他所は余所、家は家

中間試験を終えた、5月終わりのこの日。

まだ梅雨に入る前だというのに少しだけ蒸し暑さを感じる季節になった。昼は太陽も天高く昇り、日差しが熱い昼過ぎ頃、俺と母は二人で父さんのお墓の掃除をしていた。


「暑い〜まだ夏前よ?」

「毎年こんな感じだし、雨よりましだろ」

「そうねえ、あっお隣さんの菖蒲あやめ綺麗ねえ」

「……」


父さんが亡くなったのは10年前、俺が6歳になった日だった。交通事故だった。

幼かったからか当時の記憶はまともに覚えていない。こうして一緒に墓参りに来ている母にも詳しい事などは何となく聞きづらく、結果10年も経ってしまった。それでも断片的に、母が泣いていた姿だけは覚えていた。それが何歳の時に見た記憶なのか、場所さえも分からない。ただ俺はその姿を、じっと見ている事しか出来なかった。その姿に涙しそうになっても泣いてはいけない気がして、必死に涙を堪えていた。


「さ、花も供えたし手合わせて」

「うん」


墓前で手を合わせる。


俺の父である秋久あきひさ、そして母の春子はるこから一文字ずつもらって俺の名前が付けられたということを以前父に教えてもらった。5月も終わりの頃に“はる”という字が入っているのを不思議に思い、幼い頃に尋ねた。時期など考えておらず自分たちの名前を入れたいと、両親というより主に父が名付けたらしい。思えば、仲の良い両親だったし父は母にべた惚れだった気もする。そんな二人が大好きだし、その気持ちはこれからも変わらない。まだ5歳未満の俺に口癖のように“自分の大事な人は自分の手で護れるくらいの男になれよ”と常々言っていた。父にとってその大事な人というのが母だったのだろう。

父のことを、片時も忘れたことはない。ただこの日墓前に来ると、やはり色々な思いが込み上げる。


「じゃあ俺これ片付けてくるから」

「うん」


借りた水桶と柄杓ひしゃくを片付けに先に墓前を後にする。父の墓参りに来た時、何となく母と二人きりにしようとした所それが定着した。昔はそっと涙ぐんでいたけれど、何年か経つと涙を流すことはなくなった。それでも少し悲しそうな顔はするが、父に話し終えると俺の元には笑顔で帰ってくる。


「はあ〜暑い! どっかでご飯食べてこ!」


近くのファミレスに寄り、日が少し陰るまで室内で過ごす。とはいえ冬より日が伸びて来て、午後4時を過ぎてもまだ外は明るかった。バスに乗って地元まで帰って来るともう午後5時近く。近所の公園に差し掛かり、隣を歩いていた母が急に足を止めた。


「どうかした?」

「あ、あれ? お財布がない!」


鞄を漁り洋服のポケットを外から叩いてみても表情は焦りと動揺のまま。一応俺の手荷物も見るが、もちろん持っているはずもなく。


「もしかしてファミレスじゃない? お会計してから母さんトイレ行っただろ。その時テーブルに置きっ放しにしたんじゃ」


もしそうなら、その時点で俺も気付かなかったというのは不覚だ。


「ちょっと母さん探してくる! あんた先家帰ってて!」

「分かった、気を付けて」

「ごめんね〜!」


母は走ってバス停へと向かって行った。公園から帰って行く親子たちに紛れて俺も家へ帰ろうとすると、その公園から小さく泣き声が聞こえた。見るとベンチに男の子が座って泣いていた。辺りを見回しても誰も彼に声を掛ける様子もなく寧ろ気付いてさえいない。よく見ると影も少し薄い気がするし、足元を見て確信した。

西日に照らされながらも陰がなかった。


あーこの子亡くなっているのか、誰も彼に気付いていないし彼本人も泣くばかりで周りの様子など見ていない。このまま帰ってしまえばいつかは死神が迎えに来るだろうし、放っておいても何も問題はない。


はずなのに。


俺は自動販売機で適当にジュースを買い、彼の横に腰掛けた。一瞬こちらを見たが、まだ人がいるので話しかけることも出来ず、とりあえずジュースを飲んだ。暫くして公園から人がいなくなり、ようやく声を掛ける。


「君、どこから来たの?」

「おにいちゃんだれ?」

「…“はるひさ”って言います。君の名前は?」

「ぼくは、あきと」


父と同じ“あき”という文字が入っているだけで親近感が沸いた。俺はより彼をどうにかしたいと思ってしまう。


「あきとくん、どこから来たのか分かる?」

「ぼく、きょうパパとママとおかいものしてたの。でもぼく、まいごになっちゃって…」


以前死神がいた時、人は亡くなった直後は体のすぐそばに魂があると言っていた気がする。けれど稀に思い出の場所に赴いてしまうことがあり、その結果お迎えに上がるのも遅くなってしまうと。もしかしてこの公園は、彼が両親とよく遊びに来ていた場所だったのかもしれない。“かいもの”というのも生前の記憶だろう。その最中に何かしら起きて彼は亡くなってしまったのか。しかし彼は自分がどういう状況か理解しているわけでもなく、俺も説明しづらかった。


