第61話 変

 朝方、わたしは不意に目が覚めた。ベッドの上でパチパチとまぶたを動かす。なんだか眠くない。このまま起きようかな。

 

 昨日は大変だった。ラムズは落ち込んじゃうし、ジウはいなくなっちゃうし、船にはもう乗れなくなっちゃったし。

 ジウを早く探しに行かなきゃ。誤解させたままじゃ可哀想だわ。ラムズも昨日「ずっと一緒に旅をしていた奴らだから」って言っていたものね。ラムズのためにもみんなを集めよう。


 昨日は訳が分からなくて何にも思わなかったけど、やっぱりみんながいなくなって悲しいわ。いなくなってから寂しさに気付く──も同じだったな。


 早くみんなと航海がしたい。こんなに思い入れが出来た船は初めてかも。みんなに助けられたことが多かったからかな。それとも、今までは独りで旅をしていたから? なんだか変ね。昔なら、誰かがいなくなっても何とも思わなかったのに。いつの間にか大事な存在になっていたっていうこと……?



 そういえばジウにはよく助けられた。無人島の時とか、人間に襲われた時とか。わたしが扉の罠で倒れた時も、ジウが活躍してくれてたって聞いた。


 レオンのことは分からないことも多かったけど、話すのは楽しかったな。なんだかんだ色々な常識を教えてくれて、人魚の差別のことも親身になって考えてくれた。


 ──あ、そっか。

 ──そういうことだったんだ。


 レオンにとっては、きっと同じなんだ。ジウがラムズに裏切られたのを見て怒ったのも、人魚が差別されているのに怒ったのも。

 わたしは確かに、あの時レオンが手伝ってくれるのを嬉しいと思った。自分と関係のない人魚の噂を消す──そんなことをするなんて変だとも思ったけど、でも、やっぱりあれは嬉しかったんだと思う。初めての感覚だったな。ああやって全く関係ない人と同じ目的で頑張るのは。


 人間って素敵ね。『他人のことなのにどうして怒るのか』、じゃないんだ。他人のことだからこそ、レオンは怒ったんだ。人間みんなが他人のために生きているとしたら、それはすごく大変なことだと思うけど、素敵なことだとも思うわ

(あなたがもし人間なら、それを誇りに思った方がいいわ。人間だけにしか出来ない事ってたくさんあるの。人間じゃない人は──、これで人間のことをよく知れるようになったわね。おめでと)。


 わたしには真似出来ないもの。いや、でも真似してみせる。わたしもジウを助けたい。

 


 そういえば、がれた鱗も早く直しに行かなきゃね。あれ、でもそもそも直す意味ってあるのかしら。だってもう鱗は身体に戻ることはないわけで……

(ちなみに、剥がれた鱗はラムズが持っているわ。もちろんちゃんと布に包んでね。き出しで持っていたらラムズが卒倒するわ)。



 掛け布団をゆっくりと開けて、わたしは起き上がった。部屋は薄暗い。朝の光が差し込んでいるけど、光が細いせいか部屋は奇妙な雰囲気になっている。薄い緑色に染まった、ぼやあんとした空間だ。


 椅子の上で、腕を組んでラムズが寝ていた。寝ないって言ってたけど、寝ることもあるのかな。しんと静まった部屋に、ラムズの小さな寝息だけが聞こえている。

 ラムズにベッドを貸してあげようかしら。昨日色々あったし、彼も疲れているのかもしれない。


 わたしはベッドから立ち上がった。ラムズの方に近づいて、彼の肩に優しく触れた。小さく呟く。


「ラムズ」

「んー……、っ?!」


 ラムズは驚いた顔でわたしの方を見る。そして顔を逸らした。でも、わたしは見開いた彼の瞳を


 ──ラムズの左目は、青い宝石だった。



「それ……、どうしたの……?」


 ラムズの眼帯は机の上に置いてある。彼は眼帯を取って寝ていたのだ。

 いつも眼帯に隠されているはずの左目は、サファイアみたいな宝石だった。瞳とほとんど同じくらいの大きさのサファイアが、そのまま顔にはめ込まれていた。もちろん瞳孔なんてない。眼窩がんかが透けて見えることもなく、ただキラキラとそれは輝いていた

(義眼ではなさそうよ。そういう違和感が全くないの。あるべくしてそこにある、って感じ。それに宝石の義眼っておかし──あ、ラムズならたしかにやりそうね。なかなか分かってるじゃない)。



「ラムズ?」

「ハァ。まさか先に起きるとは」


 ラムズはやれやれと頭を振って、眼帯を付けようとした。わたしはその手を止める。


「見せて?」

「なぜ」

「もう一度見たいから……」


 ラムズは溜息を吐いて、こちらに向き直った。

 わたしはゴクリと唾を飲んだ。サファイアの左眼がこちらを捉える。サファイアから目が離せなくなった。まるできらめきに身体をとらわれたかのように。


 顔に宝石がはまっているというのは、少し不気味な感じがした。魔物でもこんな瞳を持つ者はいない。しかも宝石は眼球のように丸いわけではなく、様々な角度の面があるゴツゴツしたやつだ。

