近付く二人(2)
「はい。勿論です。本当にすみませんでした。これからはもっと、気をつけていきます。」
遥貴はそう言うと、深く頭を下げた。
政春は鼻で荒い息を一つ吐くと、顔を歪ませ、
「分ったならもういい。行け。」と言って、椅子に腰を下ろした。
デスクに肘をつき両手で顔を覆い、頭を抱えて俯いた政春。
『ごめん、父さん。』
ほんの二年ほど前なら、そう言えた。
なのに、今ではその言葉を口にしてもいいのか逡巡してしまう。
遥貴は政春のその様子を確認すると、頭を下げて踵を返した。
院長室を後にした遥貴。
エレベーターに乗ると、暫くの間立ち竦んだ。
日が暮れて、院内にいる患者も疎らになってきた。
受診患者が減ると、今度は、スーツ姿で見舞いに駆けつける人や、入院患者が見舞い客を送る姿が目を引いた。
医師達も、今日の来院患者の診察が終わると、それぞれが担当する入院患者の部屋を回診する。
遥貴もまた、明日に手術の予定がある患者や、術後の患者の元へ訪ね回っていた。
「それじゃあ、明日のオペのためにも、今日はゆっくり休んで下さい。」
「はい、宜しくお願いします。先生。」
「じゃあ、失礼します。」
「はい。ありがとうございます。」
四人部屋の窓際で、五十代後半の物腰の柔らかい女が、ベットの上で微笑み頭を下げた。
遥貴はその病室を後にすると、廊下を歩いて行った。
すると、外科第二病棟の詰所から、一人の看護師の女が遥貴に気付いて、周りを視線だけ動かし見渡した。
そして、その看護師の女は何気なく詰所を出ると、遥貴の後を追った。
距離をとって歩くその看護師に、遥貴がその看護師に気付く筈はなく、遥貴は物思いに屋上を目指して歩いて行く。
遥貴が屋上を出ると、もう随分と日が沈んでいて、西の彼方は薄らと明るいが、東の空は暗く、星が空全体にちらほらと顔を出していた。
「先生。」
遥貴に、看護師の女が声を掛けた。
「あれから、なんで全然連絡くれないの?」
看護師の長谷部梨々香だ。
後ろで一つに束ねられ、長く緩やかに巻かれた髪が風で揺れる。
遥貴は露骨に顔を歪めた。
「ここでは、話しかけない約束だったろ。」
「だって、全然相手してくれないんだもん。」
「当たり前。あんたとはもう、何の関係もないんだし。」
「ひどーい。冷たーい。」
長谷部は頬を膨らませた。
二人の間を吹く風で、顔を背け白けた顔で「よく言うよ。」と呟いた遥貴の声が掻き消された。
「酷いのも冷たいのも、婚約者がいるのにフラフラしてる、あんたの方だろ。ほんと、あんたの婚約者には同情するよ。帰って婚約者に相手して貰えよ。」
今度ははっきりとした声で長谷部に言うと、街の景色に目を向けた。
「えー、やだよ。一緒にいてもつまらないんだもん。」
それを聞いて遥貴は、また始まったと思った。
半年前、遥貴が仕方なく参加した忘年会のその酒の席に長谷部はいた。
長谷部には、学生の頃から付き合い結婚を決めた相手がいたのだが、何を考えているのか、遥貴にも周囲の医者や看護師にも、長谷部は恋人はいないと公言していた。
そしてその席で、遥貴の側に座りしつこい位に絡んできたのがこの長谷部だった。
遥貴には昔、同じ医学の道に進んだ学生の頃からの恋人がいたのだが、二年半前にその恋人と別れて以来、特定した相手との深い付き合いまでに至る事はなかった。
言い寄って来る者はぼちぼちいたのだが、流れで肉体的な関係を持ったとしても、遥貴が特別な思いを抱くことはなかった。
外見や家柄だけ見て寄って来る女に、辟易していたところもあったのだ。
俺の事、良く知りもしないのに…
遥貴はそんな虚しさを覚え、誰にも心を開こうともしなかった。
この長谷部にもまた同様だった。
冷たくあしらっても付いて来るし、うざいけど断るのも面倒だった遥貴は、その場の流れに従う事にした。
その後も暫くは、長谷部との関係は続いたが、やはり二人が恋人同士と言った関係になる事はなかった。
遥貴から会おうとする事はなかったのだが、どうゆう訳か長谷部もまた、ドライな関係を求めたのだ。
それもそのはず、長谷部には婚約者がいたからだ。
その事実が分かった遥貴は、長谷部との関係を断つ事にした。
面倒事を避けたかったからだ。
しかし長谷部は違った。関係の継続を求めたのだ。
理由は、長谷部が先程言った様に、婚約者と一緒にいてもつまらないからだと言う。婚約者に面白みがないとの事らしい。
