第7話 僕は自身の夢の為に注文住宅を購入すると決めた!(5)

 僕は歓喜だよ。


 自身の心の中で『やった! やった!』と叫んだと思う?


 でも僕は直ぐに我に返り。


 建売りの物件で注文住宅のような、店舗付き住宅を建てる事って可能なのだろうか? と僕は思案したと思う。


 だから僕は山本さんへと。


「あ、あの山本さん?」と。


 スマートフォン越しから声をかけ。


「建売り住宅の物件で店舗住宅など建てる事は可能なのですか?」


 僕は首を傾げながら尋ねた。


「(ええ、大丈夫ですよ。大島様……。私が大島様へと勧める物件の区画は住宅のみだけではなく、一階をお店にする事も可能です。それに今ならば、道路側の土地も抑える事が可能な上に、建物デザインの方は建売物件なので、大島様が思うようなデザインにはできませんが。その代わり材料の方も家の会社が区画の家を建てる為に纏めて購入した物を使用しますから。普通の注文住宅よりも低価格で立てる事が可能です。それにあの区画自体が、二階建ての区画ではなく。三階建ての区画ですから一階はお店で二階、三階を居住スペースにする事が可能かなのです)」


 山本さんがは僕に、丁寧に説明をしてくれた。


 だから僕は彼の話しを聴き。


「山本さん、ありがとう御座います」と。


「これからもお世話になります」と告げ。


 その後、自身の心の中で。


(よっしゃ! やり! これでやっとお店ができる!)と。


 僕は興奮しながら思った記憶があるのと。


「じゃ、直ぐに、区画の方を見せてください」と。


 僕は山本さんを急かした記憶がある。




 ◇◇◇



「大島様?」


「はい、何でしょうか?」


 僕は銀行の奥の商談室へと案内され席に着き。


 最初は僕や山本さん、銀行の方の支店長さんなのだろうか?


 まあ、僕が傍から見ても、銀行のお偉いさんなのだろうなぁ? と思う人と。


 僕の銀行側の担当の人を交えて和気藹々と会話……。


 世間話しと言う奴をしていた僕達なのだが。


 銀行側の担当者の人が僕へと声をかけてきた。


 だから僕は首を傾げ言葉を返した。


「大島様、貴方が融資の相談をされている物件の方も、大変に良い物なので。わたくしどもの方でも大島様への住宅ローンの査定の方は大丈夫です」と。


 彼は微笑みながら告げてくれた。


 だから僕も「そうですか。良かった」と、微笑みながら言葉を返した。


 でっ、その後はホッと胸をなでおろしつつ。


(よかった。よかったよ。これで僕の夢が叶うよ。本当によかった)


 僕は安堵するけれど。


 僕の顔色が変わる事を銀行側の担当者の人が告げてきたのだ。


「只大島様、弊社の住宅ローンを通すさえに、御両親様の保証が欲しいのですが、頂けますか? そうすれば大島様の住宅ローンの方は大丈夫です」と。


 まあ、こんな言葉を告げてきたと思う。



 ◇◇◇


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