 でも、。不気味だけど、自然。宝石が目であることの違和感がない。最初からそういう目なんだって言われても驚かないわ。


 宝石自体はすごく綺麗だ。水のように澄んでいて、色々な角度から光が差し込んでいる。深い青の煌めきは、今まで見たことのある宝石の中で一番美しいと思った。朧気おぼろげな空気のあるこの部屋で、そのサファイアの輝きだけが目立っている。



「綺麗、ね……」

「綺麗じゃない」


 ラムズは吐き捨てるようにそう言うと、わたしの手を払って眼帯を付けた。


「えっと……」

「『なぜこんな目か?』」

「ええ……」


 ラムズは黙り込んだ。右の普通の青い眼の瞳孔が、チラチラと揺れ動いている。顔が影って、彼は静かに机に腕を置いた。


「病気みたいなものだ」

「その……、身体が冷たいのも同じ?」

「ああ? あー、まあそうかな」

「その目、嫌なの? 宝石が好きなのに……」

「はあ?」

「だってそれ、サファイアに見えるわ」

「こんなの宝石じゃない。俺はこの目が嫌いだ」

「そうなのね。でも、今まで眼帯を取っている時は普通だったのはどうして?」

「取る時は一時的に魔法をかけている。カモフラージュの魔法だし、長い間かけておくことはできない。だから普段は眼帯を付けているんだ。──しまったな、見られるなんて」

「寝ないって前に言ってたわよね?」

「ああ。眠気はない。んー……」


 ラムズはコートのポケットから懐中時計を出した。時間を確認したあと、わたしの方を向く。


「あと30分後に起きる予定だった。ハァ」


 ──起きるって、起きる瞬間を決められるわけでもあるまいし。

 ラムズは昨日よりも落ち込んでいる気がした。よっぽどその目が嫌いらしい。たしかに少し変だと思ったけど、綺麗な目なのにな。でも初めて見る人はびっくりするかな……。わたしも驚いたものね。

 ラムズはわたしのことをジロリと睨むように見た。


「なぜ起きている?」

「なんだか目が覚めちゃったのよ。それで、ラムズが寝ているからベッドを貸そうと思って」

「……そうか。もう平気だ。寝る必要はない。俺にとって睡眠は娯楽と同じだ。必要なものじゃない」

「睡眠欲がないってこと?」

「ああ」

「変なの。そういえば、食欲は? 血以外は食べてるの?」

「食欲か。それもあまり必要ない」

「そうなの?! それで生きていけるの?」

「ああ」

「ラムズって変わっているわね。ヴァンピールはみんなそうなの?」

「食べようと思えば食べられるし、寝ようと思えば寝られる。さほど必要ないからしていないだけだ。もう聞くな」


 寝起きだからか、ラムズは機嫌が悪い。ちょっと聞きすぎたかな。でもやっぱり変なんだもの。体温はないし、何も食べないし、寝ないし、目が宝石だし、本当に使族しぞくなの? かといって魔物でもないけど。なんだか生物じゃないみたい。

 

 ラムズは寝なくていいというから、わたしはもう一度布団に入った。眠れないとは思いながらも、瞼を閉じる。サファイアの瞳が、ずっと頭から離れなかった。




 ◆◆◆




 昼前に、わたしとラムズ、ヴァニラ、ロミューで商人のメルケルさんの店に向かった。そこで訳を話し、全員の顔を見てもらう。メルケルさんが「君たちはたしかに嘘を信じ込まされているな」というと、頭にある霧が晴れたように感じた。その霧にさえ、今までは気付いていなかったんだけどね。

 ロミューたちはラムズに謝っていた。ジョーカーのルドに吐かれた嘘は、みんな綺麗さっぱりなくなった。


 わたしもようやく思い出したけど、ルドは最初あんな話し方(「~っす」っていうやつよ)じゃなかったわ。しかもルドがルテミスだと思っていたけど、当たり前に違うわよね。

 ジョーカーの嘘って怖い。絶対に違うはずのことなのに、そうとしか考えられなくなっているんだもの。


 ラムズは宝石の犯人だとルドに怒っていたけど、彼がどこにいるのか今は分からない。レオンやジウたちもだ。

 


