第8話
「どうしたんだよ有野。」
「何がでありますか?」
「何か最後のは元々決めてたみたいな感じだったけど・・・。」
あまりにもいじりがいのない反応だっため誠二も変なテンションになってしまい遠慮っぽいような聞き方をしてしまう。
「それがよく分からないであります・・・。リーチさんと話すと考えなくて済むみたいな気持ちになるであいりますが白夜さんだと・・・気を使わなければいけない感じがするであります。」
(なるほど。)
憧れが強いせいで上手く話せず落ち着いて話せるリーチの方が良いという事か。一つ勉強になった。
「それ俺がどうでもいい人みたいじゃないか。」
「間違っては無いでありますな?」
ムカつくが嬉しい自分がいる。
無意識でそれを感じ取ったがまだ気付いてはない。
そういえばと一つ思い出した。
「結局有野、お前どうするんだ?キラーサーカスってギルドを追い詰めるのに参加するのか?」
「それは勿論でありますよ!」
「それを白夜の前でやってればなぁ・・・。」
勿体ないなぁと思いつつも仕方のない事だ。茶柱の育成に戻るとしよう。
「俺はじゃあ茶柱育てるために草原に戻る。」
「自分で良いでありますか?ログインしたは良いでありますがやる事が・・・。」
「追い詰めればいいだろ。ボーっとしてるだけだぞ?」
「それでいいであります。」
元々変な奴ってのは分かっていたが暇だからってわざわざ自分から暇になるとは思考回路がおかしくなったんじゃないか?
「元々変な奴ってのは分かっていたが暇だからってわざわざ自分から暇になるとは思考回路がおかしくなったんじゃないか?」
おっと思わず思っていた事が口に出てしまった。
「何でありますか!じゃあもういいであります。適当にレベル上げるであります。」
急に怒り出したかと思うと先ほど言っていた事とは殆ど真逆の事を言って去っていった。
男にしては感情の起伏がおかしい奴だなぁと思ったが気にも留めず茶柱の育成に戻った。
その日一日やる事が無かったため茶柱を眺めながらサイトで知ったネットで買った電子書物をこの世界で読みながらのんびりしていると気が付けば茶柱のレベルは10にあがっていた。既に【ドラりん】は一撃で倒せるほど強くなっている。
「そろそろここじゃレベル上がりづらくなってきたな・・・。」
一つの場所を思い出した。
有野と行ったあの場所、しかし万が一の事が起こった場合逃げ切れるのか不安になってきた。最近では中級ポーションもちょくちょく買う様になってきたためデスペナルティがまだ重い。
出来れば一銭も落としたくないためちょっとだけ尻込みをしたが、勇気を出してあの場所へと移動した。
相変わらずモンスターがうじゃうじゃといる場所で今はしかも防具を付けていない。
「茶柱さん俺守りながらお願いしますね。」
いつしかその実力の差から茶柱を敬称で呼ぶようになっていた。
しかしその実力は本物で次々と魔物を倒していく。
「このオオカミ【ドラりん】の3倍はあるじゃん!」
経験値の多さに驚愕しつつその日はずっと狩りながら過ごした。
次の日もあの場所で狩りを続ける。
茶柱の安心感たるや周囲1Mにモンスターさえ近づいてこない。
その日もこうしてずっとしているのかと思ったが・・・そうは行かなかった。
ガサガサ
「あっれは~だれっだ。だれっだ。っだれっだ。」
某悪魔男の曲を口ずさみながら草むらに聞こえる音を確認するために歩くと一瞬にして身動きが取れなくなった。
パニックになり目をキョロキョロと動かし確認する。
「お、おまえwww。古すぎるだろwwww。おっさん無理すんなwww。」
なんかすごい爆笑されてる。
主人が襲われているとペットは反撃をするはずなのだが反応していないという事は何かのスキルなのだろうか。
「誰だよ!」
「俺、キラーサーカスってギルド入っててさぁ。目の前に丁度良い獲物いるじゃん?PKするのは当たり前って感じ。」
(や、やばい!ポーション盗られる!)
「ウッ。」
背後からダガーを刺され、リーチの体力が一気に消えた。
動けず段々と画面が灰色くなっていく。
最後に聞こえたのは「んだよ初心者じゃねぇか。要らねぇよこんなポーションだけの持ち物とか。」だった・・・。
目を覚ましたのは教会だった。聞いてはいたが意外の人が多い。
死んだばかりのリーチを見ながら「こいつもか。」と哀れんでいる。
すぐにリーチは有野にTell(ボイスチャットをするために繋げる行為)を行った。
「ぐやじい!!!!」
「な、何でありますかその号泣モーション。滅多に使わないでありますよ。」
呼びつけたのは出会った所の近くの人がいない下層エリアで、わざわざこのモーションを見せるために人気のない所に呼んだ。
くしゃくしゃの顔がすっかり真面目な顔になり、冷静に何があったのか話す。
「キラーサーカスのメンバーに襲われて暫くデスペナルティでゴールド50%、経験値70%削減とステータス低下だ。暫く出られない。」
茶柱は主人である【リーチ】が倒された事により自動的にペットウィンドウで眠っている。
「PKされたでありますか!?」
「あぁ、それで俺のバッグ漁られたんだけど・・・。」
「そういえば武器がレアでありましたな。」
「いや、それは装備出来ないからか取られなかった。それよりも、何も取られなかったことが悔しい!取られなかった事は良かったけどそれはそれでなんか嫌だ。」
「女々しっ!この人凄い女々しいであります!!!」
有野は顔を歪めリアクションを取る。しかし誠二はそこには何も触れず、自分の思いを伝えた。
「という訳で悔しいからせめてキラーサーカスに一泡吹かせたい。」
「まるで子供の言い分でありますなぁ。それで?」
「白夜とはもう二度と会いたくないからな、情報を横流ししてくれ。」
有野は「うぅむ。」と軽く唸ると少し意地悪な表情をした。
「勿論報酬は出るでありますな?」
今までのリーチの態度や話から分かったがこの人はとにかく自分の儲けになる事を考えている。他人の助けになるという事は殆ど考えない。そこを突いたのだが見事に急所だったようで
「前に手伝ったじゃないか。」
「お願いはしたけど依頼じゃないでありますよ。」
「あ、お前そういう事言うんだ。へ~。」
誠二はイラっと来たため煽るが今の主導権は有野にあるため、全く効かない。
「まぁ嫌だって言うなら自分もわざわざ居場所やら教える義理は無いでありますし。それじゃあこれで。」
「あっ、ちょ、分かった。」
誠二は行ってしまう有野を引き止め、苦い食べ物でも食べたような表情で報酬の事について考える。
と言ってもバッグの中にあるのは貰った武器とポーションのみ、武器はいつか使うかも知れないからここで渡す訳にはいかない。
「ポーション・・・。」
「何個でありますか?」
誠二を操るリーチは3つの指を立てて数を示す。
「中級ポーション3つでありますか、中々・・・。」
「初級...。」
有野は思ったよりも奮発するなぁと思ったらボソリと聞き捨てならないような事を言いだした。上手く聞こえなかったのともしかしたら幻聴かも知れないと思い、もう一度誠二に尋ねてみる。
「え?何て言いました?」
「・・・初級。」
「はぁ!?初級ポーション3つ!?誰でも買えるような数じゃないでありますか!ちょっとバック見せてくだされ!」
リーチのレベルでは今どれぐらい進んでいるのか分からないが始めて1週間も経てば中級ポーション2つぐらいは捻出できるはずだとリーチにバッグのウィンドウを送ってもらう様に頼む。
送るにはバッグのウィンドウを見せたい相手の方角に押し出せば良く、サイトを見ていた誠二にはやり方を知っていた。
有野はリーチのバッグを見ると初級ポーションが12個、中級ポーションが1個と物凄く寂しい。
これをSNSにでも上げれば少しは人気が出来るかもしれないほど衝撃的だった。
題名は「知り合いの初心者のバッグがwwww」が丁度良いだろう。
「え?遅すぎじゃないでありますか!?」
「お前そういう所だぞ。もういい。」
「あ~分かったであります!それで手を打ちます!」
声のトーンからして本当にショックを受けたようで、リーチはそっぽを向く。
有野はからかったという負い目から立場が逆転してしまう。
誠二は振り返ると無表情で余裕のある顔をしていて有野は思わず(はめられた!)と感じる。
「取りあえず場所だけ教えてくれれば後は俺がどうするか決めるから。」
「居場所に関してはもう分かっているらしいでありますよ。」
「それは本当か!?」
リーチの目がここ一番に見開く。
「今日発表みたいなのでまた明日で良いでありますか?」
「あぁ、頼む。」
「今日も【ドラりん】の育成で?」
「茶柱だぞ?」
「じゃあ茶柱の育成で?」
「そのじゃあって言うの止めてくれないか。どうでもいい感じがする。」
(うわぁ。)とその感情が表情にそのまま反映されて有野の顔は嫌いな虫を見るような表情になっていた。
ならどういうべきか考えているとリーチから
「一緒に来たいって言うんだろ。前は悪い事をしたし今回世話になるからな、何も言わない。」
リーチから言われるとは思っていなかったので有野は一瞬あっけに囚われていたがすぐに意識を取り戻し、顔がにやける。
「今日の作戦会議は17時からなのであと3時間ほどだけでありますがよろしくお願いするであります。」
誠二は宣言した通り、付いてくる有野に何を言わずにいつもと同じように茶柱にモンスターを狩らせてその間に本を読んだり勉強したりして過ごした。
その隣では有野も一緒に本を読んだりダラダラとつまらない時間を過ごす。
その間に何度も(こんな事楽しいのかね。)と思ったがやめておいた。
その後ずっと茶柱と一緒に草原にいると明日と言っていたが有野から「せっかくなので今日話すであります。」とチャットが飛んできた。
「茶柱戻れ。」
誠二がそういうと茶柱は消えて、ウィンドウの方に戻っていった。
結構倒したがペットはまだこの茶柱一体でそろそろ新しいペットが欲しくなってきたなぁと感じながら有野のいる所まで歩く。
有野は相変わらずポータルの傍のちょっと離れた人が少ない所で一人でポツンと立っている。
「寂しい奴だなぁ。俺しかいないのか?」
「なんでせっかく教えてあげようとしている時に開幕煽りから始まるでありますか!!どうせリーチさんだって自分しかフレンドいない癖に。」
「いるんだよなぁ・・・。」
この発言だと有野のフレンドはリーチただ一人という事になる。本当に可哀想な奴だ。
「負けた・・・。」
有野は敗北感を噛み締め、呑み込むと本題に入る。
「自分達が会った下層エリア、ありますでありますな?」
「ややっこしいなぁ。あるな。」
「地図を持ってきたので印をつけて渡すであります。」
そう言うと有野は地図を取り出しペイント機能で場所を赤いインクで丸をするとそれを誠二に差し出した。
「・・・結構近いな。」
下層エリアというだけあって一目が付かないのかかなり堂々とした場所にある。それだけに後ろめたさが無いという事が分かる。本人達は本当にただの遊びでやっているのだ。
「どうするでありますか?」
有野が若干の不安そうな声をしながら尋ねる。
どうするも何もこれから考える所で一人で何かするもよし白夜と共闘して捕まえるのも良し。ただそれだけだとつまらない。
「追い込み漁したいよなぁ。」
「追い込み?よく分からないでありますが自分が手を貸さないでありますからな。」
「あぁ、助かった。」
有野は急いで宿屋へと向かっていった。
その間、誠二は地図を見ながらひとりでブツブツとどうするべきか考えていた。
誠二が考えているのはあいつらを何かしらの方法で追い込んでその間に白夜に捕まえさせるというのを考えていた。
そうすることで裏でこの出来事を操っていたという優越感とあの俺のバッグの中身をあざ笑っていた奴に仕返しが出来る。いや、あいつだけ捕まってくれればそれでいい。
しかしその情報量が圧倒的に足りない。まずは情報を仕入れ、それから一番適切な作戦を考えつかなくてはならないと、ログアウトを済ませパソコンへと向かった。
取りあえず攻略サイトの情報の全てを読むためにその日の全てを注ぎ込む。すると興味深いのがあった。
「何々?アリアドネの封札(ふうさつ)?」
アリアドネとは森に住むモンスターの一体でそれほど珍しくはない。そしてこのアリアドネの封札とは使用することでランダムでモンスターを出現させるかなり面白そうなアイテムだった。
このアイテムの一般的な使用方法は人気の無い所で使用し、移動しなくてもモンスターを狩れるという点だが強いモンスターや弱いモンスターの差が激しく使い物にならない。
それにそこそこドロップするわりにかなりお金になるため売る方が需要が高い。
ただこれを使うにして2つの問題点がある。
一つにこれをどの程度使用出来るのかという点だ。
アイテムの説明欄には回数制限はない様に思える。が、一回だけというなら他の案を考えなくてはならない。
二つ目にどうやって追い込むために移動させるのか、だ。
例え何体も召喚出来たとして勝手に動かれたら元も子もない。
あくまでも出現させるアイテムだからペットのように命令も出来ない。方法としては一度殴る事でターゲットをこちらに指定させ、目的地まで誘導させる。これならペットを使えば最大6体まで可能だ。
そして前提の問題、アリアドネが倒せない!!!
とにかくペットを手あたり次第捕まえて育てて効率的に集める必要があるが誠二が倒さなくてはペットの判定が生まれない。
ただここまでくればあとは意地だ。絶対成功させて見せる。
すぐにログインし直し、【ウルフ】と【タートル】を捕まえるべく急いで準備をする。
今まで茶柱に全部戦わせてきたが今回ばかりは本気だ。
「茶柱HPギリギリまで削ってくれ。」
命令するとすぐに目の前の敵をHPが赤くなる所まで追い詰める。それを丁寧に一体ずつ倒していく。するとみるみる【リーチ】のレベルも上がっていった。
茶柱がいる安心感からか、前のように空振りをして被害を大きくすると言ったことは少なく、周りのモンスターを切ってしまっても茶柱が倒してくれる。
予想以上に効率的に倒せると分かってから2時間後・・・
「やっとだ~~!!」
ようやく残る一匹の【ウルフ】も捕まえた。これで手持ちは3体になった。
誠二はそれぞれ【ウルフ】に「湯呑」、【タートル】に「ぬれ煎餅(せんべい)」と名付けた。
二匹ともレベルが1のため、これではまだ使えないと茶柱と共に狩らせていく。
湯呑は持ち前の足の速さと攻撃力の高い鋭い牙のおかげで早く狩れるかもしれないがタートルは防御力は他と比べて圧倒的に高いが足が遅く攻撃力も低い。
(偏りが出るなぁ。)と思ったが結果はどうやら3匹は一つのパーティーの形になっているようで経験値も3糖分だ。ただ余った数は切り捨てというのはちょっとストレス。
茶柱と湯呑は凄く早く狩るため経験値は以前よりも増えてはいるがぬれ煎餅のせいでちょっとばかり美味しくない。
「ぬれ煎餅、お前は手あたり次第にモンスターに攻撃してモンスターを集めてくれ。」
誠二はその防御力を生かし、敵を集めてある程度溜まったら一気に倒してしまおうと考えた。これはプレイヤーでもある「タンク」という役割と同じだ。
どうやらちゃんと機能しているようで20体ほどのモンスターがタートル目がけて攻撃をしてくる。
最初は体力の削れ具合が半端じゃなかったためポーションを2個ほど使ったが一気に倒した事でレベルがすぐに上がる事が出来た。
タンクというのは防御力に特化した人が攻撃力に特化した人達を守り、まとまった敵をまとめてその攻撃力に特化した人達が倒すという戦法で理にかなっている。
すっかり【リーチ】のレベルも10にまであがり、スキルポイントが4つもらえた。
前の【クイックステップ】を見るに一つのスキルを最大まで振った方が使い勝手が良さそうだ。
何にするかなぁとスキルウィンドウのスキルアイコンを色々触り詳細をみたりしているが、冒険者というだけあって器用貧乏なのかそこそこのしかない。
「まぁこの【Vスラッシュ】でいいか。」
誠二は適当に決め、【Vスラッシュ】に4振った。
【Vスラッシュ】は【クイックステップ】の移動スキルとは違い攻撃スキルだ。
他のゲームの攻撃スキルは一般的にその攻撃自体がスキルだがこの世界ではちょっとだけシステムが違う。
この世界では「攻撃し終わった追加ダメージ」を差し、この【Vスラッシュ】を例にすると【Vスラッシュ】とはVの字に剣を相手に斬る事で相手に2回のダメージを与えた後、エフェクトとしてそのモンスターにVの字が光って浮かび上がり、1秒後にそれが柱となって爆発してダメージを与える。
スキルにはクールタイムという次に使用できるまでの時間が存在し、一度使用してからそのスキルの決められたクールタイムが経過するまでもう一度使う事は出来ない。
【クイックステップ】の【クイック】みたいな速さを示す名前が付いているスキルは他のスキルと比べてクールタイムが短いがそれでもやはり存在するため、本人は瞬間的に移動していると錯覚するが他の人から見ると瞬間移動して止まって瞬間移動して止まってを繰り返している。
話は終わりにして、3匹それぞれに役割を与えて最も効率的な狩りをさせ、よりよい策があればまた命令を与えるなどして5時間、茶柱のレベルが20の区切りがついたところで止めた。
湯呑とぬれ煎餅はそれぞれ16になっている。3匹で狩りをすると以前の3倍を超えて効率的で、あと2匹も捕まえたいと欲が出るが、同じペットを捕まえても仕方がないのでアリアドネを目指す。
もっと奥深くに進む前に一度ポーションを仕入れてから、入る。
「いた・・・。」
アリアドネは植物で出来た人間の姿をしている。森の中に入っているため迂闊に動けば近くにアリアドネが居た!という初心者も多いと聞くため慎重に足を進める。
「よしいけ!」
事前に命令していた通りに狩りが始まった。
ぬれ煎餅が前線で敵の攻撃を受け、アリアドネの背後から湯呑と茶柱が攻撃する。見事な連携であっという間に狩りが終了した。
経験値を見ると今までのが笑うレベルで貰えて誠二のテンションも上がった。
「お、アリアドネの封札手に入れたぞ。」
確定ドロップではないため運がいいと言える。
開幕から上々でテンションがまた上がった誠二はちょっとお遊びでお試しに使ってみる事にした。
自分がまだ初心者だという事を忘れ、バッグにある【アリアドネの封札】をタッチし、出てきた【使用しますか?】の隣の〇×の片方にある〇に目を付けた。
緊張でちょっと一瞬躊躇ったがテンションが高く冷静さを欠いていた誠二は勢いに任せて押した。
何故その時テンションがおかしかったのか、不思議に思う。普段ならもう少し冷静的で客観的に考えられたはずなのに・・・だからこそこういう惨事が起こったのだろう。
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