水色の恋19 翌日この地震は近畿地方を中心に広範囲に被害をもたらした事がわかってきたのです、ここ香川では知事が緊急の場合の避難を各市町村に呼びかけていた為比較的、


水色の恋19


翌日この地震は近畿地方を中心に広範囲に被害をもたらした事がわかってきたのです、ここ香川では知事が緊急の場合の避難を各市町村に呼びかけていた為比較的、

被害がすくなくてすんだのです、知事が大阪を始め近隣の県に知らせたのですが、お大師様の予言などと信じてもらえず大災害になってしまったのです、


幸子の葬儀もとどこおりなく済ませることが出来幸子の両親を始めほっとしたのです、交通網はズタズタになりしばらくは動くことはできません、お寺に知事が、

やってきて、お大師様の予言は当たりましたね、被害状況を調べましたがおかげさまで香川県は比較的少なくて済みました、兵庫・大阪はひどい状態みたいで、


名神・山陽高速は数箇所橋げたが倒れたり、トンネルが落石して通行不能になっているみたいです、瀬戸内の沿岸は津波により被害をうけているようです、

と話しばらくはこの寺に避難しててください、緊急支援物資を届けますと言い県庁の対策本部へ帰っていったのです、


四国では愛媛・徳島・高知は被害はほとんどなく高速道路も損壊はまぬがれたみたいですが、余震のため通行止めになっています、尚子の執事から連絡があり、

どこも被害はうけていないとの事であった、尚子が高速が通れるようになったら愛媛へ帰りますので、裕子さん達もどうですかと薦めたのですが、


いえ事件の発端はここ高松にあるみたいですからしばらくこちらで調べてみますと言うと、そうですかでも危険な事はしないでくださいと尚子が言うので、

大丈夫ですよ、ここに用心棒がついていますよと純一の顔をまじまじと見つめたのです、


しばらくして高松から松山までの高速道路が開通したので尚子と定信は高松支店の不良債権の事が解ったら連絡しますといい帰っていったのです、

幸子のお母さんがこちらに残るなら私の家を使ってください、何日泊まっていいですよと言うので、それではお世話になりますと幸子の家に向ったのです、


幸子の家につくと幸子の部屋を使ってください、遠慮はいりませんよと言い部屋へ案内し、幸子も喜んでいますよと、少しではあるが明るい表情をしたので、

ゆうこと純一はほっとしたのでした、


早速純一に隠しフアイルがあるか調べてと言いUSBメモリを渡しパソコンに差込み調べたがものの見事に消去してあり何にもありません、それではコピー、

した者を調べるかと純一は言い、しばらくキーボードを叩いていたが、あったよ但し1個だけだな、開いてみるかとクリックしたがパスワードを要求して来た、


これは頭からガードがかけてありパスワードが解らないとひらけないよと純一が言うので、もしかして幸子の残した紙切れにかいてあった数字かしらと、

001245188を入力してと紙切れを渡すし、純一が入力しゆうこが息をのんで見ていると見事に開いたのです、


しかしそこにもなにか数字がならんでいます、01から51までの数字がランダムにならんでいます、何なのと聞くとう~ん解んないなあと純一は頭を抱えて、

います、いいですかとドアをノック音がしたので、ハイと返事をすると幸子のお母さんがもう夕方ですよ、お風呂が沸いていますからどうぞと言うので、

ありがとうございますと返事をしたのです、


じあ純一さん先に入ってきてと声をかけ、あがったら居間にいるから声をかけてと部屋をでて居間にいくとお母さんは台所で夕食をつくっており、お父さん、

は地震のニュースを見ていました、こちらにどうぞとお父さんが声をかけ、大変な事になっていますよ、大阪のご両親は大丈夫ですかと聞くので、


先ほど連絡を取ったらみんな無事で家もほとんど被害はないと言っていましたと答えると、そうですかそれは良かったと声をかけたのです、

ニュースをみると震源地は2箇所あり1つは大阪湾らしくM8.5とのことであり、10メータの津波の為大阪府の3分の1が水没し、多くの人が取り残され


ビルの屋上等で救助を待っており、もう一箇所は播磨灘でこちらはM6.5で瀬戸内海沿岸に4メータの津波が押し寄せたが被害は比較的すくないようだと放送して、

おり、死者・行方不明者は不明とのことであった、


この地震が南海トラフを刺激すれば日本列島に誘発的に群発地震が起きる可能性があり、大災害になるおそれがあると放送していたのです、これでおさまって、

くれればいいがとお父さんは心配そうにテレビを見ていたのです、幸い大きな余震はなく今は落ち着いているみたいです、


しばらくして純一がお先にしつれいしましたと居間にはいってきたので、お父さんどうぞと言うと、私はもう入りましたからゆうこさんぞうぞと言うので、

それでは失礼しますと、風呂場に向かい、洋服を脱ぎ体を洗い、風呂桶に浸かっていると窓の付近に物音がしたので誰と声をかけたが返事はありません、


立ち上がり窓を少し開けて外を見ると小さなすきまからあのリスが入ってきてゆうこの肩に乗ったので、手をだすと手に飛び乗り今度は木の切れ端を渡したのです、

何なのと聞くと大きな目をくるくるまわし、キキキーと鳴き窓に飛び乗り外に出ていったのです、


見ると六角形の木の棒に何か書いてありますが、小さくて拡大鏡でないと読み取れそうもありません、次のお大師様の言葉なのかしらと思い急いで風呂を出て、

みんなのいる居間へ向かったのです、



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