「この前、久々に遊んでくれるかと思ったら、具合悪いって言って来ないし。今度はいつにするの?」
「何が?」
「埋め合わせだよ。この前の。もー、言ったじゃん。あの雨の中で待ったんだから、絶対に、埋め合わせしてよねって。聞いてなかったの!?」
「……具合悪くて、何話したか覚えてない。」
遥貴がそう言うと、長谷部は徐に溜息をついてみせた。
「埋め合わせもするつもりはないから。」
「えー、ひどい。冷たーい。」
話しが振り出しに戻ってしまった事に、遥貴は嫌悪し、
「だからそれはあんただろ。」
と、言って長谷部を一瞥すると、「おつ。」と短い挨拶を付け加えて踵を返した。
すると、長谷部が「そういえば、先生のお兄さん、見かけたよ。あの日。」と言って、遥貴を呼び止めた。
遥貴は立ち止まり、体を少しだけ捻ると「あの日って?」と、長谷部に聞き返した。
「約束したのに、誰かさんが具合悪くして来なかった、その"あの日"よ。あの後、友達から連絡が来て、食事に行ったの。タクシー拾って。そしたら、中央郵便局近くの交差点で、女の人と一緒にいたのね。あの時、あの雨だったから、あまり良く見えなかったし、近くを通った時の一瞬だけだったから、てっきり先生かと思っちゃって。電話では具合が悪くて、うちで寝てる事にするって言ってたくせに、私、嘘つかれたー!と思って、すっごいむかついちゃったんだけど、そういえば双子のお兄さんがいるって言ってたなーって、後になって思い出して。」
長谷部が、ちらりと舌を出すと笑って続けた。
「写真を見た時も驚いたけど、実際、本当にそっくりなんですね。もう、あの時暫くは、先生本人だとばっかり…。
冷静になってみれば、あの時、先生のスマホの電源入ってなかったから、先生のうちの一般回線の方に掛けてた訳だし、あの場所に先生が居るはずないって事位、直ぐにでも判った筈なのに。」
そう言うと、長谷部は「よっぽど血が登ってたのかな」と、声を出して更に笑った。
遥貴が長谷部に気づかれない様に眉を顰めると、少しの間、硬く目を閉じて思った。
ムカつかれる筋合いは無いとは思うが、しかし。
まさか、あの時、長谷部に見られていたなんて…。
そう、長谷部が見たと言ったのは、双子の兄なんかではなく、遥貴本人だったのだ。
きっと、沙羽と接触事故を起こした時に違いない。
長谷部には以前、双子の兄の存在を打ち明けた事があったのだ。
長谷部が、一度だけ遥貴のうちを訪れた時に、昔撮った、その双子の兄の基と一緒に移った写真を見られてしまったからだ。
「あ、そう。じゃあな。」
遥貴はそれだけ返すと、屋上を後にした。
思案顔で階段を降りていくと、自嘲した含み笑いを一つ、溜息と共に零した。
基の存在を明かしていた事が効を奏したのか、あの日長谷部が見たのが、兄の基の方だと思ってくれた事は良かったが、先日からの度重なる僅かなずれに、自分自身の行く末が決して良いものではない事を暗示している様に思えてならなかったからだ。
遥貴は、それもそうだろうなと思った。
今後、自分が幸せになれるとは思ってもいない。
なぜなら、もうあの時から既に、地獄に足を踏み入れてしまっているのだから。
病院を後にした遥貴が夜空を仰ぐと、先程まで瞬いていた星は雲に覆われていて、時々、ほぼ三日月と言っていい程の月が、その雲の隙間から見え隠れしていた。
遥貴のスマートフォンが鳴ったのは、夜十二時を回った頃だった。
そこには見慣れない番号が表記されていて、ソファーで寝入ってしまっていた遥貴が、時計に目をやり「こんな時間に誰だよ」と、軽く舌打ちをして顔を顰めると、通話ボタンをスワイプさせた。
「もしもし…」
通話先から、テレビの様な雑音が聞こえる。
その相手側に向かって、「もしもし。」と尋ねると、「あ、あ、あ」と、言う声が聞こえてきて、遥貴は眉を顰めた。
もう一度尋ねてみる。
「もしもし。」
すると今度は、聞こえていた雑音と共に音が途絶えて、画面を確認してみると、通話が絶たれていた事に気が付いた。
遥貴は首をひねると立ち上がり、冷蔵庫に向かった。
そして、炭酸水を出すと、キッチンの換気扇をつけてタバコを手に取り、先程まで見ていた夢の内容を思い出して、溜息を吐く。
ここ最近は、悪い夢をよく見るようになった。
寝ていて寝苦しさを覚えて目が覚めるのだ。
それを度々繰り返している。
