アルファポリスから作品を移行させる場合のルビ、傍点を簡単に変換する手順です
白田 まろん
こんなの大した手順ではないので、ご存知の方はスルーして下さい
アルファポリスでアップしていた作品のルビや傍点を、なろうやカクヨム用に編集する方法です。
なお、ルビと傍点が両方存在する場合は、おそらく傍点の方が少ないと思いますのでルビを優先して編集して下さい。
その場合、先に傍点の処理をしておかないと見つけるのが困難になる可能性があります。
★こんなの大した手順ではないので、ご存知の方はスルーして下さい★
基本的にWindowsのメモ帳を使っての手順を想定してますが、テキストファイルの文字列を一括置換できるエディタであればOSは問いません。
※パソコン使います。スマホでのやり方は分かりません。
■アルファポリスから「全テキスト一括ダウンロード」で、「Windows用(Shift_JIS,CRLF)」を選び、ファイルを保存します。
■まずルビの置換方法です。なろうとカクヨムのルビの記法は互換性がありますので、作業方法に違いはありません。
・見た目上の表記
・アルファポリス記法
#ルビはこう__ルビはこう__# (__の部分は半角アンスコ2個)
・カクヨム記法
|ルビはこう《ルビはこう》 (先頭の"|"部分が省略される場合があります)
・なろう記法
|ルビはこう《ルビはこう》
■作業方法
保存したテキストファイルを開き、[編集]→[置換(R)]をクリックします。
1:最初に文字列 "__#" を "》" に置換します。(__#は半角アンスコ2個と#)
※検索する文字列に"__#" をコピペなどで入力し、置換後の文字列に"》" をコピペなどで入力して[すべて置換(A)]をクリックします。
2:次に文字列 "__" を "《" に置換します。(半角アンスコ2個)
※検索する文字列に"__" をコピペなどで入力し、置換後の文字列に"《" をコピペなどで入力して[すべて置換(A)]をクリックします。
3:最後に文字列 "#" を "|" に置換します。(|は半角パイプ、全角でも可)
※検索する文字列に"#" をコピペなどで入力し、置換後の文字列に"|" をコピペなどで入力して[すべて置換(A)]をクリックします。
これでルビの置換は完了です。
1~3の順番を間違えると意図した通りになりませんのでご注意下さい。
なお、蛇足ですが入力する文字列に""(ダブルクオート)は必要ありません。念のため。
【注】ちなみに順番を逆に行えばなろう記法やカクヨム記法をアルファポリス記法に置換可能ですが、カクヨムでは"|"が省略される場合がある(ルビ対象文字列がすべて漢字の場合等)ため、確実にうまくいくとは限りません。
■傍点の記法について、3サイトの記法は以下の通りです。
※置換すべきルビがあるのに、先に以下の作業をやってしまうと台無しになりますのでご注意下さい。
・アルファポリス記法
#それぞれの記法__・__#
・カクヨム記法
《《それぞれの記法》》
・なろう記法
|そ《・》|れ《・》|ぞ《・》|れ《・》|の《・》|記《・》|法《・》
お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、アルファポリス記法からカクヨム記法への置換は簡単です。なろう記法への置換は手作業で行って下さい。
<カクヨム記法への置換方法>
1:まず文字列 "__・__#" を "》》" に置換します。
※検索する文字列に"__・__#" をコピペなどで入力し、置換後の文字列に"》》" をコピペなどで入力して[すべて置換(A)]をクリックします。
2:次に文字列 "#" を "《《" に置換します。
※検索する文字列に"#" をコピペなどで入力し、置換後の文字列に"《《" をコピペなどで入力して[すべて置換(A)]をクリックします。
これで傍点の置換は完了です。
1と2の順番を間違えると意図した通りになりませんのでご注意下さい。
失敗した時のことを考えて最初のファイルをバックアップしておくか、バックアップなしで失敗したら再度アルファポリスからファイルをダウンロードすればいいでしょう。最初からやり直しになりますが^^;
以上です。一人でもお役に立てたら嬉しい限りです。
アルファポリスから作品を移行させる場合のルビ、傍点を簡単に変換する手順です 白田 まろん @shiratamaron
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます