水色の恋28 大阪の実家に帰るとお母さんが出迎え、無事でよかったわ、それにしても幸子さんはお気の毒に、新聞には自殺らしいと書いてあったけど、自殺する、
水色の恋28
大阪の実家に帰るとお母さんが出迎え、無事でよかったわ、それにしても幸子さんはお気の毒に、新聞には自殺らしいと書いてあったけど、自殺する、
人がゆうこを四国旅行にさそうかしらと言うので、四国で起こった事をかいつまんで話したのです、
そうなの、でも危ない事はしないでね、貴方にもしもの事があったら私は生きていけないわと強く抱きしめたのです、疲れたでしょう、夕食にはまだ、
間があるから部屋でゆっくりしなさい、お母さんは買い物にいってくるわ、今日はゆうこの好きなものを作るよと言ったのです、
部屋に入りベットに寝転んでいると長旅で疲れていつの間にか寝てしまったのです、ドアの向こうからゆうこお風呂が沸いているよ、早く入りなさい、
という声で眼が覚め、うんと返事し風呂場に向かったのです、
小さな風呂ですがは入りなれた我が家の風呂はとてもここちよくて、サッパリして居間にいくと、バンドのキーボートを担当している、まりこが、
お帰り大変な目にあったようで大丈夫、みんなに代わって様子を見にきたのよといったのです、
うん、もう大丈夫だよ、バンドのメンバーも元気と聞くとドラムの伊地知君が指を怪我して現在休業中だよ、彼に代わるドラムの人はなかなか、
いないのよと話したので、そうかしばらくはライブ出来ないわねと聞くと、
大丈夫だよ怪我はたいした事ないのに、彼は大げさなのよ、あんなにドラムが好きなんだから一週間もたてば我慢出来なくなって、練習しよう、
といいだすよとまりこは言ったのです、
そうだよね、あんなにドラムが好きなんだから我慢できるはずがないよねと、二人で顔を見合わせて大笑いをしたのです、お母さんが今頃伊地知君、
がくしゃみをしているよといい、四国で美味しい魚、肉を食べてきたと思うから野菜料理にしたわ、これを食べれば少しは体重が減ってスマート、
になるよと笑ったのです、
見るとロールキャベツを始め野菜料理がならんでいます、さあ、まりちゃんもたくさん食べてねとお母さんが言うと様子を見に来て良かった、
ラッキー、いただきますというので、
ゆうこがライブ休んでいるのでギャラが貰えずバンドのメンバーをお腹がすいているんでしょう、四国で偶然坂本冬美さんと会ってコラボをたのまれ、
ホテルからギャラ10万貰ったから明日メンバーと焼肉パーテーをやろう、おごるわよとゆうと、
すご~い、みんな喜ぶよ後でみんなに連絡するねと言うと、もくもくと食べ始めたのです、食事をしながら歓談しまりこはお腹が一杯になったのか、
メンバーにゆうこが元気だった事と明日のパーテーの段取りをするわというと帰っていっのです、
疲れただろうから今日は早くお休みとお母さんがいったので、うんそれではと部屋にもどったのです、パソコンにUSBメモリを差込、ホテルの宿泊名簿、
を見ると膨大な量です、とても一人では分析できそうもありません、どうしようかと考えて、
ひょっとして犯人がいればまともに自分の住所を書くはずないけど、デタラメな住所もなかなか作れない、多分町名までは本当で後は適当に番地を、
書くのが普通だわ、下山の事務所と山崎の事務所の住所を調べて宿泊名簿と比較すれば一致するものがあるかもしれない、
なければ裏帳簿に乗っていた者は政治家が多いから大体事務所をもっているはず、実行犯は秘書などのそこに所属している者に違いない、しかし、
一人の手作業では無理だなとため息をつき、ベットに寝転んだのです、
そうだ、明日バンドのメンバーと焼肉パーテーをやるので終わった後バイト代だして手伝ってもらおう、我ながらいい方法だなと自分に納得と、
今日は寝ようとベッドに入ったのです、
さつき寝たから眠れるかなと思っているうち、疲れていたのかすぐ寝入ってしまったのです、翌日電話がまりこからかかって来て、みんなは夜まで、
待てないから昼からやろうといっていると言うので、よっぽどお腹すいているのね、分かった1時からやろう、場所はどこと聞くと、
ゆうこの家の近くの阪神電鉄駅前に焼肉やがあるからそこでやろう、一時からやっているか聞いたらやっているというので一時にみんな着いたら、
電話するよといったのです、
1時になり電話が来たので場所を聞き自転車にのり向かったのです、店に入るとメンバーがおおスポンサーが来たぞ大喜びしているので、焼肉食べたら、
私の仕事手伝ってほしいのと言うと、メンバーが、え~、その見返りが焼肉と聞くので、いやならおごらないよ~と言うと、いややります、やらせて、
くださいと頭を下げたので、わかればよろしいとケラケラ笑ったのです、ところでどんな仕事と聞くのでそれは後で言うよ、早く注文しょう
まず生ビール7ハイとこの上焼肉10人前、あとは好きなだけ頼んでいいよとゆうこが言うと、
メンバーの一人がひえ~大ご馳走だ~、3日間分食いだめしょうと張り切るのでみんなで大笑いをしてパーテーに入ったのです、飲みながら、
まりこが四国での出来事を話し、お大師様の使いのゆうこの事を聞いていれば徳する事が一杯あるんだよとみんなに言うと、
一斉に頭を下げ、ははは~とオーバーな返事をしみんなで大盛り上がりしたのでした、
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