それはいつも、オペ中の夢から始まるのだが、決まって、必ず何処からか出血し始めてしまうのだ。
止血しようと出血場所を探すのだが、何故だか出血場所が見当たらない。
そして、その出血が止まらなくなると、今度は、その血が水に変わり、体内から溢れだしてくるのだ。
夢の中で夢だと自覚するものの、目は覚めてくれずに、目の前の助手やオペ看が、慌ただしく騒ぎ立てる。
そして最後は、オペ中のその患者が起き出して顔を見ると、あの男の顔に変わっているのだ。
そして、目の前の外科医の助手がいた所には、昔亡くなった母親の貴子と、父親の宏基が立っていて、貴子はあの時と同じように、口から血を流して声にださずに、口をパクパクと開けて此方を見つめるのだ。
大丈夫。そのままそこに居なさい。
遥貴に言うのだ。
そう、あの時と同じように。
今なら分かる。
あの時の床に倒れて血を流す貴子は、間違いなく、ベッドの下に隠れる遥貴にそう言ったのだ。
いつの間にか夢の中の遥貴は、あの時の子供の状態に戻っていて過呼吸を起こす。
そしてやっと目が覚める…。
遥貴は再び溜息を吐くと、タバコに火をつけようとライターを着火させた。
すると、ソファーの上のスマートフォンから、また音が鳴りだして、タバコには火をつけずにライターを置くと、ソファーにあるスマートフォンを手に取った。
見ると、先程の番号だった。
「はい。」
遥貴は、相手に一声かけると様子を伺った。
先程とは違って、通話先からのテレビのような雑音は無くなっている。
暫くの間、その通話相手は無言を貫いていたのだが、息が上がっているのか、次第に呼吸音が聞こえ出して、先程と同様、あ、あ、と声を詰まらせているのが聞こえてきた。
遥貴は徐に溜息を吐くと、「悪戯なら他所でやれ。」と言って、スマートフォンを耳から外そうとした。
「ち、ちが!待って!」
スマートフォンから、そのような叫び声が聞こえて遥貴は、相手が女だという事を知る。
「待って、待って、待って、待って、待って…」
「…待ってるけど、さっきからずっと。」
そう言って、一体こいつは、何回言うつもりだったんだと思いながら、「で、誰?」と、相手の女に問う。
「私です。」
「ああ、詐欺か。じゃあな…」
遥貴がそう言って、再び通話を切ろうとすると
、「違います!違います!私です!沙羽です!江崎沙羽!」といった、大声が返って来た。
その名前を聞いて、遥貴は実兄の黒谷基に託けた事を思い出し、ぼそりと呟いた。
「あ…、忘れてた…」
既に耳から離して、眺めているそのスマートフォンから「もしもし?もしもーし!」と、沙羽の大声が漏れる。
先日、その黒谷に、
『沙羽さんへ
深夜近い時間だったら、電話に出られると思うので、良かったら電話下さい。080-86……』
と、書いた手紙を託けていた事を思い出して、遥貴は気怠そうにソファーに腰を下ろした。
「もしもし?沙羽です!江崎沙羽です!わかりますか?もしもーし!」
「…聞こえてるよ。沙羽さんね。」
「はい、そうです。良かった…。私宛の書き置きを頂いて、電話したんですが…。あの、そういえば名前、この手紙にも書かれていなかったんですが、なんて呼べばいいのかな…。黒谷さん…では、ないんでしょ?」
沙羽がそのように尋ねた。
その沙羽に対して、若干、逃げ出したくなる程面倒に思った遥貴だったが、自分の撒いた種に間違いはなく、仕方なく閉口していた口を開いた。
「…黒谷?違うけど。それ誰?」
「あ、ううん、分からないならいいの。気にしないで!とにかく、私、貴方の名前を聞いてなかったから。」
「俺は、宮内遥貴…。」
遥貴が沙羽に名前を告げると、沙羽は「え、苗字もあるんだ…。」と、驚いた様子の声を出した。
だが、遥貴に配慮してその声を抑えたのか、スマートフォン越しに「宮内…遥貴…」と、付け加えたその呟き声が遥貴の耳に届いた。
「普通、苗字くらいあるだろ。」
本当に乖離性同一性障害だと信じて疑わない沙羽に、思わず失笑しそうになって堪えた遥貴は、「なに?俺に苗字がないかと思ったの?もしかして、バカにしてる?」と、聞いてみた。
「全然!してないよ、バカになんて!してない、してない!」
「へー。」
「だけど、あの、変な事聞くようだけど、この番号は、遥貴君だけに繋がるのかな…?もしかして、うちに携帯が2台あったりしたりする?」
沙羽の質問に、遥貴は苦笑いを浮かべた。