「どこでかいものしてたの?」

「となりまちのね、でぱーとにくるまでいったの!」

「隣町…」


すぐに携帯でネットを開き検索ワードに隣町の名前と“事故”と検索してみた。すると小さい記事ではあったが、今日の午後隣町のデパート付近で交通事故があった。信号無視した車が家族三人を乗せた車に衝突した、とある。その車がおそらくあきとくんたち家族が乗っていた車だろうが、記事はそこまでしか書かれておらずあきとくんたちのことは書かれていなかった。彼の両親は助かったのだろうか。

事故現場を見に行けば何か分かるかもしれないが、たとえすでに亡くなっているとはいえ、彼一人をここに置いて行くことは出来ない。声を掛けてしまった以上迎えが来るまでは一緒にいてあげたい。


「かいもの楽しかった?」

「うん! へんしんべるとかってもらったんだ! ぼくきょうたんじょうびなの!」

「…そうなんだ」


皮肉なものだな、なんてドラマみたいな台詞が頭を過った。父と同じ“あき”という文字、そして俺と同じ誕生日。また、不思議な出会いをした。

そうこうしている間に日も沈み始め、母から財布が見つかったとメールが来ていた。もしあのファミレスだったとしたらあと数十分で母がここを通りかかる。その時家に帰らずベンチに座っている姿を見られると不審に思われそうだ。泣き止んで笑顔で話している彼とは裏腹に焦燥感に駆られていた。


「…おにいちゃん、どうしたの?」

「え?」

「もしかして、おにいちゃんもまいごなの?」

「いや、えっと…」

「よしよし。あれ、おにいちゃんにさわれない…なんでだろ?」


「それはあなたがもうこの世に存在していないからですよ」


目の前に現れた黒い影、黒いマントを被り大きな鎌を携えている。死神だ。けれど俺の知っている死神ではない。眼鏡のようなものを掛けて、顔色は悪いものの髪型はぴっちりと整えられていた。まるでよく思い描くような“上司”の風貌。

あきとくんは呆気にとられたような表情で死神を見上げるも、握られた大きな鎌を見て徐々に顔が崩れ始め、


「おっ…おばけええええええ!!!」

「な!? おっお化けとは失礼な! 私はれっきとした死が…」

「おばけいやあああああ!! パパー! ママー! うわあああああん!」

「いや、あの、ちょっ…」


「……」


あれだけクールな登場をしておいて数十秒後に子供が大泣きして狼狽えている。言葉からして冷徹なのかと思ったが、案外そうでもなさそうだ。ただこの状況で俺が出来る事はなく、二人のやりとりを見ているしか出来なかった。すると死神は俺の視線が本来視えていないはずの自分らに合っていることに気付いた。「貴方、もしや私の姿が視えているのか…?」とこれまた在り来たりな反応をされて「はい」と返事するしかなかった。そして彼は咳払いをして気を取り直す。


「貴方は私を怖がらないな。どんなに霊感のある人間でも、死神とあれば多少なりとも動揺するものだが」


あなた以外の死神と数日過ごしたことがあるので。


「少し影が薄いが亡者ではないようだな…」


何て失礼な奴なんだ。前にも少年に同じこと言われたな。


「見え過ぎるのも良くない。生者は生者らしく生きていなさい。あまりに干渉することはおすすめしない」


確かに、以前の死神がいなくなってから明らかに亡くなった魂を街中などで見かける事が何度かあった。しかしあくまで他人なので特に話しかけたりしない。話したところで何が出来るわけでもないからな。ただ今回は、一人で泣いている彼をどうも放っておく事が出来なかった。何故と言われればかわいそうだったという理由だろうか。

けれどもこの死神の言う通り、俺が彼に話しかけずともいずれ彼のお迎えに来ていたんだ。無闇に干渉してはいけないというのも何となく分かる。

干渉したとて、俺は彼を助けることなんて出来ない。


「それじゃあ、俺は帰ります」

「ああ、それが良いだろう」

「おにいちゃん、おうちかえるの…?」

「「……」」


また泣き出しそうな目でこちらを伺っている。その間にもどんどん日は暮れて辺りも暗くなる。この子は自分がすでに亡くなっているという認識がないため、この後死神にあの世へ連れて行ってもらうにしても“自分は誘拐されている(知らない人に連れて行かれている)”とより不安になってしまうかもしれない。残酷ではあるがやはり現実を伝えるしかない。