 わたしたちは店を出た。

 ヴァニラがロミューの服を引っ張る。


「疲れたの……」

「あいよ」


 ロミューは彼女を右肩の上に乗せる。さっきもヴァニラはずっとロミューの肩に乗っていたのだ。店の中だから降りていたけど、まだ乗っていたかったらしい。


 ロミューはラムズの方に向き直る。


「船長、本当にすまなかった」

「気にしていない。ジョーカーのやったことだ」

「そうか。それならいいんだが……。じゃあ、俺たちはヴァニラの酒を調達してきてもいいか?」

「ああ。世話をかけるな」

「いいんだ。ヴァニラはまだ小さいからな。15時頃にいつもの小広場でな」

「分かった」


 ヴァニラはロミューの上でにこにこと笑っている。彼女の手にはいつも通り酒瓶がある。ロミューも大変ね。まるで子供のお守りみたい。

 ロミューは片腕を上げて、その場を去っていった。



 わたしはずっと気にかかっていた、ジウのことをラムズに言うことにした。

 いなくなったのは昨日だ。まだそんなに遠くには行っていないかもしれない。ジウだって元海賊なんだから、そう簡単に職が見つかるはずもない。どこかの船に乗るか冒険者になるか──。


「ラムズ、早くジウたちを探しに行きましょ」

「なんでだ?」

「なんでって……船だって動かせないんだし、ジウの誤解を解かなくていいの?」

「次はベルンを目指す。ベルンなら陸を歩くしかないだろ。まだ海には例の渦があるかもしれないしな。だから船はいらない。冒険者ギルドの掲示板に伝言でも書いておけば、いずれ見るだろう」


 ラムズは飄々ひょうひょうとそう言ってのけた。

 昨日はあんなに悲しんでいたのに、もうその感情は消えてなくなったってこと? それとも、ジウを助ける気は最初からないの?


「どうして誤解を解かないの? あれはジョーカーの仕業だったのよ。それを知らないジウは、ずっとラムズに裏切られたと思って悲しみ続けるわ。彼に伝えてあげなきゃ。他のルテミスだってそうでしょ」

「どうして人間が言うようなことを言う? 俺の運命は、ルテミスは探さずにこのままフェアリーに会いに行けと言っているんだ。それに、ジョーカーが現れたのも全ては運命だ。受け入れるしかない」

「でも運命を無視することだって出来るでしょ? 可哀想よ。ちゃんと探しに行きましょうよ。それこそ、同じ船員だったんでしょ」


 ──あれ。

 でも、たしかにどうしてわたしはこんなことを言っているんだろう? ジウを助けたいって思ったんだけど……。なんだかレオンの感情が移っちゃったみたいだ。


「ジウが泣いていたのか? だからメアリは、なんとかしようとしているのか?」

「ど、どういうこと?」

「人魚は悲しみに同情するんだろ。それこそ人間のように、相手の悲しみを慰めようとするんじゃないのか?」

「そうかも……」

「悲しみの時だけ人間のようになるのか。ある意味面倒だな。だがとりあえず、俺は行かない。行く必要がない。いつかどこかで会えるだろ」


 突き放したような言い方に、わたしはさらに疑問を持った。

 やっぱりレオンの言う通りかも。ラムズって変だ。どうしてここまで薄情になれるんだろう? それともわたしがレオンに似てきたの?

 人間は他者に影響を与えるってよく言うものね。わたしもレオンに言われて、人魚の噂を消す努力を始めようと思ったわけだから。



 それよりラムズだ。わたしは彼の顔を下からのぞくようにして見た。ラムズは瞠目どうもくして、「何だ」と不機嫌そうな声を出す。


「ラムズ、変だわ。どうしてそんなに薄情になれるの? わたしはジウのことを探しに行くわ。鱗だって、もう変えなくてもいいもの。落ちちゃったものは身体に戻らないし」

「は? 待てよ。何を言ってるんだ? ジウを探しに行く? 俺と一緒に来ないのか?」

「ええ。わたしは探しに行く。今まで一緒に旅をしてきた奴らだって、ラムズも昨日言っていたじゃない。それなのに見捨てるの? 今回のことは誤解だったんだから、ちゃんと伝えるべきよ」

「だが、今誤解を解かなくてたっていいだろ。船は使わないんだからジウたちは必要ない。あとで落ち会えればそれでいいじゃないか」


 わたしは一歩後ずさった。きっと彼を見て、冷たい視線を向ける。


「ラムズってやっぱり、冷たいのね。必要ないだなんて。ヴァンピールってみんなこうなの? ラムズは宝石のことしか興味がないのね。わたしのことも、宝石としか思ってないんでしょ?」


 ラムズにいつの間にか掴まれていた腕を払った。ラムズはまだ何か言いたそうにしていたけど、わたしはその場を立ち去った。

 ジウを探してくれないなら、わたしは彼とさよならするしかない。ラムズは目立つし、きっとあとで出会えるはずだ。そうしたらまた一緒に船に乗ればいい。



 ラムズの元から歩き出してから、ドキリと心臓に何かが打ち付けられた。目頭が熱い。


 これでよかったのかな……。「あとで出会えるはず」って、そのままラムズが言った台詞じゃない。わたしももしかして冷たいの? 間違えたことをしてしまった?

 レオンならこういう時どうするんだろう? もう一度みんなと航海をしたいだけなのに、ラムズとさよならしちゃってよかったのかな。



 わたしはとぼとぼと歩き続けた。ラムズは追いかけてこなかった。

 ──やっぱり彼は冷たいんだ。

 体もそうだけど、心も。ラムズって何を考えてるか分からないんだもの。この前「キスして」とか言ってきたのも全然分からない。誰にもあんなことはしないって言ってたけど、じゃあどうしてわたしにはそんなことをしたの?

 


 なんでバラバラになっているんだろう。もうジョーカーの嘘は全部なくなったはずなのに……。


 知らないあいだに、わたしはある小広場に着いていた。いつも使っている場所とは違うところだ。つまりロミューたちと待ち合わせた場所じゃない。

 広場では色んな人が歩いている。店もたくさんあって騒々しい。子供が遊んでいるのかな、元気な声が聞こえる。でも、それらの声は右から左へ頭の中を通っていくだけだった。



 わたしは噴水の石段に腰掛けた。

 どうしたらいいんだろう。ラムズのこと突き放しちゃったけど、やっぱり違ったのかな。何が正しいの? ジウたちが可哀想だって思うわたしは間違ってる?

 でもじゃあ、ラムズは? 運命を信じているラムズは、間違っているの?


 シャーク海賊団のこと、気に入ってたのに。いやでも、そうよね。わたしは人魚だもの。海賊に戻ることが一番のゴールじゃない。まずはサフィアを探さなきゃ……。

 でもそのサフィアもいないんだった──。


 みんなどこに行ったんだろう。サフィアも、ジウも、レオンも、ロゼリィも。やっぱり違う使族同士じゃ付き合っていけないのかな。考え方が違すぎて、理解ができないんだわ。誰が正しいのか分からない。

 ううん、きっとみんな正しいんだ。だから、誰かが意思を曲げなきゃいけないんだ。わたしもそうだったのかもしれない。ジウの涙一つで、ラムズのことを突き放す必要なんてなかったのかもしれない──。

 もう、分かんないよ。




 ◆◆◆




 あれから、わたしはずうっと石段の上に座りっぱなしでいた。どんなに考えても答えは出なかった。わたしがあの時レオンの手を取らなかったことは間違っていたのか。ラムズを突き放したことも間違っていたのか。


 レオンに「どうして他人のことなのに怒っているの?」なんて言っちゃって、悪かったな。人間はそこが一番素敵なことだったのにね。

 でもそう考えたら、ラムズにも悪いことをしちゃったのかもしれない。「変だ」って言うのも、レオンに言った「どうして他人のことなのに怒っているの?」って言葉と同じよね。ラムズのことも責めちゃった。どうしてあんなこと言っちゃったんだろう。

 ううん、分かってる。それはわたしが、たしかに彼を変だと思ったから。

 

 でも、実際は変なんかじゃないんだ。


 使族が違うんだから、みんな変なんだ。



 みんな変で、みんな、普通なんだ────。




 わたしはどうして今悲しいんだろう。誰もいないからかな。でも、誰もいなかったのなんて今までもずっとそうだったわ。色んな船を渡り歩いても、誰かと共に戦う練習をしたって、わたしの中で彼らとは一線を画していた。

 それがなんで今になって変わったんだろう。もしかして、人魚だって伝えたから? 人魚として振る舞うことが許されたからかな……。


 踏み込みすぎていたのかもしれない。仲良くなり過ぎていたのかも。それが悪いことなのかいいことなのかは分からないけど。


 レオンが言っていた言葉──『仲が良かった人を裏切るなんて』。これは、ラムズがジウのことを助けないのをわたしが変に思ったのと、同じなんだ。

 裏切ったから、みんなバラバラになったんだ。わたしが今まで仲良くしていた人間に裏切られた話とは、訳が違った。だって、わたしはその人間たちとレオンたち、それぞれに全く違う感情を持っているもの。

 みんながいなくなって、悲しいんだもの。


 ──レオンたちのことは、仕方がなかったって割り切れないんだもの。



 これも全部、関わりすぎたからなのかな。それとも、ジウの涙を見たせい? それともレオンに影響されたの──?



 それより、こんなことをしている場合じゃないわ。早くジウを探しに行かなきゃ。そのためにラムズと離れたんだ。

 わたしは噴水の石段から立ち上がる。心臓が震えて、喉がきゅっと締まった。


 ラムズもジウも、レオンも、あんなこと言って──ごめんね。



 視界が海のように潤んだと思ったら、ぽたりと雫がてのひらに落ちた。

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