水色の恋35 それは都落ちと言って、本社にいた人が地方に回されるとプライドが傷つき、やる気を失うのと、家族も住み慣れた場所から、地方の田舎には行きたくないので、
水色の恋35
それは都落ちと言って、本社にいた人が地方に回されるとプライドが傷つき、やる気を失うのと、家族も住み慣れた場所から、地方の田舎には行きたくないので、
家庭にヒビが入りうまく行かなくなるのです、
単身赴任すればいいわけで、会社には転勤した人は月に一回会社の経費で実家に戻れる制度を設けているところがほとんどです、転勤した先は社宅になります、
ので家賃はかかりません、二重生活になりお金がかかると思いがちですが、本社にいても管理職は残業もつかず、遅くまで働らかなければならないので、ほとんど、
夕飯は家族で食べることはできません、すでに二重生活をしているのです、月に一回家に帰り、たまに転勤先に妻に来てもらうのです、浮気をしているのでは、
ないかと心配する人もいるでしょう、チェックしに来てもらっえばいいわけです、
本社にいるとなかなか家族旅行にはいけませんが、たまに家族で来てもらえば、大体観光地は地方ですから、家族旅行代わりになるのです、本社にいても家は、
寝にかえるようなもんですから、転勤しても変わらないのです、いろんな所に転勤するという事はいろんな所に会社の経費でいけるという事です、
よく観察すると地方、地方で言葉も考え方も違っていいもんですよ、食べ物も地元のうまいものをたべられます、都会にいると、たとえば果物は箱ずめして、
出荷する為に熟するまえにとります、みかんなどは酸味が残るのです、完熟だと腐るので出荷できません、完熟品は高価です、
魚もしかりです、地元のものは、果物は完熟品、魚は取り立てが安くて食べられるのだからこたえられません、こう考えると辛くもなんともないですよと話した、
のです、純一が、そうですね、私も本社から高知営業所にいって、かつおのたたきを高知で食べたときは、大阪でたべたのと違って美味しいので、現地で食べる、
とこんなにおいしいのかとビックリしましたよ、
そうでしょう、高知営業所がよっぽど住みやすいと思うよと笑ったのです、ところで四国で犯人さがしをやっていたと言っていたけれど、何かてかがりが掴めたの、
と武本が聞くので、四国での出来事をかいつまんで話したのです、
そうか、最近の迂回融資ではなく、もつと前のそれもスケールのでかい迂回融資にカラム、裏献金を鳥越は見つけたというわけだ、それで今回の迂回融資はわかって、
もたいした問題にならないが、数年前の裏献金が発覚すれば、えらい事なので、殺人という乱暴な手をつかったのか、
しかし幸子さんの友達のゆうこさんと言う人はたいしたもんだなあ、警察でもないのにそこまで調べあげ、しかもこの前の地震をお大師様の使いとして、
知らせる役目をはたすとは、でも早川、女性だろうくれぐれも気をつけるようにしなければ、幸子さんの二の舞えにしてはいけないぞと武本が言ったのです、
多分鳥越さんはあのデータが裏献金の名簿とは知らなかったとおもいます、中身は暗号化されていたのです、これを解くヒントをくれたのは幸子さんの、お父さん、
だったのです、ゆうこがそれを全て解き明かしたらしく、政治家の大物が入っていると言っていました、
それが誰だかは聞いていませんが、今彼女に会えばこちらの動きを察知されますので、来週くらいに会って聞こうとおもいますと純一が話したのです、
そうかそれではその人物が解かったら純子に調べてもらおう、高松物産からみだから本社のある大阪の北か南の大箱のクラブに出入りしているはずだよと、武本が、
言っうと、純子が解かったわまかしといてとぽ~んと胸を打ったのです、
それでは今後この店を作戦本部にしょう、来る時はめだたないように別々にくる事、会社ではお互いにこの関連の話はしない事だよ、じや飲もうと武本が言い、
みんなで遅くまでもり上がったのです、
そのころゆうこは昨日のみ過ぎたので家でゆっくりしょうと、ベットに寝転んでいたのですが、裏献金の名簿の中身も解かったしする事ないので、出かける事、
にしたのです、どこに行こうかなと考えていると、携帯電話がなり見ると幸子からである、ビックリしてまさかと思い、もしもしと答えると、
幸子のお母さんだったのです、幸子の携帯が見つかって警察が返してくれたので、その携帯から電話しているのと言ったのです、幸子さんからかと思って。
ビックリしましたよと言うと、ごめんなさい、今整理の為大阪の幸子のマンションに来ているの、整理が終わったので帰ろうと思ったけど、
折角大阪に出てきたので、ゆうこさんに会ってから帰ろうと思って電話したのよ、もし良かったらこちらに来てもらえないと言うので、わかりました、今から、
伺います、30分で着きますから待っててくださいと電話を切り、幸子のマンションに向かったのです、
家を出て駅まで歩いていると、後ろに視線を感じたので、もしかして私を見張っているのかしら、振り返ると気ずかれるので、そ~とバックからコンパクを出し、
後ろをのぞくとサラリーマン風の二人の男が歩いています、わざと歩くスピードを緩めると、二人もあるくスピードを緩め、つかずはなれずついてきます、
あきらかに自分をつけているのです、
ゆうこは面白い、ひとつからかってやろうと思い、駅に入りホームに立つと、二人組は気ずかれないように、左側10メータ位のところに立つています、
丁度ゆうこのすぐ左に4~5人の学生が立ったので、背をかがめその後ろを通りすぎ、彼らの左側にでると、姿が見えなくなったので、ゆうこのいた方を一生懸命、
さがしています、
彼らのところに歩いていき電車が来たので様子を伺っていると、ゆうこが電車にのったのだろうと思ったのか、その二人ずれも電車に乗ったので、すぐ後ろ、
から電車にのると、一人が後ろを振り返ったのでにこ~と笑うとバッのわるそうな顔をしたのです、彼らは気ずかれたと思ったらしく次の駅で電車を降りたのです、
しかし敵はプロでこんな事で諦めるはずはありません、別の組が監視しているのに違いありません、目的の駅を降り、駅前の雑貨店に入り、駅の近くの雑貨店、
なら痴漢撃退用のブザーは置いてあるのではないかと思ったのです、店員に聞くと2種類ほどあります、これが電車用、これが人通りの少ない場所用と言うので、
どう違うんですかと聞くと、
音の大きさがちがいますと答えたので、試していいでかと聞くと、ここではみんながビックリしますので、こちらへと済みのボックスへ案内したのです、この箱は、
防音になっていますので、この中ならいいですよ、終わったらドアを開けてくださいと言ったのです、
中に入り、電車用をおすとけたたましいサイレン音がなり、ビックリしたのです、もう一つのボタンを押すともっと凄い音が鳴りこれならそうとう遠くまで届くに、
違いありません、部屋を出てこの音の大きいもの買ったのです、店員がここの隅に鍵穴があります、鍵でロックをかけると、鍵を刺さない限りとまりませんので、
注意してください、鍵を別なところ隠して持っていれば、緊急時犯人が音を消そうとしても消すことは出来ませんと説明したのです、
店を出て歩いていると案の定一人の男が後をつけています、幸子のマンションの近くには交番があります、そこまで来たときブザーのボタンを押したのです、
けたたましいサイレン音がなり、交番にいたおまわりさんが飛び出してきてどうかしましたかと聞くのでブザーをとめ、すみません間違ってボタンを押して、
しまってと謝ると、ああビックリした気をつけてくださいよと敬礼したのです、
つけていた男を見るときびすを返し遠ざかるように、歩いていったのです、これで痴漢撃退用のブザーを持っている事を知ったので容易には襲わないだろうと、
ゆうこは思ったのです、
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