もふり

もふもふ、もふぁん


口のなかに広がる芳香とふんわりした食感

その柔らかさにこの身が蕩けそう…


もち、もち…もっちり…♪


噛めば噛むほど、純白の羽毛布団の極上の軽やかな海にダイブしたみたい…


はぁん、マシュマロおいしぃのぉ…

もっとほしぃのぉ…

ねえ、もっと、もっとぉ…♪


――


「…こ、これがオーク専用と謳われた伝説のマシュマロ―マシュ=マーロの不思議なマシュマロ―まさかここまで効果覿面だったとは……」

「いやーでもあれちょっと不気味の谷超えてるっすこわいっす」

「しかしこれでようやく魔王城に一歩近づくことができる…長い、長い、長い道のりだった…俺たちがここまで到達するまでに、アリエール、ミナ、まーや、キット、カット、カツ子、、、」

「なげぇよしかも全員女じゃねえっすか。いやそんなことより早くとおりましょうっすよー。重大な副作用があるってマシュマロさん言ってたっすよー」

「――そう、そしてマシュマロ、君の胸もお尻も名前の通りすばらしかったが、君が作ったマシュマロが俺たちの旅路を照らしてくれるひとつの光となった――本当に、ありがとう…」

「さりげなくとんでもないこと言ってるっすがまあ目をつむりますっすがもうそろそろやばいっすよ勇者どーあ、」

「あ?…どうした魔法使い」

「ほらあっちっす」



はぁぁぁあん、マシュマロもっとほしぃのぉ…

ねえ、もっと、もっとぉ…♪

もっとぉ、もっとぉ、もっともっともっともっともっとぉぉぉ♪ほしいのもっとほっしぃのぉおおおおおおおおおぉぉおおん♪


――ズンドコズンドコズドドドドドドドドドドドドドドォオオッ!!!!


『『『マシュマロぉおおぉぉおおおおおおお!!!』』』


「なんだと!?オークの群れがこちらにyってくる…!?!!?なぜだっ、俺たちのマシュマロマシューでとりこにしちゃうぞ☆作戦は完璧すぎる内容だったはず…」

「マシュマロさん言ってたじゃねっすかー、甘美に酔いしれ動きをとめる1分程度、その後は麻薬の禁断症状ににた中毒症状起こしてマシュマロのにおいがする方に突進してくるから速やかに通りすぎろってー」

「」

「いやそんなネットにあるあたまのわるいひとの顔されても困りますっす」


『『『マシュマロぉおおぉぉおおおおおおおよこせぇぇええぇえぁあぁああんっ!(ピー)てでも奪う!!』』』


「に、逃げるぞ魔法使い!俺の貞操が危険を感じている!!」

「ここ全年齢向けにしてるんで不謹慎な発言控えてほしいっす&せっかくここまできたのふがふがふがー!?(口のなかにマシュマロ無理矢理詰められたっすまっず!)」

「マシュマロ作戦は失敗だ!く、くっそーオークめ、覚えてろよ!!」

「(それ勇者が言うセリフにおもえn)ふがふが」


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