第20話 探求IV
万物の理論を記述することによって、レイは宇宙の誕生から消滅までを理解した。
宇宙の誕生から消滅までを理解したのだから、それは、宇宙の過去と未來を理解したことになる。
そう、観測したのだから、もうそれは確定したのだ。
万物の理論とは、指標である、
ここから確定した宇宙がやっと始まる。
レイは一次観測者となった。
レイはまず過去を観測することにした。
「全教科、赤点回避した!」
「あは、よく頑張ったじゃん」
「いや、俺じゃなくて全てがミオのお陰だ」
「ふふふ、そう思う?
だったら、お願いがあるんだけど……」
---違う、俺が見たい過去はこれじゃあない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます