第9話彼女の返事
朝 彼女からの返信を見た
開くのが怖かった
まぁ ここで逃げるのは ぼくらしいが
ここでは 逃げなかった
なぜなら 逃げたら 未来が よりとても恐ろしくなるからだ
ぼくは 彼女のメールに目を通した
おぉー
ごめんね
寝ちゃっててね
あのね
わたしの事が好きという気持ちは嬉しいけど 今 恋愛とかに興味がないんだ
だから付き合えないんだ
ごめんね
まぁ これからも 前みたいに普通に話しかけてもらえると嬉しいな🎵
ぼくは フラれた
そして フラれた瞬間から 卑屈が出てきた
これからも 前みたいに普通に話しかけてもらえると嬉しいなと言っているけど
そこまで 話しかけたりとかしてなかったような…
いや 学校で話しかけたことがないような…
つまり わたしに話し掛けないでということか…
あと ごめんねって 何故か 謝られてるんだけど…
まぁ SNSでプロポーズしたのが 悪かったのかな?
もう なにもかも どうでもいい
よし 何が悪かったのか 聞こう!
こんばんは
突然 連絡してしまい すみません
この前の事で ぼくのどういうところが ダメであったのか 教えてほしいです
お願いします
もはや これは ストーカー級に気持ち悪いぞ
まぁ 返事は来なくても いい
そう思っていた
すると 数日後に 返信が来た
う~ん
なんだろう…
正直にいっていい?
あのね 私 告白されるなら 直接言われたいんだ
SNSとかだと 気持ちがちゃんと伝わらない気がしてね
でも 告白してくれた事は嬉しかったよ
でも 今は 恋愛とかに興味がないんだ
これが
彼女との 最後のやり取りであった
このやり取りのあとも クラスは同じであるため 会うことはあっても
彼女は まるで ぼくが存在しないかのように 振る舞った
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