降りない』をコマンドから選択しても、巡り巡って結局降りる事になるのはよくある話ですので、カリン達は素直に『降りる』を選択しました。

 


「ンッ……ァ、ハァ……光よライト!」


 相変わらず艶めかしい声をあげ、エリザ王女は魔法で明かりを灯します。賢者の元で一体どんな、なんの修行をしてきたのか疑問に思うのと共に、彼女の身に何があったのか知りたい気がします。


 階段を降りたカリン達は、カビ臭く乾いた空気が充満する通路を進みます。先頭はお店のマスター、次いでエリザ王女とカリン、そして最後にシルビア。近衛兵達も付いていくと駄々を捏ねましたが、エリザ王女が『マテ』と命じたので、彼等は地上でお留守番です。流石は王国の『犬』ですね。


「ねぇ、カリン。声ってまだ聞こえてるの?」


 一番最後についてくるシルビアがおっかなびっくり訪ねました。本当は怖くてカリンに抱き付きながら歩きたいシルビアですが、流石にこの身長差ではそれもままなりません。男性に抱き付く程の度胸もなく、かといって王女様に抱き付く訳にもいかないので、なんとか一人で歩き進んでいます。


「そうでち。だんだんと大きくハッキリとした声が聞こえてくるでちよ」


『そうでちよねぇ』と、カリンは声の主に話し掛けます。途端に、その声が聞こえなくなりました。なんで黙るんだオマエは。と、カリンは心の中で突っ込んでいました。


「それにしても、お屋敷の地下にこんな通路があったなんて……」


 シルビアはエリザ王女の魔法の明かりで照らされた、そこそこ大きな通路を見渡しながら呟きました。


「あなた方はエルヴィン伯のメイドなんですわよね? 噂話くらいは聞いた事はないのです?」


 エリザ王女はシルビアに尋ねますが、シルビアは首を横に振ります。カリンもそんな話は聞いた事はありません。お店のマスターは部外者なので、当然知りません。


「もしかしてアレじゃないですか? 何かあった時に使う通路」


 マスターは、そんな話を聞いた事がありました。王城には緊急時に脱出する為の通路が、其処彼処に作られていると。だったらエルヴィン伯爵邸にも有るのが普通なのではないかと口にしました。


「それは考え難いですわね……」


 そんな通路が彼方此方にある事は、王族であるエリザも知っています。しかし、石畳で塞がれ尚且つ、魔法で封印を施されていたのですから、緊急時の使用は出来ません。ましてや、正面階段の真下なのですから、侵入者と高確率で鉢合わせする事は間違いありません。


 暫く進んだのち、お店のマスターはピタリとその足を止めました。マスターのお尻の影から顔を出したカリンは、そこに行く手を遮っている扉があるのに気付きました。


「どうだいカリンちゃん。ここかな」


 マスターの問いにカリンは首を傾けます。カリンの頭の中で聞こえていた声に話し掛けた以降、全く声が聞こえなくなっていたのです。


「わからないでち。『声』が聞こえなくなったのでち」


「ここって……もしかして開かずの間の真下?」


 おっかなびっくり付いてきたシルビアが、驚きの声を上げました。


「わかるのでちか?!」


「ええ、怖く……い、いえ、歩数を数えてたから……」


 シルビアは恐怖を紛らわせる為に、正面階段から方向と歩数を数え、元の屋敷と照らし合わせながら歩いていたのです。


 開かずの間には立ち入ってはならない。それはカリン達メイドの長、マッコ婦長から何度も何度も、夢に見る程繰り返し云われていました。ぽっちゃり系の、肉厚な顔を近付けられながら云われたのでは、夢に出てくる事請け合いです。そもそも、『開かずの間』なのですから開けられる筈はありません。


「どうやら、姫様でなくても開けられるようですね」


 マスターがドアノブに手を掛け、ゆっくりとノブ回します。


 ギギギ……ギ。


 木製のドアが今にも壊れそうに軋みながらマスターの手によって開かれました。そのドアの向こうには、何もありません。真っ暗な闇が広がっているだけでした。


「待って下さい、明かりを強くします。ンッ……ンァッ、ァァッ! 強光メガライト!」


 エリザ王女が身動ぎしながら喘ぐと、心成しかマスターが前屈みになりました。本当に彼女の身に何があったのでしょうか?


 エリザ王女が喘ぎを強く……いえ、明かりを強くしてくれたお陰で、この空間の全体像が明らかになりました。エルヴィン伯爵邸にも負けず劣らずのその空間には、祭壇が置かれていました。そしてその祭壇には神話の種族を祀っていたのです。

 

「これは一体……?」


「こいつぁ……?」


「な、な、何ですかアレは?!」


「これは……、ドラゴンでちね」


「「「どらごん?!」」」


 ドラゴンは、この世界ではとうの昔に滅びたとされる幻の種族です。大昔にあったとされる聖魔大戦で、ドラゴンも聖と魔に別れ、同族同士で殺しあった間柄、そんな彼等もここ数千年目撃例はありません。


 鋭い爪は硬い鎧も易々と切り裂き、鋭利な牙はどんなモノでも噛み砕いたそうです。口からは様々なブレスを放ち、吼える咆哮は千里先の山をも消滅させたといいます。その鱗はどんな刀剣も弾き返し、魔法による攻撃も効果は薄いのだそうです。


 それが、石像とはいえお屋敷の地下深くにデデン。と、置かれて祀られていたら、驚くのも無理はありません。


「カリンちゃん。まさか『声』の主ってコイツなのかい?」


 カリンは首を傾げました。聞こえていた『声』は、今は全く聞こえていません。


「あなたなんでちか?! 私に話しかけていたのは!?」


 カリンは石像に話し掛けました。地下空間にワンワンとカリンの声が響きます。ですが、石像は何も云わずに、ただそこで佇んでいるだけです。


『……驚いたな。よもや我の声に反応する者が居ようとは……』


「何っ!?」


「誰!?」


「ひぃぃぃ!」


 しばらくの静寂の後、地下空間に声が響きました。それはとても静かでおどろおどろしい声だったので、襲われるのではないかとカリン以外はしきりに周囲を気にしています。


「やっと応えまちたか。あなたは誰なのでち?」


『…………』


「どうしたのでち?」


『いやその、会話なんてするの何千年ぶりかなって思って。ちょっと感動しちゃった』


 おどろおどろしい声は、急に柔らかな落ち着きのある声へと変わりました。声質から、どうやら女の人(?)のようです。


「あなたは誰なのでち? わたちに何の用があって声を掛けたのでちか?」


『ああ、そうそう。ただ呼んでみただけ…………うわっ! ゴメンウソですウソ!』


 カリンは床に転がっている岩を持ち上げ、石像に向かって振りかぶった所で、声の主は慌てて訂正しました。


「それで? 何の用事なんでちか?」


 岩をゴトリと床に放り投げ、カリンは再度問い掛けます。お店のマスターもエリザ王女も呆れ顔で一部始終を見ています。ただ一人だけは、耳を塞いで隅っこで震えていました。


『やだなぁ、目が怖い……』


「早くするでちよ」


『分かった! 分かったから!』


 カリンが再び岩を手に取ろうとしているのを見て、声の主は慌てふためきました。


『……と、その前に。このままだと余計な魔力を消耗するから……そっちのお嬢さん』


「ひぃぃぃ!」


 『声』からのご指名に、シルビアは悲鳴をあげました。カリンはどう見ても幼女にしか見えませんし、残るお嬢さんはエリザ王女と自分しか居ません。王女はお嬢様ですし、それは自分の事だ。と、判断したようです。