「あのね、あきとくんはその…このお兄さんと一緒に行かなきゃいけない場所があるんだよ」

「どこ、それ?」

「えっと…ごめん、おにいちゃんも分からないや」

「…パパとママにあいたい」

「……」


「会えるかもしれません」


「え…それって」

「…おばけさん、それほんとう?」

「お化けって…ええ、あくまで可能性ですが」


ちょっと待て。


あきとくんが喜ぶ傍らで表情が意図せずとも険しくなった。あきとくんはすでに亡くなっていて、本来彼らの姿は生きている人には視えない。視えるのはあちらの世界へ連れて行く死神やその類の者、霊感のある者、そして俺みたいに突然変異に視えてしまった人。あきとくんのご両親は霊感のある人たちなのだろうか、そんな人は案外たくさんいるものなのだろうか。でなければこの死神の言葉の意味は、


「彼のご両親はすでに亡くなっています。先程あの事故現場にお迎えに上がった際に“家族3人分”資料があるにも関わらず彼だけいなかったので、随分捜しました」


やはり、そうか。隣町の交通事故、みんな助からなかったのか。愕然としている最中、喜びを露わにしているあきとくんに向けて死神が手を差し出す。その表情は微笑みを向けているようだが顔色が悪いため少し気味悪く感じる。


「さあ、一緒に逝きましょう」


すぐさま返事をして手を取るかと思いきや、彼までもが険しい表情を浮かべ始めた。


「…ママが、にはついていっちゃだめだっていってた」

「あー…」


確かに知らないもんな、そりゃそうだろう。俺だって以前別の死神に会っていなかったら悪霊か何かだと思って交番は生者しか多分助けてくれそうにないので神社に駆け込みそうだ。この死神はご両親のいるあの世へ送り届けようとしているだけなのだが、きちんとママの言いつけを守ろうとしているあきとくんも偉い。実際、知らない人には危ないからついて行かないのは正しい選択だもんな。

ただ今回の場合は先程も言ったように状況が状況なだけに、あきとくんには是非ともこの死神について行って欲しい。俺も彼を説得しようと試みたが、一つだけ気になっていることがあった。


「あの」

「何でしょう」

「あきとくんは、ご両親と会う事は出来ませんか?」

「……」


死神は黙り込んだ。

送り届けて行く様を見た事はあるが、その後その人は死神に具体的に何処に連れて行かれて、そしてその場で何をするのかは分からない。死後の世界に関する文献なども見てみたが内容が重なっている箇所もあればそれぞれで異なる箇所もある。要約すると“あの世”というのはかなり広い世界になっている気もする。それもそのはず、亡くなった人が同じ場所に連れて行かれるのだから。

だからこそ、俺はあきとくんがご両親と会えるのかどうか不安だった。

日本の全国各地から、昔のイザナミノミコトによれば最低でも1000人は毎日亡くなっている事になる。その中から自分の両親2人を探し出す、きっと死神は送り届けて終わりなはず。とても小さな子供に出来るとは思えなかった。


「可能性ではなく、必ずだと約束してください」

「…何故、貴方にそんな事を言われなければならないのでしょうか」

「約束してくだされば俺もあきとくんを説得します。今の死神さんより俺の方が知ってる人です」

「それはそうですが…」


死神は渋っていた。自分でも無理難題を押し付けていることは重々承知している。神といえど広いあの世で人間を会わせるなど贔屓どころか手間が増えるだけだ。他にも死後の世界で、自分より前に亡くなった大切な人に会いたいと思う人はたくさんいるはず。それを叶えろと我儘を言っているんだ。本来なら死神は亡者の魂を強制的に連れて行くことだって出来るはず。それをしないのは、あの死神と同じく、この世に未練を残させたくないのだ。そういう点を考えると俺の要求は難題ではあるがある意味正しい申し出だろう。

散々考えた挙句、死神の出した答えは、


「…私が軽々しく申し上げた手前で大変申し訳ないですが、やはり約束は出来ません。ただ、彼がご両親に会えるよう全力は尽くします」


俺も死神を困らせたいわけじゃない。ここまで言ってくれただけ充分だ。俺はあきとくんの前にしゃがみ込んで彼の顔を見上げた。


「あきとくん、このおじさんと一緒にパパとママの所へ行こう」

「パパとママの…?」

「うん。ママたちはこのおじさんがその場所に案内してあげたんだけど、あきとくんが迷子になっちゃって、あきとくんを捜してたんだって」

「じゃあ、しってるおじさん…?」

「あきとくんは知らない人にはついて行くなって言われてたんだもんね。えらかったね。でもこのおじさんはついて行って大丈夫だよ」

「ママたちにあえる?」


「…あきとくんは良い子だもん。会えるよ」


「わかった。ぼく、このおじさんといくよ」


あきとくんは死神の手をしっかりと握り締め、そしてその魂はあの世へと還って行った。ちゃんとあきとくんを連れて行ってくれた。これでご両親と会えればいいのだけれど、きっとあの死神は言葉通り全力を尽くして彼らを引き合わせてくれるはず。そう願っている。ともかくこれで一件落着、そう思うのに。


