水色の恋36 幸子のマンションに着き、ドアをノックすると幸子のお母さんがドアを開け、中に入ると何もありません、今引越し屋さんが来て荷物は全部運び出したんですよ、


水色の恋36


幸子のマンションに着き、ドアをノックすると幸子のお母さんがドアを開け、中に入ると何もありません、今引越し屋さんが来て荷物は全部運び出したんですよ、

ここではお茶も飲めませんから外にでましょう、駅前に幸子とよく言ったカフエがありますからそこでお茶しましょうとマンションを出て駅へ向かったのです、


駅前のカフエに入りコーヒーとケーキを頼むと、これで整理もおわりホットしたは、ゆうこさん、時々幸子に会いにきて下さいねとゆうので、ええ、暇を見つけ、

て行きますよと答え、ところで携帯はどこで見つかったのですかと聞くと、幸子の泊まっていたホテルの部屋のクローゼットにカバンがあり、そこに入っていた、

そうです、


ホテルでもクローゼットまでは良くしらべないので、忘れ物を見落としたのだろうと言っていたそうなのと幸子のお母さんが話したのです、茂さんの持ち物は、

それも、やはり茂さんが泊まっていたホテルのクローゼットにあったと警察の人が言っていたと話したのです、おかしい、あの日幸子はバック、を持って茂と、

出ていったので部屋にあるわけがない、中を調べUSBメモリがないので、誰かがその後部屋に侵入し置いたんだ、


海になげいれれば、その日の潮流とあったところから実際の場所が分かり、てがかりを知られてしまい、偽装自殺だとバレルおそれがあるので、考えた挙句。

ホテルが一番いいとおもったのだろう、


そういえば塚田刑事がゆうこの携帯の着暦を調べればどこからかけたか分かると言っていたけど何も言ってなかったわ、分かっているならゆうこに言わない、

はずわない、幸子の携帯をしらべれば何かわかるかも知れない、携帯は証拠品だから返したとなれば、ヤッパリ自殺と断定したんだ、


警察に圧力がかかったんだわ、真田紐の件は無視すると余計疑われるので、お茶に濁しで捜査するふりをしたのかもしれない、お母さん、その幸子さんの携帯、

を貸して貰えないでしょうかと聞くと、いいですよと渡したのです、こんど四国にいったら返しますというと、わかりました、あらこんな時間だわと幸子の、

お母さんが言い、別れを惜しみながら帰って行ったのです、


純一がデータを消去してもある場所に、しるしをつけるだけで本当は消えていない、そのしるしをもとに戻せば見ることができる、但し容量が一杯になると、

上書きするので前の物は潰されると言っていた事を思い出し、


多分犯人は手がかりになるものは消去しているはずだから、このまま純一に渡し、復元してもらえば何かわかるかもしれない、ばかな奴らだ、どこかに捨てるか、

すればいいものを、小細工が自分達の首を絞めるのよと笑ったのです、


それより数日まえ、高知県警の塚田刑事は宿泊名簿を調べて、下山の秘書二人と総会屋の佐藤が宿泊しているのを見つけたが二人ともアリバイがあり、捜査は暗礁、

に乗り上げていた、そしてデカ長に呼ばれ、この件は自殺と断定し捜査は終了すると言われたのです、塚田が真田紐の入手経路が判明していませんがと言うと、

船には使用されているらしいので、


飛び込んだのは船からだと思われる、その船にたまたまあったんだろう、それを結び飛び込んだので外傷がなかったのだろうと言ったのです、また新たな証拠、

が見つかれば捜査は再開すると言ったのです、何か上からの圧力でもかかったんですかと聞くと、


そんな事はないよ、署長には自殺の処理がそんなにかかるのかねとは聞かれたが、圧力ではないよ、この件ばかりに係わっている暇はないだろうと言ったのです、

塚田自体も何かスッキリしないですが、これ以上の捜査は無理だと思ったのです、幸子と茂の両親に自殺と断定した事を知らせ、遺品を返したのです、


数日たって高知県警からの塚田から電話がかかって来て、塚田は自殺と断定したと話した、真田紐の事を聞くと、出所ははっきりしないが、おそらく飛び込んだ、

のは船からでそこにあったのでしょう、又飛び込んだ船は周りにたくさん漁船が繋留してあり、特定は不可能ですと答えた、


幸子がゆうこに電話した場所の事を聞くと、高知から桂浜に行く県道から発信した事が確認されたが、自殺したと思われるば所への移動途中だったんでしょう、

何か新しい証拠がでましたら捜査は再開します、ところで宿泊名簿から他に何かわかりましたかと聞くので、


裏献金の事を話そうとしましたが、これを塚田が上司へ話せば、敵に知られる事となり、必ず圧力がかかるのでしばらく伏せておこうと思い、わかりました、

お世話になりましたと電話を切ったのです、


一週間たったので純一に電話を入れ会う事にしたのです、純一が会社で茂が変な口座を見つけた理由がわかったよと言うので、だめだよ、会社で変な動きをしては、

と言うと、大丈夫だよ、茂さんの親友がいて、彼も今回の自殺に疑いをもっている、


詳しい事は今日の夕方6時に北新地の赤とんぼと言うスナックがあるので来てといい、住所と電話番号を言ったのです、分かった後でと返事をして電話を切ったのです、

ゆうこはそこで新しい味方と出会い、裏の大物との対決がせまろうとしていたのです、



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