水色の恋29 お腹いっぱいになったのかリードギターの東が、ゆうこちゃんもう食べられないよと、横になったので、まりこが、こらこらまだ仕事が残っている、


水色の恋29


お腹いっぱいになったのかリードギターの東が、ゆうこちゃんもう食べられないよと、横になったので、まりこが、こらこらまだ仕事が残っている、

んだよ起きなさいと言うと他のメンバーも、もう飲めません、食べれませんと横になったのです、


しばらく休ませてあげよう、2、3時間もすればまたお腹がすくよとゆうこがいい、30分くらい経ったところで、それでは約束の仕事をやって貰うよ、

私の家でやるので出発と声をかけ、バイト代もだすよと言うと、え~っバイト代もくれるのとみんなが一斉に立ち上がったのです、


それを見た、ゆうこと、まりこは、げんきんな連中だ~と大笑いをしたのです、みんなで家に帰ると、お母さんがいらっしゃい、みんなが集まる、

のは久しぶりねと家に招きいれ、今コーヒーをいれるわと言うので、


お母さん私の部屋では狭いので居間で仕事やるけどいいと聞くと、いいよ、適当に片付けてといい、コーヒーをいれに台所へ行ったのです、

部屋からパソコンを持ってきてセットし、あらかじめ印刷しておいた宿泊名簿をみんなにくばり、


東君は裏帳簿の人物の事務所を調べて印刷し、みんなに渡してと言ったのです、東は絵も上手で、ライブのポスターも彼が一人で作成しており、

パソコンも得意で緻密な性格なのです


それまではみんなはコーヒーでも飲んでゆっくりしてといい、お母さんがコーヒーを持ってきて、伊地知君、指を怪我したそうだけど大丈夫と、

聞くと、痛めた指を動かし、あれ~なんともないな~、焼肉を一杯食べたら治っちゃったと言うので、まあ便利な指だこと笑ったのです、


暫くして出来たよとプリンターで印刷しみんなにくばり、最初にあった下山の事務所を渡したのです、すご~い、なんでこんなに早くわかるの、

と聞くと、僕の作った検索ソフトをつかえばあつとゆうまにわかるよと言うので、どうやつているのと質問したのです、


事務所だからNTTの電話帳に公開している、この裏帳簿にあった名前を比較し住所を調べたのさ、電話帳のデータは無料でインターネットから、

ダウンロードできるよ、同じ名前が複数あるので一緒に印刷しておいたからそれと見比べて、


事務所は住宅地ではなく繁華街にあるはずだから地図とくらべればおよそわかるはずだよ、と言ったのです、すご~いとゆうこが感心すると、

それほどでもないよと涼しい顔をして、僕の役目は終わったからゆっくりしょうと再び横になったのです、


ゆうこも下山の事務所は東京都渋谷区かと宿泊名簿を調べると頭から終わりまで比較すると10分はかかります、宿泊名簿に書かれていた、

渋谷区から宿泊していた人は一週間で5人です、その5人の住所が正しいか地図とくらべると相当時間かがかかります、


みんなも悪戦苦闘しており、ゆうこが一息つこうとコーヒーを飲もうとして東をみるとニヤニヤわらっています、ハツと気が付いて、東君と、

呼びかけると、ドキッとした顔をしたので、


事務所の住所と宿泊名簿の住所をその検索ソフトで調べればあっとゆう間にわかるでしょうと睨みつけると、ばれたか、でもそれを言うと、

僕ひとりが仕事をしてみんなは楽をするなあと言うので、特別にバイト代はずむから早くやってと言うと、OKと返事をしたのです、


みんな作業中止、パソコンで出来るからみんなはコーヒーでものんでくつろいでと声をかけると、東、我々は騙しても、ゆうこちゃんは騙せ、

ないなあとみんなが大笑いをしたのです、


東はまったくまいちゃうよとブツブツいいながら、でもバイト代をはずむから頑張るかと一生懸命キーボードを叩き、よし準備出来た、スタートと、

声をかけEnterキーを押したのです、すぐにプリンターが動き宿泊名簿の住所と事務所の住所が一致するのが3人印刷されたのです、


それには裏帳簿に載っていた人物とは一致しないのです、それは当然でこの裏帳簿に載っていた人物が直接手を下すはずありません、

この三人の内2人が下山の事務所で1人が民間の会社の人物です、いずも幸子の殺害された前日から当日まで宿泊していたのです、


下山、山崎の名前は宿泊名簿にはありませんでしたが、茂のお通夜に参列しているのでどこかのホテルに宿泊しているはずです、

みんなありがとうと声をかけると、ああ楽なバイトだった、ゆうこちゃんバイトだいはいらないよと伊地知がいうと、東も一杯ご馳走になったから、

僕もいいよと言ったのです、


ゆうこがさつきの焼肉屋は安かったから、まだたくさん残っているのでチャンとバイト代は払うよといいみんなにバイト代を払ったのです、

みんなはこれでしばらく飯がくえるよと大喜びしたのです、


しかし又腹が減ってきたなあと東が言うと、お母さんがちゃんと夜食はおにぎりが作ってありますよ、今出しますよとおにぎりと、ビールに、

酒のつまみをテーブルに並べたのです、


ビールをつぎそれでは改めてとカンパイしたのです、ゆうこはもつべきはヤッパリ仲間だなあとつくづく思ったのです、まるで昼間の焼肉、

パーテーの続きみたいで又もや盛り上がってしまったのです、


若い人達ははいいわね、私も仲間にいれてとゆうこのお母さんがテーブルにすわり、伊地知がビールを注ぐとうれしそうに飲んでいたのです、





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る