例え彼をあの世へ送るためとはいえ、嘘を吐いてしまった。

正確には、嘘と勝手な憶測。


あの子がご両親に会えなかったらどうしようとか、それだけでこんなに不快な気持ちにはならない。現実を教えるにも残酷すぎる、けれど嘘を吐いてしまった事実に罪悪感で胸がいっぱいになっていく。

俺はベンチに一人、項垂れて頭を抱える。

これが本当に俺に出来る最善策だったのか? 他にもっと出来ることがあったんじゃないか、死神ではなくただの人間にも出来ることが。


「…春久?」

「……母さん」

「あんた家に帰らないで、こんな所で何してんの」

「いや、…家に帰る途中で電話来て、ここで電話してた」

「そう。縮こまってるから具合悪いのかと思ったわよ」

「ううん、大丈夫」


俺は今どんな顔をしているんだろう。

そう思うと母の顔を見れなくて下に俯き加減で話をしていた。


「この公園久しぶりねー、あんたとお父さんよくここで遊んでたのよ」

「…何となく覚えてる」


母は俺の隣に腰掛け、飲みかけのジュースを勝手に飲んだ。


「昔ここでお父さんがボール失くしてあんた大泣き。泣き止まなくて大変だったわよ〜」

「ボールあったの?」

「お父さんが“絶対見つけてやるから!”って言ってたけど、結局見つかんなくて諦めてたわ」

「…俺かわいそう」

「あっはは! 確かにね」


母が高らかに笑い、何故か少しだけ気持ちが晴れてきた。


「でも子供の頃の記憶、途切れ途切れにしか覚えてなかったでしょ?」

「…もしかしたら、ずっと覚えてたかもしれないじゃん」


「それでも、私はね、大事なのは“失くしたものが見つかる”事じゃなくて、それを見つけてあげようっていう相手の気持ちを感じ取る事だと思うのよね。まあ小さい時にこんな話しても物の方が大事って言われちゃうかもだけも」


いつの間にジュースの缶は空っぽになっており、それをごみ箱に捨てる。母は俺に帰ろうと促し、結局一緒に家へ帰った。

母は強し、まさにその通りかもしれない。


昔この公園で父とキャッチボールをよくしていたことだけは覚えているが、母の話した出来事の一切を覚えていない。だから当時の俺にとってそのボールがどういうものか分からないけれど、俺の記憶にある父から想像するに必死にボールを探してくれたんだろうなと思う。あの時の俺は分からない。けれど今、母の話を聞いた上で父が捜してくれていたという事が嬉しかった。

あきとくんに嘘を吐いてしまった事は罪悪感が残る。けれど俺は彼を無闇に悲しませたかったわけじゃない。彼がご両親に会えるように、この世にいるよりも死神に連れて行ってもらった方がご両親と会える可能性が高くなるから。そう思い、そう願い、彼を見送った。この気持ちに嘘は一つもない。


母のおかげで、心が少し軽くなった。


「春久、夕飯何が食べたい?」

「父さんの好きだった物にする?」

「じゃあ生姜焼きと唐揚げと、ポテトサラダとコロッケと…」

「そんなに食えないよ」

「あの人私の料理だったら全部好きって言ってくれてたからなー」

「昔からやたらと食卓に並ぶおかずが多いなとは思ってたよ…」


他愛のない話をしながら帰路に着いた、5月も終わりの頃。

毎年父さんの命日に一緒に墓参りに行く。

いつも帰り道も一緒に帰っていたが、今日ほど父さんの話を聞いた日はなかった。母さんの中で変化があったにしろないにしろ、俺は父の話を聞ける事が嬉しかったし、もっと色んな出来事を教えてほしい。

片親で苦労してる、とよく言われたり思われたりする。実際苦労しているのは母であって俺自身は何不自由なく育てられた。母は強すぎるんだ。


「ねえ春久」

「なに」

「あんたも高校生なんだしさ、彼女とかいないの?」

「思春期の息子になんて事聞いてんだよ」

「じゃあ友達は?」

「それは…いる」

「良かった。どんな子?」

「学校の人気者」

「へえー、やっぱりどの学校にもそんな子いるのね」


母親と息子の二人で、父親がいない。


でも、父の事を忘れたことはない。


この世に父がいないだけで、いつまで経っても

“三人家族”な事に変わりはない。




「春久、誕生日おめでとう」






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