さすがに、面倒くせえ。そう思った。
「…そういえば、未だに顔合わせた事はないんだけど、同居してる奴がいて、そいつのスマホは見た事あるかも…」
「え、そうなんだ…。そっか。」
納得した様子の沙羽が、その上に、何やら通話口の向こうで「それじゃ、其々に専用の携帯があるって事なのかしら…」と呟いた声がした。
「………」
沙羽の出方を伺うようにして暫く黙っていた遥貴が、「そんな事よりさ」と、話題を変えた。
「今度、いつが暇?」
「え?」
沙羽が驚いた様子で、黙り込んでしまった。
「今度の連休。何か予定あるの?」
「え、特にはないけど…」
「じゃあ、会えない?」
「え!でも、連休は、予定あるんじゃ…」
遥貴はソファーに倒れこむように横になると、手で顔を覆った。
そして、沙羽から言い逃れる為とは言え、こんな面倒な事にしてしまった原因の、数日前の自分を恨んだ。
「予定はないんだ。予定を立てても予定通りにいかない事の方が多いから。もし、そっちに何も予定がなければ、今度はこっちから沙羽さんに連絡するけど…いいかな。」
「え、も、も、勿論、遥貴君に予定がないなら、私はいつでも大丈夫よ!」
「そっか。じゃあ、その時、会おうって言ったら、会ってくれる?」
「勿論!私も会って話したい事が色々とあるし。」
「それなら良かった。俺も会いたいと思ってたから…」
「え、本当に?」
「うん。」
「わわわわ私もよ!会いたいと、ずっと、ずっと思ってたの!だって、初めて会った時もそうだったけど、いつも遥貴君、急に消えるから、私、いつも、」
「あ、ごめん。バッテリーが無くなりそうだから切るよ。今度連絡するから。」
沙羽の話しの腰を折った遥貴が、「じゃあ、おやすみ。」と、別れの言葉を切り出すと、沙羽も戸惑いながらではあったが、「うん、おやすみなさい。」と返したので、遥貴は、沙羽との通話を終了させた。
寸前までスマートフォンから、沙羽の「あっ」と言う声が漏れていたのだが、気に留める気力も残ってはいなかった。
スマートフォンのバッテリーは、70パーセントを表示していた。
天井を仰いでいた遥貴が、ライトの眩しさに腕で目を覆った。
これまでの自分が、全く嘘をついた事が無いと言えるような、そんな人間では無い事は、自分で良く理解している。
自分は決して、良い人間の方では無いと言う事も。
もう、最悪の類の人間に、落ちてしまったのだから。
しかし、些細な嘘位ならこれまでだって何度もついた事はあったが、この様にして嘘で嘘を塗り重ねる事に、これ程までの労力を使うとは思ってもみなかった。
一つ嘘を重ねる度に、嘘をつく事に抵抗感は薄らいでいく。
その反面で、自分のついた嘘の辻褄合わせに苦労する事になる。
遥貴は深く溜息を吐いた。
面倒な事を嫌う遥貴にとって、これ以上面倒な事はなかった。
しかし。
警察の動きが気になるのも事実だった。
警察の捜査は、何処まで進んでいるのだろうか…。
新聞にあった、金本が詐欺容疑で逮捕された記事を見つけたのが一昨日だった。
きっと、山田の犯罪歴は調べられているだろうから、もしかすると、金本は、詐欺の方からではなく、山田の捜査の方からあの自転車で、金本に辿り着いたのかもしれない。
そうだとすると、狙い通りではあるのだが、しかし、それも、ほんの僅かな時間稼ぎにしかならないだろう。
水城の元にも警察が行っているだろうし、そこから被害者の関係者を辿って、ここに刑事が訪れるのも時間の問題だ。
水城康太…
遥貴の脳裏に、その男の顔が浮かんだ。
とにかく、刑事の顔が分かるだけでも、今後、動き易くなる筈だ。
そう思った遥貴の脳裏に、次に浮かんだのは沙羽だった。
遥貴は固く目を閉じた。
沙羽とは、一番誰にも会いたくない時に出会ってしまった訳だが、その時は、もう二度と会う事も無いだろうと思っていた。
なのに。
まさか、兄である黒谷基の転属先にいるとは、まさか、思いもしなかった。
黒谷から話を聞いて、想像を絶する程の厄介な女だという事が分かって、遥貴は、黒谷に対して本当に申し訳ないと思ったが、その沙羽に泣いてるところも見られてる上、しかも、親が刑事。
ありえないだろ…。
なんだ、この不運さは…。
遥貴は、力ない含み笑いをまた一つ零した。
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