『いや、アンタじゃなくて、白いドレスを着たお嬢さんね』


 ご指名が自分ではない事を知ったシルビアは、陰でコッソリ安堵のため息をついていました。


「え、私ですか?」


『そうそう、私私。アンタエロい身体してるわね。ちょっとトレースさせて』


 声の主からのエロバディ発言と、トレースという謎の言葉に、エリザ王女は面食らいました。


「一体何を……キャッ!」


 悲鳴をあげた王女に、カリン、お店のマスター、そしてシルビアが視線を向けると、エリザ王女の手と足に蔦のようなモノが絡み付き、両腕を真横にあげさせ、人間十字架にされていました。


「何をするのです!」


『落ち着いて。命を取ろうって訳じゃないから。天井のシミでも数えてればすぐに終わるよ。動くと……初めてが私になっちゃうかもっ』


「なっ、何ですか初めてって、アッ!」


 後からやって来た別な、しっとりと粘液を纏った蔦が王女の身体に巻き付き、服の中を弄り回します。その様子は、さながらR指定オトナのアニメの様でした。


「アッ! ダメですソコは!」


『ナニがダメって?』


「だってソコは……ソコは最近太ったから贅肉が付いちゃってるんですっ!」


 最近は毎日のようにマスターの店に通い、メープルワッフルを食す日々が続いていたものですから、体重増加は王女もちょっとは気にしていた様子でした。


『いやいや、そんなことないよー。フムフム、人の身体って昔も今もあんま変わらないね……よし、完了』


 王女を拘束していた蔦がスルスルと離れてれいくと、王女はその場に座り込んでしまいました。


「穢された……私、穢されてしまったわ」


「大丈夫です姫。いざという時はオレが居ます」


 王女の側で片膝を付き、男前の顔でマスターは言いました。なにが大丈夫で、いざという時なのかは良く分かりませんが、お店のマスターは逆玉に乗る気マンマンのようです。



 エリザ王女の明かりによって照らされていた地下空間が、突如として現れた光の塊によって、昼間の様に明るくなりました。そして、その光が収まると、その場にはグラマラスな女性が立っていたのです。


「おっ」


 女性の落ち着いた雰囲気で、オトナな、十七の小娘には出せない色気に、お店のマスターも思わず声に出し見惚れていました。先程少し、ほんの少しだけ気持ちが流れた王女は、心の中で悔やみながらマスターを睨みつけていました。お店のマスターの熱い眼差しを受けながらも、彼女は身を捻り自分の姿形を確かめていました。顔は違えど、スタイルは王女となんら変わりません。


「ん。こんなもんかな? どお? ワタシキレイ?」


 口裂け女っぽい台詞を吐いて、その彼女はカリン達に問います。しかし、カリンにはそんな事はどうでも良い事でした。


「そんな事はどうでもいいでち。それで? あなたは誰で、わたちに何の用なんでち?」


「んー。結構気合い入れてモデリングしたんだけどな……まあ、いっか。私の名前はミュウ。見ての通りエンシェントドラゴンよ」


 ミュウと名乗った女性はそう言いますが、どう足掻いてもドラゴンではなくタダの綺麗なお姉さんにしか見えません。


「私が持っていた宝玉が黒装束の奴等に盗まれちゃって、誰か居ないかなーって呼び掛けてたんだ」


「黒装束か……犯人は魔王崇拝の奴等でしょうね」


 他の誰にも分からぬ様に考えるフリをして、ミュウが人の姿になってから彼女の谷間を見続けるマスターは、襲撃と盗難が重なる事からそう推測しました。が、気付いていないのは本人だけで、ミュウとマスター以外は『このエロマスターがっ!』っと内心で叫んでいました。


「その人の言っている事が本当かどうか怪しいものね」


「どういう事ですか!?」


 この時になって、ようやくマスターの視線がミュウの胸の谷間から離れました。そして今度は、王女の谷間に吸い寄せられます。このコンボには流石のマスターもタジタジです。


 王女が彼女を疑う理由は、ぬるぬるしたモノで全身をまさぐられた恨みだけではありません。王女の服の中は今もぬるぬるしていて、ちょっと気持ちが悪いからでもありません。自分よりもおっぱいが大きいから……でもありません。恐らく。


「『扉』には魔封印ロックが掛けられていた。ここには誰も入れない筈なの」


 王女は人差し指で自分の顎をトントンとリズミカルに叩きながら、その辺をウロウロします。


「もしも、もしもよ。その話が全部狂言だとしたら? その人物はどこか別な場所からここに入り込んで宝玉を奪ったものの、『扉』には魔封印が施されていて出れなくなった。だから、何らかの方法で誰かに『声』を伝えてここから出して貰おうと画策した……」


 王女はクルリと振り返り、真っ直ぐにミュウを見つめます。


「つまり、宝玉を盗んだのは黒装束ではなく……ミュウさんアナタよっ!」


 エリザ王女はミュウにビシッと指を差し、内心で『決まった』と、自分に酔っていました。


「扉は自動的に魔封印オートロックが掛かるのよ?」


 ですが、ミュウの一言で王女の推理は脆くも崩れ去っていったのです。


「ううう。グスッ。そもそも何なんです? その宝玉というのは」


 エリザ王女は、自分の推理が論破(?)されたショックで涙目になりながら、奪われた宝玉の事をミュウに聞きました。ミュウの話しによれば、その宝玉は龍の眼ドラゴンズ・アイと呼ばれ、聖魔大戦時に使われた非常に強力な魔具なのだそうです。


「ぶっちゃけ、アレには魔王の魂の欠片が封じられていて、開放されたら聖魔大戦再びって事になっちゃうのよ」


「「それって一大事じゃないか」ではないですか!」


 エリザ王女とお店のマスターが、足並みを揃えて声を上げました。なんだかんだいって二人は気が合うようです。


「私の声が聞こえたのはアナタだよね」


 ミュウは、直ぐにその人物が誰なのかを言い当てました。


「お願い。私と一緒に奪われた宝玉を取り戻しに行ってくれないかな?」


「わたちとでちか? あなた一人ででも出来るのではないでちか?」


 ドラゴンなのだから、むしろ自分が居ない方が事はスムーズに済んでしまう筈だと、カリンはそう思っていました。


「そういう訳にもいかないのよ。私は契約によってここから出られない。だけど、誰かと契を交わせば、その者の伴侶として行動が許されるの」


「では、オレ「それは私でもよろしいのですか?」


 お店のマスターの言葉を遮ってエリザ王女が名乗りを上げると、マスターは言いかけた言葉を飲み込み、上げかけた手を引っ込めました。だけどミュウはエリザ王女に向かって首を横に振ります。


「どうしてですか?! あなたが言う事が本当なら、もうこの国だけの問題ではありません。私がお父様……国王に宝玉を取り返すように掛け合います!」


 じゃあ、オレが。再び口に出そうとしたマスターですが、今度はカリンによって阻まれました。


「……逆に聞きますけど、どうちてわたちなんでちか?」


「え? だって……ちっちゃくて可愛いじゃん」


「「「「外見そっち?!」」」」


 いつの間にか復活したシルビアも含め、満場一致の声が地下空間に響き渡りました。


「まあ、それだけじゃないけどね」


 ミュウはカリンの側でしゃがみ込み、カリンの顔を眺めたり、手を取って触れたりして、フムフムと調べています。


「アナタ、戦後に生まれた種族なのね。道理で違うはずだわ……そっちの彼女も凄い魔力(と胸)を持っているけど、やっぱり私、アナタじゃなきゃダメね」


 ロマンチックな台詞ではありましたが、エリザ王女は途中、如何わしい言葉が聞こえた気がしていました。


石像わたしの前にある台座に、魔法円が刻まれているわ。そこの中心にアナタの血を注げば、契の儀は完了する」


 ミュウはカリンを抱きかかえると、台座の前にいざないました。カリンが台座を見ると、ミュウの言った通り魔法円が刻まれています。


「さぁっ! 私と契を交わして、私のご主人様マスターとなって私を蹂躙してぇ!」


「嫌でち」


 ミュウのハイテンションは、カリンの冷静な判断によってバッサリと袈裟懸けされました。残念。

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